Clumber Up NewsDOGSHOW RESULTS.Puppy News and informations!
from CLUMBER UP KENNEL.
クランバーアップケネルからドッグショーリポートをはじめさまざまな情報をお届けします。
ドッグショーの結果もいちはやくリポート!おたのしみに。
当サイトの写真および文章の無断転載はおやめください。
(C)Copyright CLUMBER UP KENNEL All rights reserved.

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
看板犬。 21:13
ワタクシ

クランバーアップの

看板犬に就任しました



Goちゃんです。





今日から、パピーたちのリードトレーニングを

開始しました。

はじめてのリード

はじめてのリーダーウォーク。



突然、スタスタと大人みたいに歩きはじめて

びっくり!

でした。







今日もたくさん

遊びましたー。

オヤスミナサイ。



ジャックラッセルテリアのパピー

見学ご希望の方、ご連絡ください。


 

clumberup@gmail.com


053-545-0537




 



にほんブログ村 犬ブログ テリアへ



にほんブログ村 



| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by Clumber up kennel -
もうすぐウェストミンスター。 12:52
ああもう。
 
1月も最終週に突入し、今週末は千葉インター。
 
その翌週は、神奈川インター。
 
その翌週には、出発して、ニューヨーク。
  
どうやら、寒波らしく。
 
マンハッタンを、スキーしながら通勤している、おバカ動画を見ましたが
 
あの、猛烈な雪は、まぎれもなく、本物でした。
 
また、雪・・・。
 
おバカ動画に笑えないのは、あと2週間ちょっとしたら自分がその渦中になるかと思うと
 
もう、悲惨。ニューヨークは大好きですけど。
 
真冬のニューヨークは、雪が積もるとけっこう悲惨です。
 
なんだかもう、年々激しくなるこの異常気象
 
気持ちがちょっと、ダウンしますね。
 
それでも、やっぱり、ウェストミンスターケネルクラブドッグショー。
  
そう。 

夢の、舞台。
 
 
 
この舞台をはじめて見た日から
 
ここに立てる犬を、自分でブリーディングして、自分で育てて、自分で送り出そうと
 
決めたんです。
 
決めたというか
 
イナヅマが、脳天に降臨したというか。
 

 
 
いわゆる、ビビビっていうあれです。
  
もう、ぜったい、あの場所に立つんだと
 
なんの根拠もないひらめきと、イナヅマに導かれ
 
ただそれだけに背中を押されて、背中を押されてというよりは
 
内側から突き動かされるように、挑戦しつづけているような気がします。
 

 
うれしい思いもしたけれど
 
その何倍も悔しい思いもして
 
もう、二度とこんな思いはしたくないと思っても
 

 
また、あの、紫と黄色のウェストミンスターカラーに彩られた、あの舞台へと
 
引き寄せられてしまうのです。
 
なんて美しい犬たちが、なんて美しくショーイングしているんだろう
 
まるで、アートのような美しさなのです。
 
ちなみに昨年は、C.K Terraのエアデールのブリーダーの黒須さんと
 
マイナス20度くらいのマンハッタンで朝4時くらいまでお酒をたしなんで
 
翌日、大事な、テリアの日に大寝坊して、まさかの二日酔いした日本人二人組が
 
世界中にライブストリーミングで中継されるという、プチ失敗をしましたが
 
今年は、雪もひどそうだし、のどを潤す程度にしておこうと思います。
 

 

 
これって、なにを意味するか分かりますか?
 
「誰もが成功したい。そこにどれだけの代償を払っているかを知るまでは。」
 
 
自分たちも、おなじです。
 

 
どれだけ大変だとしても
 
人生のどれだけを犠牲にしても
 
あの、奇跡のように美しい一瞬が見たいから
 
日々、犬たちを磨き、手をかけ、愛情をかけ、大事に、精いっぱい磨き上げて
 
育てているんだなあと、感じます。
 
 
 
さあ。
 
今年も。
 


 
でも。
 

 
寒いのは
 
いやだ。
 
 

ジャックラッセルテリアのパピーたち
 
だんだんと、巣立ちがはじまりました。
 
まだあと数頭、あたらしい家族を募集中の子がいます。
 
見学、お問い合わせください。

clumberup@gmail.com
053-545-0537
 

にほんブログ村 犬ブログ テリアへ

にほんブログ村 
 

 
| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by Clumber up kennel -
犬に触れよう。 18:25
九州から帰って

モーレツ疲れてるけど



ウチはいいなあ。

犬がいる。

みんないる。



犬がいるって、たのしいなあ

しあわせだなあ、

微笑ましいなあと

いつも、思うんです。

もちろん



ピカピカに磨いたショードッグも大好き





でも、芸能人でいうところの

オフショット?



