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AKC invitational Championship dogshow 21:42
アメリカ、フロリダのオーランドで行われた

AKC Invitational championship dogshowに行って来ました。



アメリカでは、たいていこのショーが1年最後の締めくくりとなり

その年のランキングも決定します。


今年の全米トップランキングは、雄のPadreが1位を決めました。

この子は、わたしが繁殖してアメリカに譲ったTributeの息子です。

雌の1位は、Frostyでした。

最後の最後、AKC showにて、審査員はテリアのスペシャリスト

エリザベス スウェィガード審査員。

北欧やヨーロッパでの審査経験も豊富で、ここだけは勝ちたい!

という、手に汗握るブリード審査。

この一年、フロスティは若いながらもアメリカのビッグショーを制し

ウェストミンスターでは夢のBest of breedを獲得

ほんとに、がんばってくれました。

そして。








審査の最後の最後

なんども歩様を確認したのち

雄の先頭と2番手のフロスティを入れ替え

フロスティを先頭にラウンド。

そのまま、フロスティがBest of breed!!!!!

なんとこの激戦を、フロスティが制しました。

涙、涙、嬉し涙。







ほんとに大事に大事に育てているから、認めてもらえると、うれしいですね。



まだアメリカ帰り疲れ、東京インター疲れがどっと出て

風邪ひいてぐったりしてますが

子犬たちに癒されてます。

美しい子犬たちで、見てるだけでしあわせ…。



また少しづつブログアップしたいと思います〜

では、また〜。



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一瞬も、一生も。 12:01
先日ブログで書いた
 
未熟児、初産、難産、早産、逆子と、いくつもの逆境から生まれて来て
 
いちどは、もう崖っぷちという状況まで行ったけれども、生き返って
 
その後も頑張っていた赤ちゃんでしたが、一昨日、天国に旅立ってしまいました。
 
もう、つきっきりでお世話して、哺乳、カテーテル、保温、保湿、できることは
 
なんだってしたつもりではいましたが、命の決めたことに、さからうことができませんでした。
 
 
最後も、自分の手のなかで、あっためて、マッサージして、お腹もいっぱいのまま
 
だんだんと命の力が、少しづつ、消えていくように亡くなっていきました。
 
ほんとうに最後まで自分の手のなかにいて
 
亡くなった瞬間がいつなのかもわからないくらい、ずっと長いことあったかくて
 
ふくよかで、きれいで、ゆっくりとお別れさせてくれたみたいな感じでした。
 
 
150gないくらいの小さな体で、もう、とにかくがんばったので
 
もう頑張らなくてもいいよっていう気持ちと、でも神様連れて行かないでという気持ちと
 
葛藤がありましたが、ひとときもひとりにさせることなく、ずっと一緒に入られたので
 
後悔ないなあというふうにおもいます。
 
また戻って来てほしいなと、おもいます。
 
 
犬の一生は、たった数日かもしれない、数年かもしれない、10数年かもしれない
 
長い短いを定義することは難しいけれど
 
この子たちの、一瞬も、一生も、誰かから愛され、ぬくもりがあり、頬ずりされ
 
ここにいてくれてよかったなというふうに思ってもらえるものであってほしいと
 
そう思います。 
 
わたしたちはプロのブリーダとして、自分たちの育てる犬たちに誇りをもっているし
 
犬を育てることを通じて、文化を育てることにつながってほしいと思って
 
日々の犬育てをしているけれど、命に慣れる、なんていうことは全然なくて
 
やっぱり、たった数日を共にしただけのチビちゃんが旅立つときには涙ボロボロになってしまうし
 
その後の数日は抜け殻のようになってしまいます。
 
命が決めたことにさからえないことも、自分たちは充分に知っているし
 
あきらめなくてはならないことがあるのも、知っているけれど
 
だからこそ、一瞬も、一生も、できるかぎり大切に、愛し育てたいなとおもいます。
愛されて育った犬は、また誰かを愛することができるようになるはず。
 
愛犬マーヤは、亡くなる前の数時間
 
ずっと自分と一緒に、赤ちゃんをなめたり、頬ずりしたり、気持ちをかけてくれました。

 

自分の育てる犬は

 

もしかしたら、ショードッグとしては不十分なのかもしれない

 

もっとピシっとして、シャキッとして、おりこうさんなほうが勝てるかもしれない

 

でも。



 

人間が大好きで、こんなウェストミンスターの大舞台でも

 

おおはしゃぎしてしまう、この個性を大事にしたいです。

 

