こんばんは。
すいません、どうにもこうにも忙しく、バタバタしている毎日で
普段だと、昼間はケネルと犬たちの世話、夜は事務とかデスクワークをしているのですが
いまは、夜も20時、22時くらいに、もういちど子犬たちをお外に出したり
赤ちゃんたちの離乳食をあげたり、結局、いろんなことが終わって、ああ1日が終わったなというのが
24時近くになってしまって、なかなかブログの更新できていません・・・。
ご無沙汰しちゃってます、すいません。
いまは、ケネルの通常ワーク+子犬たちのお世話に明け暮れております。
お相撲さんの見習いが、相撲部屋に入門すると、最初はヒョロヒョロでやせっぽちだった体が
数年たつと、厚みを増し、ごっついお相撲さん体型になるのには
やっぱり、食べて、運動して、寝て、また食べて、運動して、寝て、この繰り返しを
毎日しているからだと思うのですが
自分のパピー育てもこれに近く、骨太で、がっしりとした、たくましい体、
充分な骨量、しっかりとした頭部に育てるには、とにかく、食べて、食べて、遊んで、休ませて
また食べて、遊んで、休ませてを、繰り返すこと。
質の良いたんぱく質、日光、全身運動。
これらがとても大事だと思っていて、とはいえこの寒波なので
ずっと外に出しておくというわけにもいかず、お外にだし、ちょっと寒がったらすぐ部屋入れて
お昼寝させて、また食べさせて、またお外だしてを繰り返してると、1日があっという間に
過ぎていきます。
やっぱり、春に生まれる子、秋に生まれる子は、育てるのが楽だなっておもいます。
12月くらいに生まれると、3月くらいまで寒くて、外にずっと出ていられないし
でももうエネルギーはありあまって、元気で元気で、はちゃめちゃだし
まあ、なんだか、圧倒的に元気な子犬たちのエネルギーに、たじたじになってます。
10月に生まれた大志とパーシーの子どもたち
男の子2頭、これまでに巣立ちましたが、まだうちにいる兄妹たちもすくすく育ち
クレートトレーニングも、ほぼ、完了しました。
クレートでの1人寝、お留守番の練習なども、おどろくほどスムーズにできています。
もともとのんびり屋さんの性質もあるのかもしれませんが、この子たちは育てやすいと思います。
一方、元気がはちきれんばかりなのは、10月後半に生まれたNavyとKai君の子どもたち。
こちらは、毎日、アジリティのトンネルや飛び乗り台などでつくった小さなアスレチックや
山のドッグランで走り回ってます。
つい先日、フォトグラファーの中村陽子さんが山のドッグランにいらっしゃって
撮影会を行いました。
その様子を、お写真いただきましたので、ぜひ、ご覧ください。
最近、自分の身の回りで、いくつか考えさせられることがあって
自分が最初にお譲りしたジャックラッセルテリアのオーナーさんや、10年越えでお付き合いする
ジャックラッセルテリアのオーナーさんたちと話したり、相談したりして
わかったことが、ありました。
これは、自分が反省するべきことなのですが
たとえば、子犬をお譲りして、あたらしく飼われた飼い主さんが
子犬のことをすごく気にかけてくださって、心配されて、子犬の些細な変化や
体調、便、咳、しぐさなどを、とても細やかに見てくださるのですが
わたし自身はというと、犬たちを愛し、大切に、かわいがっていることは胸を張って言えるのですが
多頭飼育しているので、ある部分は「まいっか」精神というか
今日、ちょっとウンチがゆるくても、成長とともにお腹がおちついてくるから大丈夫とか
今日、ちょっとコホンと咳をしていても、あったかくして栄養つけて休ませれば大丈夫とか
自分が犬育てを通じてしてきた体験をもとに、ああ、これくらいなら大丈夫という
おおよそ、自分の犬たちというのは、健康で、上は16歳からパピーたちまで
とにかく元気で長生き医者いらずという日々なので、ブリーディングにおける健全性の強化
遺伝性疾患をできるだけ排除すること、離乳段階からの頑健な犬に育てることについては
ものすごい強いこだわりとポリシーをもって行っているのですが、日常の病気などについては
あまり強く気に留めずに、いたことに気づきました。
本質的に頑健で丈夫な犬に育てていれば、そして、精神的に安定した日々を送っていれば
強い犬に育つはず。
というような思いがあったのかもしれません。
でも、やっぱり子犬というのは体調を崩しやすかったり、便がゆるくなりやすかったりして
それを、飼い主さんが心配するのは、あたらしく迎えた子犬を思う気持ちや
日々、その子犬と一対一で向き合えばこそ、当然のことなのだなと、おもいます。
自分のなかに
「うちから巣立つ子は、本質的に、つよく、丈夫で、元気な犬だから大丈夫。」
「育ちながら強くなり、強くなりながら育っていく」
というふうな思いが強くありすぎて、飼い主さんたちが気にかけてくださる
犬たちへの気持ちを、同じ目線にたって、理解できていなかったのかもしれません。
これは、反省だなというふうに、思っています。
