見合って見合って。 | 23:42 |
はい、見合って見合って。
テリアの審査独特の、スパーリング風景です。
決して間違ってはいけないのは、ガウガウする犬=良い犬だとか
気性の良し悪しをはかるための審査ではなく、犬が相手をじっと見据えた
「ガルルルルッ」っと挑みかかっていく直前に静止するその瞬間、
体重はもっとも前に乗り、ネックは相手を見据えて長く伸び、顔つきは
引き締まり、もっとも美しいポーズであるため、このスパーリングによって
犬の緊張美を引き出す、というのがこの審査の前提の考え方であるという点。
そして、いくつかのテリア、たとえばジャックラッセルテリアとかノーフォーク
という、群れ(=パック)で狩猟するワーキングテリアは、このスパーリングは
させないもの、というふうにされているようですが、オーストラリアでのショーや
ワールドショーなどの審査では、これらの犬種でもスパーリングさせているケースも
ときどき、見られました。
厳密には、スパーリングさせない犬種であっても、やはりこのスパーリング時の
静止美がいちばん美しく、それをグループ審査などで他犬種と比較したいという場合は
この手法を用いることも、おおきくは可とされているのかなあ、とおもいました。
でも、ボーダーテリアのスパーリングは、これまで見たことがありません。
でもなんだかこのスパーリングは、犬たちの井戸端会議みたいな感じで
かわいいなあと思ってしまうのは、自分だけでしょうか・・・
アイリッシュテリアとか、ケリーブルーテリアとか、もう、いままさに
相手に飛びかからんとする瞬間のように犬が張って、緊張感を全身に
みなぎらせている状態は、うわぁ、、とため息が漏れるほど美しいのですが
なんというか、昨今の犬たちはさほど張らないような気が・・・。
人間男子も草食系になっているのと同様に、犬の社会も、草食系化しているのかと
そんなことを考えてみたり・・。
でもやっぱり、ショードッグはお人形さんのようにただ美しいだけではなくて
内側からみなぎる力強さとかたくましさ、凛々しさ、精悍さというものがあってこそ
テリアが持つ本来の美しさだと思うので、自分から張るような犬はやはり
誰をも引き付ける魅力があります。
それにしても、スパーリングとは比較対象の相手があってこそできること。
日本では1頭1席犬種が多く、なかなかスパーリング風景を見ることは叶いませんが
こういうテリアらしい審査技法が見られると、ショーに見せ場とか盛り上がりのシーンができて
ギャラリーも楽しめるんじゃないかなと、おもいます。
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お写真使用ご希望、あるいはご意見等ある方は、clumberup@yahoo.co.jpにメールか、
053-545-0537まで直接ご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。
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決して間違ってはいけないのは、ガウガウする犬=良い犬だとか
気性の良し悪しをはかるための審査ではなく、犬が相手をじっと見据えた
「ガルルルルッ」っと挑みかかっていく直前に静止するその瞬間、
体重はもっとも前に乗り、ネックは相手を見据えて長く伸び、顔つきは
引き締まり、もっとも美しいポーズであるため、このスパーリングによって
犬の緊張美を引き出す、というのがこの審査の前提の考え方であるという点。
そして、いくつかのテリア、たとえばジャックラッセルテリアとかノーフォーク
という、群れ(=パック)で狩猟するワーキングテリアは、このスパーリングは
させないもの、というふうにされているようですが、オーストラリアでのショーや
ワールドショーなどの審査では、これらの犬種でもスパーリングさせているケースも
ときどき、見られました。
厳密には、スパーリングさせない犬種であっても、やはりこのスパーリング時の
静止美がいちばん美しく、それをグループ審査などで他犬種と比較したいという場合は
この手法を用いることも、おおきくは可とされているのかなあ、とおもいました。
でも、ボーダーテリアのスパーリングは、これまで見たことがありません。
でもなんだかこのスパーリングは、犬たちの井戸端会議みたいな感じで
かわいいなあと思ってしまうのは、自分だけでしょうか・・・
アイリッシュテリアとか、ケリーブルーテリアとか、もう、いままさに
相手に飛びかからんとする瞬間のように犬が張って、緊張感を全身に
みなぎらせている状態は、うわぁ、、とため息が漏れるほど美しいのですが
なんというか、昨今の犬たちはさほど張らないような気が・・・。
人間男子も草食系になっているのと同様に、犬の社会も、草食系化しているのかと
そんなことを考えてみたり・・。
でもやっぱり、ショードッグはお人形さんのようにただ美しいだけではなくて
内側からみなぎる力強さとかたくましさ、凛々しさ、精悍さというものがあってこそ
テリアが持つ本来の美しさだと思うので、自分から張るような犬はやはり
誰をも引き付ける魅力があります。
それにしても、スパーリングとは比較対象の相手があってこそできること。
日本では1頭1席犬種が多く、なかなかスパーリング風景を見ることは叶いませんが
こういうテリアらしい審査技法が見られると、ショーに見せ場とか盛り上がりのシーンができて
ギャラリーも楽しめるんじゃないかなと、おもいます。
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