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クランバーアップケネルからドッグショーリポートをはじめさまざまな情報をお届けします。
ドッグショーの結果もいちはやくリポート!おたのしみに。
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ワイアー魂。 01:22
ブリーディングをしていると、ときどき、とてもうれしいことが起きます。
自分たちが地道に、海外に犬たちを連れて行って、アウェイのショーで
自分たちが信じる犬をショーイングし続けていると、勝ち負けではなく、かならず
それを見ていてくれる人がいて、賞賛してくれる人がいて、そして、それが良い犬なら
「アメリカでショーイングしないか?」とか、「この犬のオーナーにつかせてくれないか?」と
オファーをしてきてくれるのです。

自家繁殖犬に、アメリカでオーナーがついて、全米キャンペーンをする、というのは
ブリーダーにとっては、ひとつの夢であり、大きな目標でもあると思います。

ワイアーフォックステリアのTARO、昨年、アメリカでいまとても勢いのある
ショーチーム、MISTIKO KENNELからのオファーがあり、ハンドラー氏が年の瀬も迫る
12月28日に渡米、なんとオーナーさんはアトランタ空港まで、プライベートジェットで
お迎えに来てくれました、びっくり!

そして、ハンドラーのDANAは、その1件のオーナーさんの犬だけをケアし、
毎週、プライベートジェットに乗って全米各地を回り、ショーキャンペーンをするという
スペシャル中のスペシャル、という環境で、TAROがショーをすることになったのです。

そして、オーナーは、Team MisticoのKiki Coutes、彼女は2013年のトップ・パーソンラッセルテリア、
トップ・ボーダーテリアなど、数々のトップドッグを所有し、また、とても有名な
競走馬のホース・ファームのオーナーでもあります。
また、共同オーナーであるDianne Ryanは、今年2014年のウェストミンスターケネルクラブで
ベスト・イン・ショーを獲得した、AFTERALL PAINTING SKYの共同オーナーでもある方で
つまり、アメリカのワイアーフォックステリアクラブや、それに関わる人たちがみなで
TAROという犬を評価し、全米キャンペーンを行うことを、決めてくれたのでした。

うちの、TAROに突然起こった、シンデレラ・ストーリー。



アメリカの多くのショードッグは、大きなモーターホームで何時間もかけて、
ショーキャンペーンをまわるのですが、TAROは、毎週プライベート・ジェットで
ショーからショーへと、ひとっ飛び。



ふだんは、ケンタッキーの広大な敷地のフィールドで、のびのびと、暮らしています。


そして、TARO専属のフォトグラファーも、アメリカで最高のショードッグ・フォトグラファー。
あの、SKYのフォトグラファーと同じ人が、すべての広告を担当してくれています。



アメリカでは最低でも週3回はショーに出ますから、そのたびに、磨かれ、磨かれ
どんどん美しくなっていきます。
アメリカに渡米して3週間ほどで、すぐにアメリカチャンピオンを完成し、いまは
グループ・プレイスメントから外れることが、まず、ないというくらい好調なスタートです。








2013年12月に渡米したので、今年はウェストミンスターへの出場資格がありませんでした。
2014年フルキャンペーンを行い、2015年のウェストミンスターが楽しみです!


アウェイに通い、通い、通い続けて、ようやく築いた、人の縁。


昨年、英国ワイアーフォックステリアアソシエーション100年祭でベスト・イン・ショーになった
若くすばらしいワイアーの同胎の牡が、間もなく来日します。

さらに。

2013年、モントゴメリ・テリアナショナル、ベスト・オブ・ウィナースを獲得した
ドイツの牡、Dyamanteも来日します。



さらに。

ヨーロッパの名門中の名門、Burrencluftからは、"THE TOP MAN"が我が家にやってきます。


そして。


スウェーデントップワイアー、ヨーロッパ・トップワイアー、自分たちが考える
最高峰のワイアーフォックステリアの牡、CRISPY LEGACYとのブリーディングも実現し
間もなく、JENNYの赤ちゃんが生まれます。
このブリーディングに大きな力添えをしてくれ、そしていつも自分たちのブリーディングを
励まし、教え、気持ちをかけてくれる、PETER GREEN氏には、心からの感謝です。