自分が育てるパピーたちというのは
「売り物にする」ことを前提にして繁殖しているというよりは
自分が今後、未来にリレーしていきたい、良い犬たちを、最良の組み合わせでブリーディングし
大事大事に室内だけで育てるというよりは、骨を育て、筋肉を育て、体を育て、安定した心を育て
10年先、15年先にも健康でいられるような犬を、育てるための、子犬育てをしています。
だから、生肉を食べさせたり、プロバイオティクスを離乳食から与えたり、いろんなことをします。
ドッグフードだけで育てたほうが、お腹をこわしたりするリスクがないのかもしれないのですが
離乳期の食育というのは、その犬の一生を左右するくらい重要なものだというふうに思っていて
そのために、毎食、異なるたんぱく源を子犬たちのごはんにトッピングして与えています。
なんか、長くなってしまいましたが
その子が、一生、元気で、健康に、しあわせに、暮らしていけるだけの体と、心を
自分の手元にいる間に、育てて、あたらしい飼い主さんにお渡ししたいとおもって
やっています。
至らない部分もたくさんあり、飼い主さんたちには
ダメなブリーダーだわと思われることも多々あるかもしれませんが
犬たちに対してできることは、たぶん、ベストを尽くしてやっているつもりです。
送り出した犬たちのしあわせを、いつも、願っています。
犬たちを迎えた家族のみなさんが、この子を迎えてよかったと
思ってもらえますようにと、願い、祈るような思いで、送り出しています。
わたしには、16歳、15歳、14歳、13歳などなど、みんな元気でピンピンしてる老犬たちがいて
犬たちの世話は、子犬だけでなく、老犬介護も毎日のこととなりました。
深夜の徘徊や、ひとりになると寂しくて遠吠えなど、老犬になって見せる行動もありますが
それでも、毎日思うことは、この子たちを家族に迎えて、ほんとうにしあわせだなあと・・・。
16歳の子は、16年毎日、1日も欠かさず、かわいいね、かわいいねと、思っています。
犬たちのプスー、プスーっていう寝息を聞くだけで、しあわせな気持ちになります。
いまでも、この子たちを譲ってもらったブリーダーさんとで会えてよかったなと思っています。
これが、自分の体験の根本にあるので
どうか、わたしのもとから犬を迎えたみなさんが、毎日、この犬を迎えてよかったねと
心の中で思ってくれますようにと、そんな関係が築けていますようにと、願っています。
でも、まだまだの部分もたくさんあるので、より良い犬育てのためにできることを
今後も、勉強していきたいと思います。
2017年のドッグショーが、ようやく今週からはじまり
ケネルも、あたらしい年が始動したという感じです。
今年も、変わらぬ日々を、丁寧に、犬たちを育てていきたいとおもいます。
ここから巣立った犬たちとそのご家族のみなさんにとって
笑いがたえない、しあわせな1年と、なりますように。
ちょっとバタバタして、とりとめのないブログになってしまいましたが
また、ブログ更新します!
<お知らせ更新>
●ジャックラッセルテリア、お譲り可能な子犬がいます。詳細についてはお問い合わせください。
●ジャックラッセルテリア男の子、10か月、11か月、ショーに出す予定で残していましたが
牡ばかり残してしまったので、オーナーさん募集することにしました。
容姿はショーに出す予定で残していたので、抜群に美犬です。
ハウストレーニング、お留守番トレーニング、リードトレーニング済です。
甘えん坊なのでコンパニオンドッグとして、またオーナーハンドラーでドッグショーをはじめてみたい方に
おすすめのパピーたちです。
●ボーダーテリアのチェリーにヒートが来て、今週ブリーディング予定です。
チェリーは今回が最後のブリーディングで、その後は長く待っていただいている
フォスターペアレントさんのもとで暮らす予定が決まっています。
チェリー×Jack(アメリカのみの血統でブリーディングになります)
●ワイアーフォックステリア、受胎確認できました。
●テリアのトリミング、ドッグショーイング、ハンドリングなどについてもお問い合わせください。
<パピーのお問い合わせ/トリミング/ハンドリング/その他お問い合わせ>
* ジャックラッセルテリア パピーオーナーさん募集しています。
clumberup@gmail.com
053-545-0537
子犬をお譲りする際には、お手入れ、育て方など、犬種やその子その子にあった
接し方など、きちんとアドバイスさせていただきます。
犬の幸せを飼い主さんとともに考えるのは、ブリーダーの役目です。
なお、商業としての繁殖を目的とされる業者さんへの譲渡は一切行っていませんのでご了承ください。
子犬の空輸は行っていません。飼い主さんにお会いして、直接のお渡しのみとなります。
ドッグショーを楽しみたい、ショードッグを迎えたいという方、お問い合わせください。
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