目隠しをした馬のように。 | 03:43 |
こんばんは@東京神田なう、です。
明日は試験のため、1日はやく会場近くのビジネスホテルにとじこもって一夜漬け勉強中です。
ほんとは一夜漬けじゃいけないんですけど、毎日は怒濤のように忙しく、デスクに座って
自分の勉強をしている時間がなかなかとれず(→言い訳)千葉インターが終わってからひたすら
缶詰勉強してますが、まるっきり頭に入ってこなくて困ってます。
でも、自分の馴染みのある犬種以外の犬種を勉強するのはそれはそれで面白いです。
ドッグショーを見ていて、なんとなく上がる犬や落ちた犬のことを見るのは簡単です。
でも、なぜ?どうして?それを本当に理解するには、スタンダードを知らずしてはできません。
たとえばわたしは、キャバリアのマズルの長さが3.8cmだと書かれていることも
マルチーズの頭部の比率も、スタンダードを読んではじめて知りました。
こういうことを知らずにドッグショーを見ても、なぜ、どうして、その犬が良い犬なのか
その理由を知ることが出来ないので、やっぱり学ぶことは自分をもっと面白い場所へと
連れて行ってくれることなんだなと再認識しています。
しかしながら、年々、集中力というものが落ちるいっぽうで、昔だったら一夜漬けは
得意中の得意だったはずですが、いまはテレビをつけたり、雑誌をパラパラしたり
誘惑に打ち勝つのがなかなか大変です。
そんな折、プロフェッショナルという番組で、衣裳デザイナーの石岡瑛子さんの追悼の
番組に目が釘付けになり、勉強してることも忘れてみてしまいました。
71歳の石岡さんが、ブロードウェイの新作ミュージカル「スパイダーマン」の衣裳を
デザインするそのプロセスを描いていたのですが、それがもう壮絶で、つくり手として
絶対に妥協しないで、些細なことでも微修正、微修正を繰り返して、圧倒的な美しさと
インパクトのある衣裳をつくりあげていくのですが
プロフェッショナルとして、最高の作品をつくる極意は?というような問いに対し
「自分のすべてを燃やし尽くす」というこたえでした。
そして、プロフェッショナルの仕事とは、なんだと思うか?という問いに対して
「求められている答えよりも高いこたえを、生み出せるのが、真のプロフェッショナルだ」
それが石岡さんの答えでした。
はっとしました。
求められている答えよりも高い、誰も見たことのない高いハードルを自分で打ち立てて
想像以上のこたえを「生み出す」って壮絶だとおもいました。
そんな彼女の仕事っぷりは壮絶をきわめて、とても70歳を過ぎた女性とは思えない
ニューヨークのキャリアウーマンのまっただなか、という印象でした。
そんな彼女が言いました。
「お昼寝してのんびりするのが好きな人は想像もしたくないかもしれないけれど
ずっと、目隠しをした馬みたいに猛烈に走りつづけているんですよ。
目隠しをした馬のようにがむしゃらに走って、走って、そんな生き方なんです。
はるかなる旅を。」
自分たちの人生を、そこに投影することはおこがましいのかもしれませんが
自分たちもまた、目隠しをした馬のように、あるいは馬車馬のように大忙しで
毎日を生きているような気がします。
昔、ある人に言われました。
人生には、誰にも必死の時代があるのよと。
もしかしたら自分たちは一生、必死の時代なのかもしれませんが、夢中になれることがあるのは
しあわせなことなのかもしれません。
目隠しをした馬のようにしゃかりきに働き、学び、生きるのが性に合ってるのかもしれません。
とりあえず明日試験がんばって、終わったらケネルに帰って、大好きな犬たちの顔みて
また仕事頑張ります!