ふだんの犬たちに毎日触れ

歯磨きして

ブラッシングして

爪切りして

耳掃除して

犬たちが変わりなく

元気に、いられることを実感することが

好きだし

まず、基本のきだと

おもいます。

自分の犬によく向き合い

痩せてないかな

太ってないかな

艶やかかな

目の輝きは

臭いは?

匂いは?

彼らに毎日寄り添って

触れられるのは

飼い主だけの特権だから


まずは

犬に触れて、ハグして、くっついて

犬たちのことを、もっと

知りたいなと、おもうのです。



こんなものも、活用しています。



とりとめのないブログですけれども

また、明日!


ジャックラッセルテリアのパピー

見学ご希望の方、ご連絡ください。


 

clumberup@gmail.com


053-545-0537




 



にほんブログ村 犬ブログ テリアへ



にほんブログ村 

| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by Clumber up kennel -
ほーむ。すいーとほーむ! 22:05
こんばんは。
 
たいっへんご心配をおかけしました、九州遠征でしたが
 
ほんとうに、悲惨でした。
 
ドッグショーは猛烈な暴風雪でテントも飛びそう、風よけのシートも
 
風雪でバタバタと轟音を響かせ、今週はアメリカ、アイルランドとノルウェーから来た
 
審査員たちでしたが、審査員たちも、「この悪天候で屋外のドッグショーなの!?!?」と
 
かなり、ドン引きしていましたが、それでも一生懸命審査してくれました。
 
しかしながら、そのような悪天候、犬たちが良いパフォーマンスをできるわけもなく
 
人間はもう、あまりの寒さにひきつっているような状況で、、、
 
まあ、115年に1度の寒波のようでしたから、誰のせいでもなく
 
できるベストを尽くしてきましたが
 
ドッグショーが終わったときには、九州の高速道路は全面閉鎖。
 
か、か、か、かえれない。
 
もちろん、下道のみを通って山口県、広島県と向かう方法はありましたが
 
自分たちは、犬たちをたくさん連れている身。
 
大渋滞で、何時間も車を停められない状況になったら、、、缶詰になったら、、、と
 
最悪を想定すると、やはり状況が落ち着くまでは動かないほうが賢明かもと思い
 
北九州市内で待避していましたが、雪はどんどん降ってきて〜。
 
結局、広い駐車場のあるコンビニエンスストアのご厚意で朝までバスを停めさせてもらい
 
犬たちも1頭1頭、ゆ〜っくりとお散歩。
 
旅慣れた犬たち、このような事態でもバスのなかでは、水を打ったような静けさ
 
誰も、吠えたり、イライラしたりすることなく、ハウスのなかではお腹をだして
 
リラックス。
 
もちろん、ハウスの中で排泄の粗相をすることもなく、数時間に1度かならず
 
エクササイズをするので、すぐに排泄をして、四肢を伸ばして運動して、
 
また、ハウスに入ればリラックス。
 
食欲だって落ちることなく、ちゃんと食べてくれる。
 
やはり、適切なトレーニングによって身に着けたショードッグの環境適応能力は
 
こんなときにも、ストレスにならない、疲れない、いつもと同じ精神状態でいられる
 
すごく万能なものなのだなと、実感しました。
 
彼らにとっては、人間とともに旅をして、規則正しく過ごすことがあたりまえなので
 
人間たちは雪でパニックしているけれど、犬たちは、まるっきり平常心〜という感じでした。
 
きちんと社会化された、情緒の安定した犬というのは、こういうとき
 
その素晴らしさを実感するなあと、この大変な旅でよーくわかりました。
 
iPhoneImage.png
 
人間といるのが好きだから
 
雪だって、
 
車の中から動けなくたって
 
大丈夫。
 
iPhoneImage.png
 
けっきょく、月曜日の夕方近くになって
 
山口県は高速道路が通っていると確認し、帰らなくてはと出発。
 
猛烈な吹雪と風雪のなかを、無事に山口県下関までたどり着き
 
そこからは、山陽自動車道が通っていたので、スイスイと帰ってくることができました。
 
宮島SAでは、犬たちをまた、ゆっくりとお散歩。
 
次は兵庫県の三木でまたまた、ゆ〜っくりとお散歩。
 
そして今朝。
 
やっと、やっと、やーーーーーーーーーっと。
 