ワイアーフォックステリアも、世界のトップ中のトップの血液を導入し
より健全な歩様、そして美しい頭部と安定した気質を求めて、さらなる質の向上を目指し
ブリーディングを行っております。
ワイアーフォックステリアというのは、とても古い犬種で、それゆえにあまり強い
インブリードは、不健全な個体を生み出すことが、ひとつの問題となっています。
そういったことをできるだけ回避し、この美しいテリアを、たくさんの人たちが
長き渡って愛していってもらえるよう、愛好家として、ブリーダーとして、努力をしていきたいと
思っています。

それにしても、なんでそんなにたくさんの犬たちが日本に入ってくるの?
外国のブリーダーは、日本には良い犬は売ってくれないのでは?
と思う人もいるかもしれません。

自分たちは、自分たちの足で、世界中に足を運び、FACE TO FACEで人々と向き合い
愛好家ならではの会話を交わし、同じ苦労をし、同じ喜びを共有し、犬種を愛する気持ちを
世界中の愛好家たちと共有してきたからこそ、いま、彼らが自分たちの繁殖のために
健全で、すばらしい犬たちを、共有してくれるのだと思います。


わたしたちも、自分たちが育てた、心身ともに健やかで、そして気質の安定した(←ここ重要!)
ワイアーフォックステリアを、ワイアーフォックステリアを大好きな方々と共有したいと
そう思っています。
最近では、「トイレのしつけも簡単です」とか「呼び戻しも完璧です」というような説明で
ワイアーフォックステリアを販売する繁殖者もいると聞きます。

ワイアーフォックステリアは、気長に向き合う犬種だと、思っています。
簡単で、楽で、お手軽な愛玩犬を求めるのであれば、それはワイアーではありません。

勇敢で、その一方で警戒心が強く、また好奇心に富むけれど、新しいことに敏感で
時間をかけて理解をし、慣れ、覚えていくのが、ワイアーフォックステリアだと思います。
人にはとても従順ですが、とてもマイペース。
テリア犬種のなかでは、比較的吠えることは少なく、また、ひとり遊びも上手です。
人に依存する、ということはあまりなく、わりとわが道をゆくというか、飄々とした
自己を持っています。
じっくり向き合い、互いの個性を理解し、向き合うと、もう、ワイアー以外は飼えない!
と思うくらい、ワイアーにどっぷりとはまります。
うちにいらっしゃるお客さんの多くは、ワイアー2代目、3代目、すごい方では6代目と
ご家族で代々、ワイアーフォックステリアしか飼わない!という方もたくさん、
いらっしゃるほど、面白い犬種なのだと思います。

ボール大好き、おもちゃだいすき、遊ぶの大好きなのは、さすがのテリアです。
よく、ワイアーは3か月くらいを過ぎたら兄弟でも一緒にできない、というようなことを
聞きますが、うちでは、生後半年を過ぎても、7か月くらいを過ぎても、牡の兄弟でも
みーんな、一緒に遊んでいます。
喧嘩をしたら、叱ります。
なんかいか叱れば、犬は理解するし、覚えます。
コーギーたちとも、柴犬とも、ケアーンテリアとも、ジャックとも、一緒に遊びます。
みんなで遊びながら、社会勉強を、覚えています。
比較的音に敏感で、耳と目がすごく良いテリアですから、赤ちゃんの頃から
キッチンにゲージを置いて、24時間、テレビの音、生活音など、大きな音に慣らしながら
パピートレーニングを行っています。

現在、ショークオリティ・ペットクオリティ、どちらもパピーが数頭おります。
皆、リード・トレーニング、ハウストレーニング、そしてテーブルトレーニングまで
トレーニングを行った子たちです。
一般家庭でも、お留守番のあるご家庭でも、十分に順応してくれるだけの社会性を
身につけさせています。
ぜひ、パピーの見学にいらしてください。

また、フォスターペアレント(ブリーディングリタイアメントドッグ)や、
テリアのグルーミングを覚えたいトリマーさんの、トリミング・レッスン、
モデル犬を貸し出しての、3か月でつくる、ステップ・トリミングなども
行っておりますので、ワイアーフォックステリアに関するお問い合わせは
当ケネルまで、お待ちしております。