 

ブリーダーが育てる犬は、ブリーダーが育てたように、育つものとおもっています。

 

自分は、個性、「個」を大事にしたい。

 

テリアたちならではの、ユニークネスを、大切にしたい。



 

ショーがない日は、山を走り、遊んで育つ、ショードッグ?兼家庭犬。

 


 

 

カイ君も今年はほんとうにがんばってくれたけれど

 

とんでもなくハチャメチャな個性を、つぶさずに、このハチャメチャさを魅力に

 

かえられたのかなっておもいます。

 

 

 

 

Petalもようやくデビューだけれど、この豪快な笑顔がなくならない

 

ショーイングをしていきたいです。



 


 

12月に入り、世界中のジャックラッセルテリアのランキングもだんだんと上がってきました。

 

日本では、牡はカイ君、牝はレインボウが2016年のジャックラッセルテリアナンバーワンになるようで

 

アメリカでは、1位がPadre、2位がAggie、3位がFrostyと

 

わたしの犬や、うちの犬の子どもたちが、全米トップ1~3位を独占して2016年を終わりそうです。

 

Amsterdam Winner ShowではZen君の娘がBOB Puppyに選ばれたようで

 

アイルランドでは、Puppy Of the Yearに、Zen君の息子のNIKEが選ばれたようです。

 

 

自分が、心というか、全身全霊をかけて、とにかく大事に大事に、ほんとうに大事に育てた子が

 

こうして、未来を切り開いていってくれていることに、言葉には表しがたいほどの感動があるけれど

 

同時に、それを支えてくれている、ファミリーのみなさん

 

このClumber Upから巣立った犬たちを、愛し育ててくださっているみなさんへの

 

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

みなさんに会えて、犬たちを通じてご縁ができてほんとによかったです。

 

みなさん、素敵なご家族です。

 

自分が育て、送り出した犬たちが、みなさんの家族を明るく、笑顔にしてくれていることを

 

心から願い、また、感謝します。

 

 

  

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ジャックラッセルテリアのパピーを、当ケネルから迎えたいという方は
 
ご連絡ください。
 
当ケネルでは、見学、面会をして、充分にその子たちのキャラクターや育て方について
  
ご説明をさせていただいたうえで、実際に迎えていただくかどうかを検討していただきます。
 
犬を迎えるというよりは、家族を迎えるという気持ちで
 
一瞬も、一生も、愛し、愛され、許し
 
イタズラも、愛せるか
 
ウンチも、許せるか
 
おもらしも、愛せるか
 
破壊も、笑えるか
 
イタズラも、ウンチも、おもらしも、破壊も、いま元気でいるからできるんだと
 
元気でいてくれることに感謝できるか、そんなことをイメージして
 
家族を迎えてほしいなと、おもいます。
 
 
<パピーのお問い合わせ/トリミング/ハンドリング/その他お問い合わせ> 

* ジャックラッセルテリア パピーオーナーさん募集しています。


clumberup@gmail.com

053-545-0537 
子犬をお譲りする際には、お手入れ、育て方など、犬種やその子その子にあった

接し方など、きちんとアドバイスさせていただきます。

犬の幸せを飼い主さんとともに考えるのは、ブリーダーの役目です。
 
なお、商業としての繁殖を目的とされる業者さんへの譲渡は一切行っていませんので
 
ご了承ください。
 
ドッグショーを楽しみたい、ショードッグを迎えたいという方、お問い合わせください。


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命を扱う。 17:54
また、また、ご無沙汰してしまいました。
 
大阪インターが終わって、そこから風邪ひいて、さらにいろんなことがつづいて
 
今日まで、寝ずの日々がつづいています。
 
でも、がんばった甲斐あって、チビたちはみんなすこぶる元気に
 
たくましく、育っています。
 
サツマイモを買ってきて焼き芋にしたり、じゃが芋をマッシュポテトにしたり
 
ごはんをお粥状にしたり、離乳食もいろんなものをしっかりと食べ
 
やっぱりお肉が大好きで、ラム、馬肉、牛肉、鶏肉、鹿肉、というふうにたんぱく質を
 
ローテーションさせて食べさせていますが、もう、信じられない勢いでお肉がなくなっていきます。
 

 


 


 



 


 





 

 




 

とにかく、元気すぎるぐらい元気でエネルギーが有り余っているので

 

お写真撮るのもほんとに大変。

 

ごはんの前は、お腹すいたの大合唱。

 