雪もなんにもない、あたたかい、浜松のケネルに帰ってきました。
 
 
 
猛烈に疲れました。
 
でも、無事に帰ってこられてほんとうによかった。
 
ご心配をおかけしました!
 
 
 
やっぱり、家は最高。
 
iPhoneImage.png
 

こんな体験は、10年以上ドッグショーに毎週のように行っていますが
 
まず、体験したことのない状況で
 
いやはや・・・
 
いやはや・・・
 
つかれましたが、犬たちがイイ子でよかった。
 
 
 
今週は、FCI千葉インターナショナルドッグショー@幕張メッセです。
 
がんばらないと。
 
疲れたけど
 
えい、えい、がんばろう!
 
iPhoneImage.png
 
 
 
clumberup@gmail.com



053-545-0537


 

 

にほんブログ村 犬ブログ テリアへ

にほんブログ村 
| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by Clumber up kennel -
いつ帰れるのか。避難中。 00:39
北九州のドッグショー

ブラッサムが、ヤングアダルトクラスからリザーブクィーン!

チャンピオン完成!



は良かった

ハンドリングコンペティションでは




ベストハンドラー!

これも良かった

が!!




なにこれ!



アナと雪の女王で

エルサが怒ったときみたいに



なっていましたよ

雪というより、暴風雪。

なにもかも吹き飛ばされそう

テントも、なにもかも。



ノルウェーから来た審査員も

日本では、こんな天気でも屋外でドッグショーするのかと

びっくり!

でも、天候だけはどうにもなりませんから。



マカロンにも雪は積もりましたが



ラニちゃん



カイくん

ブルブル震えながらも、オスメス揃ってグループファーストでした。

でも、暴風雪の風の音がゴォゴォして

犬たちには、過酷

人間は、あまりに激しく暴風雪がとどろき、ナチュラルハイでした。



高速道路は通行止めで

帰れない!



とりあえずガソリン満タンにして

スーパーで、食料買い出して

いまだ北九州市内安全な場所にて

退避しています。



ラーメン食べて車中泊。



こんな天気、こんなのはじめて!

とにかく

安全第一で帰りたいと思います。



マイナス気温の世界はあまり経験なく

冷蔵庫の中にいるみたい


おつかれさまでした。

帰りたい〜




clumberup@gmail.com



053-545-0537


 

 

にほんブログ村 犬ブログ テリアへ

にほんブログ村 

  




| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by Clumber up kennel -
犬連れ九州。 16:26
九州は

遠いなあ。



しかも、40年に一度の寒波到来!?

しかも、屋外でドッグショー!?



憂鬱。

でも



がんばろう。



高速道路のドッグランで

休憩しながら、1日かけて

浜松から北九州まで向かっていますよ。



犬がいない旅って

もう、何年もしていないなあ。




エリーとラニ。

美人の双子が、登場します。

ほんとうに、そっくり!


clumberup@gmail.com



053-545-0537


 

 

にほんブログ村 犬ブログ テリアへ

にほんブログ村 

  


| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by Clumber up kennel -
2016.01.22 Friday
さあ。 12:09
さあ。

九州に出発。





ひたすら、寝る犬たちと

ひたすら運転の、ハンドラー。






頑張ってきます。

寒いんだろうなあ。
| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by Clumber up kennel -
2016.01.21 Thursday
ノルウェーからのお便り。 08:19
ノルウェーに住む、キオトの様子が送られてきましたよ。
ていうか。
 
・・・。
 
・・・。
 
絶句。
 
ノルウェーの冬って、マイナス10度とか、マイナス20度なんでしょう?
 