2013年、キャメロン(FOXCREEK JP WANNA MAKE MUSIC)が、ぺディグリーアワード!
日本ナンバーワンワイアーフォックステリア(牝)を受賞しました。
本当は、タロウ(FOXCREEK JP IDEAL OR IDIOT)が牡のナンバーワンだったのですが
アメリカに渡ってしまったため、犬籍が現在AKCに所属になっている関係で
それが有効になるのかどうか、現在ケネルクラブのほうで検討中のようです。

ワイアーフォックステリアのショーイング、トリミング・レッスン、パピーなど
本犬種についてのご質問は、当ケネルまで、お気軽にご連絡ください。



【お問い合わせ】

家庭犬としてパートナードッグから、ドッグショーをご希望の方まで、お問い合わせください。
もちろん、テリアをはじめて迎える方にも、育て方、暮らし方のアドバイスをいたします。
テリアは決して、飼うのが大変な犬種ではありません。

clumberup@gmail.com
053-545-0537




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7まで直接ご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。

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BEST IN SHOW IN U.S.A! 01:25
こんばんは。
アメリカから戻って、もう、記憶が飛びまくるくらいあわてて、山積みになった書類
そしてたくさんいただいたメールの返信などをひとつひとつしておりますが、
お待たせしているみなさん、申し訳ございません。
1件1件、返信していきたいと思いますので、いましばらく、お待ちください。

なお、トリミングのご予約、パピー見学のご予約につきましては、電話のほうが
対応が迅速に行えますし、丁寧なご説明ができると思います。
ぜひ、お電話にてお問い合わせください。

053-545-0537

現在、お譲りできるパピーは、ジャックラッセルテリア、ワイアーフォックステリアがおります。
オーナーさんによるブリーディングの、素晴らしい犬質のケアーンテリアのパピーもご紹介が可能です。
家庭犬として迎えていただける方に、コーギーのとてもかわいいレッドの男の子がおります。

ぜひ、ご見学、お問い合わせ、ケネルのほうまでお電話ください。
生後2か月〜3か月の、とても手のかかる、社会化とパピートレーニングの必要な子犬でなくとも
きちんと、ハウストレーニング、お留守番のトレーニング、アイコンタクトなどの
基礎トレーニングの入った、わたしたちスタッフが手をかけ、育てたパピーたちを
見ていただければ、他との違いが、わかっていただけるかと、信じております。
最近では、共働きのご家庭、日中お留守のあるご家庭など、家庭の在り方というのも
さまざまに多様化していると思います。
お留守番があるから犬が飼えない、ちいさなお子さんがいるから犬を迎えられない、
マンションだから犬が可哀想、などという、従来いわれてきたような一般的な概念も
犬たちのパピートレーニング、知育のトレーニング、そしてハウストレーニングと
接し方によって、より、多様化し、そして柔軟な考え方になってもよいのではないか?と
わたしたちは、考えています。

もちろん、密なコミュニケーションや、心と知育を満たしてあげるふれあいと愛情は
どの犬種にとっても必要なものです。
お休みの日にたっぷり遊んであげたり、朝、じっくりお散歩に行ってあげたりすることも
とても大切なことだとおもいます。

ただ、いちばん大切な、パピー期を、ただしく社会化トレーニングの入った子であれば
さまざまな住環境や、あたらしい生活に、柔軟に対応してくれる、ということだと思います。



フランスに行った、マックスも。


アメリカに行った、タイショウも。


タイに行った、ジェットも。


みんな、巣立った先での暮らしに慣れ、家族皆に愛され、のびのびと暮らしています。
そして。




アメリカに巣立ったTRIBUTEは、なんと、オーナーハンドラーで
アメリカで3本目の、オールブリードショーのBEST IN SHOWを、獲得しました。
アメリカで、オーナーハンドラーでベストインショーとは、ほんとうにミラクルです。

大切に育てた子を、家族として、家族のあたらしい子どもとして、末永く、大切に
迎えてくださる方を、募集しています。
繁殖を第一目的とされたり、犬舎での飼育をご希望の方には、大変申し訳ありませんが
お譲りしておりません。
当ケネルのポリシーは、パートナードッグとして、最高に愛される、心身ともに健康なテリアを、
と考えていますので、どうぞご理解ください。