BUSY BUSY BUSY、今週末もがんばります。
ドッグショーの話題じゃなくてすいません。勉強の集中力がつづかないので閑話休題です。
プロフェッショナル・ショーチームとして、期待以上のこたえを生み出すような
夢のあるショーイングが出来るような、そういうチームづくりをしたいと思っています。
がんばります。
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明日は試験のため、1日はやく会場近くのビジネスホテルにとじこもって一夜漬け勉強中です。
ほんとは一夜漬けじゃいけないんですけど、毎日は怒濤のように忙しく、デスクに座って
自分の勉強をしている時間がなかなかとれず(→言い訳)千葉インターが終わってからひたすら
缶詰勉強してますが、まるっきり頭に入ってこなくて困ってます。
でも、自分の馴染みのある犬種以外の犬種を勉強するのはそれはそれで面白いです。
ドッグショーを見ていて、なんとなく上がる犬や落ちた犬のことを見るのは簡単です。
でも、なぜ?どうして?それを本当に理解するには、スタンダードを知らずしてはできません。
たとえばわたしは、キャバリアのマズルの長さが3.8cmだと書かれていることも
マルチーズの頭部の比率も、スタンダードを読んではじめて知りました。
こういうことを知らずにドッグショーを見ても、なぜ、どうして、その犬が良い犬なのか
その理由を知ることが出来ないので、やっぱり学ぶことは自分をもっと面白い場所へと
連れて行ってくれることなんだなと再認識しています。
しかしながら、年々、集中力というものが落ちるいっぽうで、昔だったら一夜漬けは
得意中の得意だったはずですが、いまはテレビをつけたり、雑誌をパラパラしたり
誘惑に打ち勝つのがなかなか大変です。
そんな折、プロフェッショナルという番組で、衣裳デザイナーの石岡瑛子さんの追悼の
番組に目が釘付けになり、勉強してることも忘れてみてしまいました。
71歳の石岡さんが、ブロードウェイの新作ミュージカル「スパイダーマン」の衣裳を
デザインするそのプロセスを描いていたのですが、それがもう壮絶で、つくり手として
絶対に妥協しないで、些細なことでも微修正、微修正を繰り返して、圧倒的な美しさと
インパクトのある衣裳をつくりあげていくのですが
プロフェッショナルとして、最高の作品をつくる極意は?というような問いに対し
「自分のすべてを燃やし尽くす」というこたえでした。
そして、プロフェッショナルの仕事とは、なんだと思うか?という問いに対して
「求められている答えよりも高いこたえを、生み出せるのが、真のプロフェッショナルだ」
それが石岡さんの答えでした。
はっとしました。
求められている答えよりも高い、誰も見たことのない高いハードルを自分で打ち立てて
想像以上のこたえを「生み出す」って壮絶だとおもいました。
そんな彼女の仕事っぷりは壮絶をきわめて、とても70歳を過ぎた女性とは思えない
ニューヨークのキャリアウーマンのまっただなか、という印象でした。
そんな彼女が言いました。
「お昼寝してのんびりするのが好きな人は想像もしたくないかもしれないけれど
ずっと、目隠しをした馬みたいに猛烈に走りつづけているんですよ。
目隠しをした馬のようにがむしゃらに走って、走って、そんな生き方なんです。
はるかなる旅を。」
自分たちの人生を、そこに投影することはおこがましいのかもしれませんが
自分たちもまた、目隠しをした馬のように、あるいは馬車馬のように大忙しで
毎日を生きているような気がします。
昔、ある人に言われました。
人生には、誰にも必死の時代があるのよと。
もしかしたら自分たちは一生、必死の時代なのかもしれませんが、夢中になれることがあるのは
しあわせなことなのかもしれません。
目隠しをした馬のようにしゃかりきに働き、学び、生きるのが性に合ってるのかもしれません。
とりあえず明日試験がんばって、終わったらケネルに帰って、大好きな犬たちの顔みて
また仕事頑張ります!
BUSY BUSY BUSY、今週末もがんばります。
ドッグショーの話題じゃなくてすいません。勉強の集中力がつづかないので閑話休題です。
プロフェッショナル・ショーチームとして、期待以上のこたえを生み出すような
夢のあるショーイングが出来るような、そういうチームづくりをしたいと思っています。
がんばります。
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