それで。
 
 
泳いじゃうの!?!?!?
 

 

 
ここ、浜松で暮らしていた頃は雪なんてほとんど見たこともなかった子が
 
ノルウェーの、小さな島に暮らして1年。
 
すっかり
 
雪が得意になったようで。


 
さ・さ・さ・寒そう。
 
でも、楽しそう。


 
ノルウェーには、友人というか、家族のような大事な仲間が住んでいます。
 
彼女のもとには、トファー、キオト、たくさんの自分の子たちを預けています。
 
彼女曰く、ノルウェー人は勤勉で、時間を守り、よく働き、お金持ち。
 
だから、日本人とは価値観や、考え方が、すごく合致するのだそうです。
 
犬に対する考え方は?
 
以前、犬にガムをあげていたら、なんでそんなのあげるの?って聞かれたので
 
だって、噛んだりしたいでしょって答えたら
 
そうじゃなくって、ガムなんて、なんで買うの?
 
って言うので、じゃあ、あなたはなにをあげてるの?って言ったら
 
ダンナがハンティングに行く。
 
野生のシカを撃ち取って、町にある公衆の解体所で解体すれば、ツノだって骨だって
 
そこらへんに転がってるから、犬たち連れて行けば、勝手に食べてるわよって
 
あっけらかんと言ってのけてました。
 
 
わ、わいるどだろ〜。
 
 
彼女にとって、ジャックラッセルテリアはもちろん大事なコンパニオンであり、家族。
 
だけれども、狩猟にも連れて行くし、寒くたって雪の中を歩かせるし、いたって自然に
 
生き物として、生き物の強さを、尊重しながらつきあっているように、いつも感じます。
 
それに引き替え。
 
iPhoneImage.png
 
日本の軟ジャック・ラッセルテリアたち、、、おはずかしい・・・。
 
昨日は、浜松で今年はじめての雪が降りましたが
 
これしきの雪で
 


誰も外には、行きたがりませんでした。
 
おいっ。 
 
仕方がないので、昨日はお手入れの日にして、みんな順番にシャンプーしましたよ。
 



 
 
Monamourのジャックラッセルテリアは、ノルウェー、フィンランド、
 
フランス、イギリス、オランダ、スイス、アメリカ、それからアジアの国々まで
 
ほんとうにたくさんの国に行き、その土地の気候風土に合わせて生活をしていますが
 
やっぱり、どこの国に行っても、「性格がかわいくて〜」って言われます。
 
立派に狩猟犬できるかどうかはわかりませんが。。。
 
 
話は横にそれますが、ノルウェーの友人曰く、狩猟に行き、獲物を解体するときには
 
犬だけでなく、小さな子どもたちも連れて行くのだそうです。
 
命あるものの命を奪い、それを皆で解体し、町にある公衆の解体所には
 
町の住人たちの共有冷蔵庫があり、解体した肉をそこで保存し、長い冬の食料として
 
備えるのだそうです。
 
生きるために命を奪い、それを大事に、食料として保存し、長い冬を乗り越える。
 
こういうことを、小さな子どもに見せること、教えることは大事なことだと思うと
 
話していました。
 
うん、なっとく。
 
 
ブリーディングも同じです。
 
繫殖することが悪なのではなく
 
なにも知らないまま、知ろうとしないまま、繁殖することや
 
目的がなく、お金を儲けようというだけの理由で繁殖をすることや
 
売ることを優先にし、犬の健全性や、犬の一生に敬意を払わない繁殖をすることが
 
悪なのだと思う。
 
大事なことは、命に敬意を払うということ。
 
命に敬意を払い、自分たちの行動指針を決めたいなと、おもいます。
 
 
今日も。
 
寒いけれど
 
よき1日を。
 
 
 

 
 
*パピーのお問い合わせは、下記までどうぞ*
clumberup@gmail.com

053-545-0537

 
 
にほんブログ村 犬ブログ テリアへ
にほんブログ村 
   
 
| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by Clumber up kennel -
2016.01.20 Wednesday
あなたのルーツは、ここにあるよ。 15:21
先日の、Family会のお写真、とっとき君ファミリーから送っていただきました。
 
楽しそう!
 