もちろん、オーナーハンドラーでジャックラッセルテリアとドッグショーにチャレンジしたい方、
家庭犬&ショードッグとして迎えたい方、オビディエンスなどにチャレンジしたい方、
ただ、愛する家庭犬として迎えたい方には、ぜひ、迎えていただきたいと、思っています。

ウェストミンスターケネルクラブドッグショー、ワールドドッグショー、そして
2013年オーストラリアでのナンバーワンなど、ドッグショーにおける賞歴というのは
自分たちの育てている犬たちの、心身両面における健全性を、示してくれたものだと思います。

けれど、自分たちがなにより大事に思っているのは、彼らの愛すべきキャラクター、個性、
そしてその、育てやすさにあるとおもっています。
そういった点で、当ケネルのジャックラッセルテリアは、他でのジャックラッセルテリアとは
同じ犬種とは思えないくらいに違うものと、自負しております。

待っていただくこともあるかもしれません。
ご希望に添える子をすぐにお譲りすることができないかもしれません。
それでも、待って、迎えてくださった方には、最高のしあわせを分かち合ってもらえると
そう信じて、ブリーディングしております。
ショードッグのケネルだから、敷居が高いとは、思わないでください。
1回のブリーディングで、すべての子がショードッグの犬質を備えて生まれることは
まず、ありません。
1回のブリーディングで、ショードッグとして、ひいては、未来に健全な個体をリレーさせるため
ブリーダーが残せるのは、1頭から2頭だとおもいます。
それ以外の子たちが、ダメ、というのではなく、最も優れた個体を、未来に残すことが
ブリーダーの、責務なのです。
だから、それ以外の子たちは、家庭犬(パートナー・ドッグ)として、一生涯家族に愛され
しあわせな犬生を歩んでくれることが、ブリーダーにとっては、なによりのしあわせです。

そのようなブリーダーからパピーを迎えることは、ひいては、犬種の未来へのサポートになると
そんなふうに思って、パピーを迎えるときには、ぜひ、シリアスブリーダーから迎えてほしいと
そんなふうに思います。

長くなりましたが...

ぜひ、当ケネルのジャックラッセルテリア、ワイアーフォックステリアたちに、会いにいらしてください。








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ニューヨークタイムズ、VOGUEにユキオさんが登場。 23:31
そうそう、ウェストミンスターケネルクラブドッグショーのおまけ。

あの、ニューヨークタイムズ紙に、ユキオさんが登城しました。

こちらの記事にも、ユキオさんが、登場。→

さらに、ニューヨークを歩いていたユキオさんは、いきなりスカウトされ

VOGUEにも登場しました。




たくさんの人に、この犬種の愛らしさ、ユニークさ、おもしろさ、たのしさが
伝わってくれたら、それはブリーダーとして、愛好家として、なによりうれしいことなので
今回、ニューヨークのたくさんのメディアに、ユキオさんが登場して、とてもうれしかったです。



ジャックラッセルテリア、家庭犬として、ショードッグとして、最愛のパートナードッグとして
ご希望の方、お問い合わせください。
この犬種が大好きで、この犬種をともに大切に思ってくれるような方に、お譲りしたいと思っています。


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Westminster Kennel Club Dogshow.ありがとうございました。 16:18
だいぶ長らくご無沙汰しております。
みなさん、雪は大丈夫ですか?お元気ですか?犬との暮らしを楽しんでいますか?

わたしたちは、2月14日、スノーストーム吹き荒れるニューヨークをどうにかJFK空港に向かい
200便がキャンセルフライトとなる状況の中、奇跡的に日本に帰ってきたら今度は東京が大雪。
成田からどうにか羽田空港まで走ったものの、雪で飛行機は遅延、遅延、キャンセル。
翌日の飛行機も全便キャンセルでしたら、300人くらいの大行列を並んで、まるでサバイバルゲーム
さながらの状況で、どうにか臨時便空席待ち券というものをゲットし、そのまま沖縄へ。
ウェルシュコーギーペンブロークのZAKが、沖縄県の連合展でベストインショー!!!
翌朝、起きてそのまま那覇空港へ向かい、羽田に戻ってきたものの、雪の影響がまだ残り
東名高速道路は大渋滞、6時間以上かけてようやく、ようやく、浜松に帰ってきたのでした。

ふーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、と、一息に説明してみました。

そして肝心の、WESTMINSTER KENNEL CLUB DOGSHOW.