大合唱というと聞こえはいいですが実際には、大絶叫。

 

シート変えて、ベッド変えて、全部お掃除して、はいきれいになったね、気持ちいいねと

 

話しかけて、振り向いた途端、またウンチ。

 

雑巾がけして、すっきりきれいになったね、ああ気持ちがいいねと話しかけて

 

直後、またおしっこ。

 

洗濯機も乾燥機も1日中まわりつづけ、人間は働きつづけ、いっぱい食べさせるといっぱいウンチして

 

いっぱい汚して、まあ・・・好きじゃなくちゃやってられないことですけれど

 

 

イタズラすることも

 

ウンチすることも

 

絶叫することも、生きてるから

 

生きて元気だからできることで

 

うへーと思う世話も、いましかできないことだから

 

うへーって思うお世話の一瞬一瞬も、大切にしたいなあというふうに思っています。

 

いまあげるごはんも、いまかける言葉も、いま撫でる手も、いま叱る瞬間も

 

おろそかにしたくない。

 

いま子犬に注ぐなにかが、この子たちの心を育てたり、体を育てるものだから。

 

 

わたしたちが育てるジャックラッセルテリアは、ほんとうにおかげさまで

 

世界中で活躍を見せてくれているし、今年はとくに、アメリカのWestminster K.CでBOB

 

イギリスでは歴史上初めてのグループファースト、日本ではジャパンインターでReserve Kingと

 

目覚ましい活躍を見せてくれましたが、それはほんとうにうれしいことですが

 

まずは、明るく、ほがらかで、健康で、のびのびと、人が好きで、誰からもいい子だねと言われる

 

犬たちを育てることが、いちばん大事なことだというふうに思っています。

 

 

先週の金曜日に生まれた赤ちゃん2頭のうち、1頭は

 

お母さんが初産、難産、早産、さらに未熟児で逆子という超逆境で生まれてきて

 

ずっと人口哺乳していたけれど、一昨日、自分の手のなかで息を引き取りました。

 

だんだんと冷たくなっていくし、体がピンと硬直してきて

 

 

生まれてからずっと人口哺乳してたし、もう悲しくて悲しくて、ムダだとわかってても

 

心臓マッサージして、体をあたためて、生き返って、生き返ってとさすっていたら

 

なんと。

 

冷たくなった体に温度が戻り、固くなった体がやわらかくなってきて

 

また、息を吹き返しました。

 

死んじゃったと思って泣いて、また生き返ってくれたと思って泣いて

 

慌てて、人口哺乳からカテーテル哺乳に切り替えて、お湯につけてあっためて

 

そこから2日間。

 

2時間おきにカテーテルしてますが、いまのところだいぶ安定してきて、生きてます。

 

まだ、どうなるか心配で、産箱みるたびみドキドキするけど、平和そうに寝ている姿に

 

ほっとします。

 

母乳もちょっとづつ飲めるようになってきて、まだ人口哺乳と平行してますが

 

体に温度と力が戻ってきたように思います。

 

もう、頭も心もそのことでいっぱいで、そして寝ずのお世話なので頭もぼーっとしてて

 

あんまりうまいこと書けないのですが

 

いったん、天国の入り口まで行ったのに、自分が呼んだら戻って来てくれたわけだから

 

この命は、自分が守らなくちゃいけないなあというふうにおもいました。

 

もしかしたら、他の繁殖者さんのなかには、未熟児で自力で生きられないのなら

 

助けるべきではないという方もいるかもしれないし、それも、理にかなっているかもしれない。

 

でも、自分は、命が自分のもとに来てくれたのだとしたらそれは全力で守ったり助けたり

 

したいなと思うのです、できる限りのことをして、それでもダメだったらあきらめるしかないけど

 

ブリーダーとは、命を預からせてもらう仕事だから

 

命を預かるっていうことは、命を守るっていうことだったり、命を尊重するということだったり

 

命を大事にすることだし、その命の幸せを願うことなのかなっていうふうにおもいます。

 

 

  

いろいろ、お問い合わせなどについて返信がだいぶ遅れてたりしてごめんなさい。

 

あと1週間、このチビちゃんが頑張ってくれたら

 

あとは自分で生きられる力がついてくると思うので

 

しばし、お待ちください。

 

 

 

いつかこの子が立派に育った時に

 

いったん、あっち側にいったけど帰って来てよかったねと

 

言えたらいいなあと思って世話してます。

 

ちょっとバタバタしてますが、スイマセン、よろしくお願いします。

 

 

 

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