躍動感あふれる犬たちのお写真、ありがとうございました。
あの翌日から、Woofさんは猛烈な雪だったようで
 
ファミリー会の日は、お天気よく、みなさんが無事に帰路につくことができて
 
ほんとうに良かったなあと、ほっとしました。










ファミリー会をしたあと、参加された皆さんが、「どこからみてもMonamourの犬はmonamourの犬とわかる」
 
ハンコを押したみたいにそっくりなお顔。
 
とおっしゃっていましたが、ほんとうによく似ていました。
 
ボーダーテリアも、ジャックラッセルテリアも、みんなどこか共通点のあるお顔。
 
それもそのはず。



頭部表現(お顔の表現)は、ブリーダーがもっとも、こだわるべき部分だと思っています。
 
ブリーダーが、世界中どこへ行っても、このお顔はこの人が育てた犬の顔だと認識されるということは
 
それだけ、一貫性をもって繁殖をする結果です。
 
わたしは、繁殖をする限りにおいて
 
「健全な四肢、健全な歩様、美しいバランス、かわいい顔、マイルドな気質」
 
この5点は、絶対不可欠の要素と思って繫殖しています。
 
健全な四肢あるいは健全な歩様という部分には、もちろん、遺伝性疾患の排除がありますし
 
美しいバランスというのは、ブリード・スタンダードにのっとった繁殖が前提です。
 
かわいいお顔というのは、これもブリードスタンダードに準じながらも
 
より美しく、よりかわいく、色素の濃い、愛らしい表現を目指しています。
 
マイルドな気質、これについては、ジャックラッセルテリアは誰もが育てにくいハイパーで
 
タフな気質という、インターネットなどで流布されている、ジャックラッセルテリアの一般論が
 
ありますが、自分はこれに対してはかなり、異なる意見を持っています。
 
まず、狩猟犬気質というのは、何ものをも恐れない気質であって、攻撃性とは異なります。
 
また、よく吠えたり神経質なジャックが多いと言われますが、もしよく吠えて神経質なら
 
本質的な意味で、人間のよき伴侶犬には、なれません。
 
ですから、自分のブリーディングするジャックラッセルテリアについては、性格はマイルドで温和
 
無駄吠えしない、無駄にハイパーな動きをしない、オンとオフをきちんとわきまえられる
 
ポジティブな性格ではあるけれどハイパーではない。
 
人間の声が耳に届く、情緒の安定したジャックラッセルテリアの気質というのを絶対のテーマにしています。
 
そうじゃなかったら、誰もが楽しくしあわせに、一緒に暮らせませんから!
 