わたし(ブログ担当者)が、このショーを前にFACEBOOKにこんなことをつぶやきました。
(以下青字)

自分の話をすこし。
2002年にはじめてウェストミンスターケネルクラブドッグショーに行きました。
そのときは、ニューヨーク観光を兼ねて母と一緒に行きました。
当時、コーディネーターをされていたOさんという方にホテルの手配やチケットを頼み
会社を休んで行きました。
はじめてのウェストミンスター、もう、何もかもが圧倒的で、ショードッグは美しいし
ハンドラーはかっこいいし、日本のドッグショーとはまるで違うし、当時、犬のよしあしなんて
まるっきりわからなかったけれど、もう、ただただその迫力に、圧倒されっぱなし。
テリアグループをマジソンスクエアガーデンで見ているとき、ハンドラーのピーターグリーンが
ハンドリングする犬がでてきたとたん、会場は割れんばかりの拍手と喝采、スタンディングオベーションで
ものすごい迫力で。
あの瞬間、頭に何か降りてきたっていうか、なんの根拠も理由もなにもないのに
「いつか自分の犬もこの舞台に立つ!」と決めたんです。
夢見た、とか、願った、というよりも、「いつか立ってやる!」みたいな。
当時、ジャックラッセルテリアがアメリカンケネルクラブに公認されてもいなかったのに
まったくもって無謀な決断。そこから12年目。
ジャックラッセルテリアは、ラッセルテリアとしてAKCに公認され、公認されて1年半ほど経ちますが
現在8頭のアメリカチャンピオンを完成させ、ようやく、アメリカチャンピオンと、トップのランキング犬と
そして12月までにメジャーを持っている犬しかエントリーできないリミットショー、
ウェストミンスター展に、自分の犬が立てるようになりました。
ホントは去年も立てたんだけど、まさかのエントリー漏れ。
あのときは、目録開いて、目の前がまっくらになって、悪夢のニューヨークでした。
それでも、ドッグショーは社交の場。
ホテルの部屋を一歩でたら、にこにこ笑ってなくちゃいけなくて、心は泣いてて、つらかったー、
しょっぱい思い出。
というわけで、今年は晴れて、念願かなっての、ウェストミンスターです。
わたしが大切に、育てたこどもたちがあの舞台に3頭立ちます。
勝つ、勝たないは、1年生なので、いいんです。
2002年に無謀にも誓った、あの舞台に立てるという、最初の一歩です。
来年も、さ来年も、立てますように、立てるように、日々の犬育てをがんばります。
いつか、あの、忘れられないスタンディングオベーションが、聞けたらいいなと。
それにしても、ニューヨークどれくらい寒いんだろう...。



そして。
わたし、火曜日、ラッセルテリア審査当日の朝、不覚にも、ものすごい吐き気とめまいで
目が覚めました、現地時間、朝4時。
こんなことはいままではじめてで、自分がどれほど緊張し、プレッシャーとなっていたのか
思い知りました。
「オリンピックの選手が、オリンピックの空気は別物です」というのと、まさに近いその感じ。
汚い話ですが、30分、トイレにこもって、オエオエと何も出ないけれど嘔吐感と戦いました。
そんな、はじめてのウェストミンスター「出陳者」としての朝でした。

ドッグショーには、さまざまなハプニングがつきものです。
うちは3頭エントリーしていたのですが、ユキオさんをハンドリングするはずのハンドラーが
隣のリングが長引いてこられなかったり、もう、パニック、パニック。
昨年から、ウェストミンスターの会場は、ブリードはピア(埠頭)の会場で、
ベンチショーで、ベンチの場所からセットアップから電源の位置から、なにもかもが不慣れで
ちょうど、この2月からうちのアシスタントとして働いてくれるカイリーがいてくれたことが
ずいぶんと、心の支えになり、助かりました。

ほんとは、リングサイドから隠れてわが子たちの頑張りを見守るつもりが、ユキオさんの
ハンドラーさんが隣のリングとバッティングして間に合わず、レベッカも同じく・・・。
これはもう、自分でリングに入るしかない!と、無謀にもブログ担当者、ウェストミンスターで
いきなりオーナーハンドラー体験。
もう、頭の中はまっしろですが、なによりも心配なのは、わが子たち3頭エントリーしていて
どの子も、自分をみるとクレイジーになってしまうということで、だから自分はリングに入りつつ
他の2頭がクレイジーにならないように、気配を消さなくてはならない、という、とんでもなく
大変な状況で、もう、頭がいっぱいいっぱいでした。