MONAMOURの繁殖している犬たちが、すごく良く似ているのは、偶然ではなく
 
ブリーダーが、ポリシーと信念をもって、ブリーディングというものを考え
 
3年先、5年先までにわたる、ブリーディングプラン(繁殖計画)にのっとって繁殖を行うため
 
犬たちはみな、同じようなサイズ、同じような気質、同じような容姿に、おおよそ
 
揃っていくのだと思います。
 
いる犬と、いる犬を、交配することを、ブリーディングとは呼びません。
 
自分たちが目指すもの、足りないもの、補うもの、強化していくものをきちんと明確にして
 
そのために、最善の牡と牝を、最善のタイミングで交配することを、ブリーディングと呼ぶのです。


 
うちで犬を迎えた方々は、自分たちの愛犬のルーツがきちんとわかります。
 
いつ、うちに遊びに来ても、親犬、兄妹犬がここにいます。
 
うちではは、繁殖した子を自分で残さないで全部売ってしまうということが、まずないので
 
うちに来れば、同じときに生まれた兄妹が必ず、いると思います。
 
売るための繁殖ではなく、残し、未来につなげていくためのブリーディングですから
 
交配する前から「○○ちゃん、交配します、オーナーさん募集中♪」みたいなこともしませんし
 
赤ちゃんが生まれたら、その子たちがどんなふうに育つかもわからないうちから
 
「オーナーさん募集中、男の子○○頭、女の子○○頭!」という募集もしません。
 
飼う(買う)側からしたら、ものすごく不便なことかもしれませんが、
 
良い子を未来に残していくためには、ある程度の成長段階を見ないと、いろいろなことが
 
決められないのです。こればっかりは・・・申し訳ない。
 
よく、生後すぐとか、2週間くらいとか、あるいは生後60日くらいで
 
「この子はショータイプ!」という方がいますが、自分はぜんぜん、生後60日くらいでは
 
その子がどう育つのかなんて、ぜーんぜん、わかりません。
 
ただ、かわいいなってくらいしか・・・。
 
小さかった子が大きく育つこともあるし、毛質だって、咬み合わせだって、頭部の変化だって
 
赤ちゃんをみても、あまりよくわかりません。これが正直な話。



このお写真のビリーも、生後11か月くらいまでうちで育ってから
 
いまのオーナーさんのお宅に迎えていただきました。
 
スウェーデンを代表する名犬、Goldsand's columbusの子ですが
 
はじめて繁殖に使った牡だったので、子犬の成長プロセスが分からず、生まれた子4頭全員
 
自分の手元に長く残して、成長を見せてもらいました。
 
その後、いまのオーナーさんに迎えていただきましたが、ほんとうに大事に、愛され、暮らしています。



 
ブリーダーから犬を迎えるということは、そのブリーダーの考える犬種観や
 
この犬種はこうであってほしいという願いが詰まった犬を迎えるということです。
 
これが、ショップで迎えた子犬だとしたら、その子をこの世に生まれさせた人は
 
なにを願ってその子をこの世に生み出したのでしょうか。
 
それが、売れればいいなとお金だけのことで命を生み出しているのだとしたら、悲しいなと
 
思います。
 
 
 
どこかでつながっている兄妹がいる、親犬がいる。
 
自分の愛犬の親犬は、しあわせに暮らしている。
 
かわいそうな親犬は1頭もいない。
 
ブリーダーのところに、いつでも帰れる、遊びに行ける、兄妹に会いに行ける。
 
ファミリーの絆がきちんとつながっている。
 
どんな犬種であっても、 

そういう関係がつながっているところから、迎えてほしいなと、おもいます。
 
 
 

 clumberup@gmail.com

053-545-0537

 
 
にほんブログ村 犬ブログ テリアへ
にほんブログ村 
  
| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by Clumber up kennel -
2016.01.19 Tuesday
それって、当たり前じゃない! 01:10

フランス生まれ、ノルウェー滞在中の、ZEN君。
   


海外で生まれた犬が、日本に入ってくるには、生まれて3か月以降で埋め込むマイクロチップ
 
その後、1回目の狂犬病予防接種、1か月あけて2回目の狂犬病予防接種
 
そこから、狂犬病抗体値検査を行い、採血した日から数えて180日間は
 
海外で待機しなくてはなりません。
 
このプロセスは、しかし、パピーが若犬に育つ大事な大事な時期でもあります。
 
ブリーダーのもとで、社会化をきちんとして、リードトレーニングやショートレーニングを
 
してくれるブリーダーならよいのですが、そうでなければ、来日したときには
 
けっこうシャイな、ケネルドッグ(犬舎で育った犬)になってしまうことにもなりかねない。
 
せっかく良い犬を輸入しても、心身ともに良いコンディションでなければ
 
来日してから、犬の良さを最大限に引き出せません。
 
うちの場合は、世界中どこで犬を迎えても、ヨーロッパ複数カ国にいる自分たちの
 
パートナーブリーダーの家で、我が子のように育ててもらうこともできるし
 
アメリカのハンドラーに、一人前のショードッグに育てらうこともできるので
 
その点では、その犬に合わせたベストの場所で、待機させています。
 
  
今日は、その、ZEN君のうれしい知らせがノルウェーから届きました。
 
 
来日前に、できる限りのヘルスチェックをするということで
 
パテラ(膝蓋骨亜脱臼)、PLL(Plimary Lens Luxation:原発性水晶体脱臼) と
 
PRA(若年性網膜委縮症)などを含む14種類のヘルステックを行いました。
 
2歳を迎えないとできないDNA検査もありますが、いま現在可能なもので14種類もの検査を
 
クリアしないと、ノルウェーにおける、繁殖に用いられる基準を満たさないのだそうです。
 
そして、ZEN君の検査結果は、すべての項目において問題なく、クリアしていたそうです。
  
 
へぇ〜、ショードッグってそんなにたくさんの検査が必要なんだぁって思ったあなた。
 
DNA検査は、対岸のこと、自分には関係ないことじゃありません。
 
たとえば、オフ会に行って。
 
「うちの子膝が外れるのよねー」とか「よく、スキップするのよね」とかって話題
 
でませんか?
 
ジャックラッセルテリア、とりわけ日本におけるジャックラッセルテリアには
 
膝蓋骨亜脱臼(パテラ)は、すごく発症例の多い症例で、獣医師に行っても
 
手術を勧められる場合と、サプリメントなどを飲みながら経過観察を勧められる場合と
 
あるようですが、いずれにしても、これって、あたりまえのことじゃありません。
 
パテラは、DNA検査で繁殖をする前に、調べられることです。
 
目の遺伝性疾患に関しても、調べられることです。
 
1つ前のブログにも書いたけれど、「繁殖家」であるならば、そういう健全性の面を
 
改善していくことは、まちがいなく、大事なことだと思います。
 
そして、ブリーダー訪問をする際には、質問を投げかけてください。
 
「膝蓋骨亜脱臼の検査はしていますか?」
 
「PRAとPLLの検査はしていますか?」
 
こういう質問に対して帰ってくる返事で、およそ、そのブリーダーが
 
「繫殖家」なのか「繁殖屋」なのかが、わかるだろうと思います。
 
ジャックラッセルテリアという、あかるく、元気いっぱい、エネルギーに満ち溢れた犬種が
 
もしも、若くしてパテラを発症したら、運動制限が必要になったり、思いっきり遊べなかったり
 
犬にとって、けして、心地の良い状況ではないと思うのです。
 
犬種を愛する者として、そういう犬をつくらない、増やさない、努力を
 
しなくてはと、おもいます。
 
どれだけ努力しても撲滅できないかもしれないのが、命というものかもしれない
 
だけど、努力はするべきだと・・・思います。
 
これまで、当ケネルで輸入してブリーディングに用いてきた犬たち
 
Lemosa Mr.Energizer、ALL JACKS KARASHINIKOV, ALL JACKS BE SPECIAL
 
I'AM HERE V.PARADISE OF WIND すべて、膝蓋骨亜脱臼、PLL/PRA/BEARなど
 
DNAテストをクリアした犬たちをブリーディングに取り入れています。
 
今度来るZEN君は
 
祖父に、GOLDSAND'S COLUMBUS
 

 
祖母にSIEGER'S BLA BLA BLA
 
曽祖父にKANIX SPEED WAGON
 


もう、ヨーロッパを代表する名犬中の名犬たちがひしめく、すごい血液なのです。
 
しかしながら、お父さん犬は我が家から行ったMAX(monamour La La La Lovesong)で
 
だから、ヨーロッパの血液と、わたしがそもそも行っているブリーディングラインを
 
上手に組み入れるラインブリーディングを組み立てられる、最高の牡なのです。
 
見た目が美しいということはもちろんなのですが
 
さまざまな健全性をクリアした犬たちを組み合わせ、いまに至っているこの血統を
 
日本で、健全な繁殖に、反映させていきたいと思います。
 

遺伝性疾患があることは、あたりまえじゃない。
 
もちろん、命だから、できるだけの努力をしてもなお、リスクはあるけれど
 
でも、できるだけリスクを軽減することも、繁殖者の意思で可能なことなのです。
 
犬を迎えるとき、あるいは、どこから迎えるかを考えるとき
 
そのようなことも、判断材料にしてもらえたらと・・・思います。
 
 

 clumberup@gmail.com

053-545-0537

 
 
にほんブログ村 犬ブログ テリアへ
にほんブログ村 
  
| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by Clumber up kennel -
| 1/2 | >>