今年のウェストミンスターは、ある意味では、世代交代のターニングポイントでした。
アメリカで、ラッセルテリアが公認されてからずっとトップを走り続けてきたスウェーデンからの
遠征犬、GOLDSAND'S COLUMBUSの、引退ショーでもありました。
彼は、全米トップテリア2、オールブリード4位という、飛躍的な成績を遂げた犬で
私はこの犬を2011年から知っていて、このスウェーデンのオーナーは自分の繁殖犬のオーナーでもあるので
ファミリーの一員という思いでこの犬を見続けてきましたし、自分もこの犬の子どもたちを
持っているひとりです。
だから、有終の美を飾ってほしいという思いもありました。
2011年から、ヨーロッパのコロンバス、オーストラリアのエナジー、という2頭の
この犬種を引っ張ってきた2頭の犬。
パリのワールドドッグショーではじめて競ったあの日から、長きにわたる、この犬との
すばらしい競い合う日々は、自分をなによりも高めてくれたし、犬種観について深く、深く、
考えさせてくれるきっかけとなりました。
最高のライバルこそ、最高の未来をつくってくれる、そのことを強く実感したのでした。
その、コロンバスとの日々がこれで最後だとおもうと、胸にこみあげる思いがありました。
わたしたちは、とてもよい、ライバルでもあり、そして互いをとても大切に思ってきたのです。
だからこそ、コロンバスのオーナーはわたしの繁殖犬を持ち、わたしはコロンバスの子どもたちを
持ったのだと思います。

さて、いよいよその瞬間がはじまりました。



2014年、ウェストミンスターケネルクラブドッグショー、ベスト・オブ・ブリード
GOLDSAND' Columbus.

Best Opposite Sex MONAMOUR ENERGY OF KISS (CHELSEA)
1st Select Dog MONAMOUR RAINBOW BLOSSOMS (TAISHI)
2st Select Dog MONAMOUR PART TIME LOVER (YUKKIO)


なんと、自分がエントリーした3頭全員が、入賞という信じられない結果となりました。
Best Of Breedは、コロンバスでした。
コロンバスの子どもたちは、自分が4頭とも大事に育てていますので、2014年以降の
日本のドッグショーでも、みなさんにお会いする機会がたくさんあると思います。

3頭のマイ・ブリーディングドッグたちをエントリーした今年のウェストミンスター。


まさかの、3頭入賞!






はじめて夢を見た日から、まさか、こんな日が来るとは・・・。











夢を持って、夢を信じて、前に進めば、道は必ず開けると、おもいます。
ただし、オープンマインドで。
頭はクールに、心は熱い情熱を。
ドッグ・ブリーディングと、ドッグ・ショーイングは、夢の舞台だと、思っています。
いま、ブリーディングをしている人、これからブリーディングをはじめようと思っている人。
夢は、かならず、かなうと思います。
わたしたちもまだ、夢の途中ですが、一歩を踏み出すことができました。
ドッグショーをこれからはじめたいと思っている人、世界の舞台は、はるか遠い世界では、ありません。
ウェストミンスターはやっぱり、夢の舞台でした。

たくさんの人たちの理解と、協力と、支えをかりて、ようやく、ここまで歩むことができました。
ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました。


ショードッグのブリーディングは、もちろん、家庭犬として飼ってくださる方々の
愛情と力添えがなければ、継続することはできません。
わたしたちの繁殖した、ジャックラッセルテリア、ワイアーフォックステリア、ボーダーテリアを
大切に育ててくださっている、すべてのオーナーさんに、心からの感謝を、伝えさせてください。

いま、ジャックラッセルテリアのチビちゃんたち生まれています。
最高のショードッグのブリーディングは、最高のパートナードッグのブリーディングと
まったく同じです。
わたしたちの育てるジャックラッセルテリア、ワイアーフォックステリアたちに興味のある方
ぜひ、お問い合わせください。


今日はまず、ありがとうを、言わせてください。




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