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クランバーアップケネルからドッグショーリポートをはじめさまざまな情報をお届けします。
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書けましたー! 05:30
日付をまたいで昨夜22時くらいからスタートさせ、寄り道につぐ寄り道をしつつ
挙句の果てにはまたまた深夜の楽天という危険エリアも通過しつつ、どうにかこうにか
2つの原稿、合計14000文字、書き終わりましたー。
14000文字というと400字詰め原稿用紙で35枚でした、がんばって一気に書きました。

頭がちょっとハイになるほどハイスピードでだーっと文章を書いていったので
指がつりそうです。
今から、この記事に差しこむ写真をセレクトして、原稿とセットでSDチップに入れて
朝からミーティングに出かけて編集の方にお渡しします。

心配していたジャックのお産も昨日ぶじに生んでくれまして、出産の介添えも
自分でできましたし、今晩も夜通しで赤ちゃんとお母さんを見ていられました。
時折、犬用ゴートミルクと卵でミルクセーキをつくったり、チーズやレバーで
高栄養のごはんをあげたり、3時間おきで外にトイレにつきあったりと
最初の夜にしてあげたいことができたので、ちょっと安心しています。
お母さんの子犬の面倒見は最高によく、甲斐甲斐しい世話をしてくれます。
ジャックラッセルのお産はほんとうに楽で、母犬はどの子もとても上手に
子犬のお世話をしてくれるので助かります。
ワイアーは初産だと、最初はちょっと不慣れでお母さんらしくない
ピョンピョンしたしぐさをして困らせてくれますが、すぐに慣れてくると
ピョンピョンせずにちゃんと子育てをしてくれるようになります。

過度の干渉をせず、さりとて放任にせずに、お母さん犬がお母さんとして
ストレスなく子犬を育てられるようにお手伝いするのが、わたしたちの役割だと
考えています。
ずっと育児ばかり根詰めていたら息が詰まるだろうから、ときどきは
外の空気を吸わせて、ちょっと運動させたりとか、授乳中は喉が渇くだろうし
栄養が必要なので、ミルクセーキを適宜あげるとか、それでもなるべく
母犬が子どもを自力で育てる力を信じて、それをサポートすることに
徹しようと思っています。

幸い、お母さん犬の栄養状態もよく、母乳もすごくたくさん出ているようで
チビたちの鳴き声ひとつ聞きません。
生まれたばかりの赤ちゃんは、保温、保湿、初乳、これらのことが満ち足りていれば
まず、鳴き声をきくことがありません。
あとは、お母さんが疲弊しないように、栄養とリフレッシュを考えてあげれば
自然分娩、自然保育はたいていうまくいくと思います。

20日ほど前に生まれた赤ちゃんたちはすっかりジャック化していて、
ワンワンと吠えたり、ガルルと唸ったり、目が開いたかと思ったらもう
兄妹喧嘩をしたり、ぬいぐるみに興味を持ったりとその成長の早さには
毎度のことながら、びっくり。

ほんとうは、なーんにもしないで、子犬の成長だけ目を閉じることも忘れて
ずっと見ていたいのですが、貧乏暇ナシでそんなわけにもいきませんので
仕事しながら合間、合間で、パピーのお世話をしたり掃除をしながら癒されて
また元気をもらって、デスクに向かったりケネルに向かったりしています。


というわけで、もう朝になってしまいましたが
今日も一日、パピーたちに癒されながら、がんばります。

待望の、この方とエナジーのお子たちも無事に生まれました。
幸せいっぱいのベビーラッシュ、赤ちゃんたちは犬用のホットカーペットと
湯たんぽで保温して、部屋中に加湿器でアクアシーンをたいて、
寒くないようにと気にし過ぎなくらい気にしているので、ハウスをのぞくと
ぽっかぽかのブランケットの上でころんころんのお腹を出して眠っています。
これを見るとすべて吹き飛ぶくらい・・・癒されます。
赤ちゃんが生まれるたびに、あたらしいゲージや、カドラーベッドや
ホットカーペットや、高栄養食を楽天ポチポチが進んでしまうので
気を引き締めて、なるべくポチポチしないようにストップかけている次第です。
深夜からこの明け方がいちばん危険な時間帯なので、楽天ポチポチする代わりに
ブログ更新してみました。

それでは、また。


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ケアーンテリア、スコティッシュテリア、ウェストハイランドホワイトテリア、3テリアの比較。 01:07
またまた、面白い記事を見つけました。
ていうか、今日は、早く寝ようと思ったんです。
風邪気味だし、咳もこれ以上深くなってほしくないし・・・。
しかしながら、〆切りは待ってはくれません。
11月末日までに入稿する原稿がありまして、明日には記事を渡して
誌面に組んでもらわなくてはなりません。
というわけで、ひたすら文章を書き続けて...というのは不可能で
あの、引越しの大忙しのときに限って、思い出アルバムや昔の日記を開いては
ああ、片付けなくちゃと思いながら現実逃避するのとおなじで、記事を書くにあたっては
現実逃避、あるいは遠回りを繰り返しながら、あたまのなかで、文章の組み立てや
言いたいことをころころとなんとなく転がして、転がして、現実逃避もいよいよ
もう逃げられない!というところまで来ると、俄然、オフィスのワードを開いて
猛然とキーボードを超高速で叩きはじめる、という具合です。
だいたい、パソコンがそのブラインドタッチのスピードに追いつくことができなくて
真夜中に3回くらいは固まったりします。

で、さっきは、ショードッグのドッグマガジン用の広告で、犬種ごとに
広告写真のアングルとか、感じがすごく考えられているので参考にしようと思って
またまた、海外のドッグマガジンをわんさか広げては、イメージしていたのですが
また、面白い記事を見つけて横道に逸れてしまいました。
横道に逸れる、というかなんというか、アイディアのヒントを探しているというか。

今日読んだ、面白い記事はこちら。

Back to Basic、基本に立ち返ってケアーンテリアとウェストハイランドホワイトテリアと
スコティッシュテリアの違いを考えてみる、という特集記事です。


こんなふうな分かりやすいイラストとともに、それぞれのボディのパーツを
スタンダードの文章を用いて比較する、という記事でした。
見れば分かりますが、左からケアーン、スコッチ、ウェスティ。


翻訳は、原稿の締め切りに追われているので省きますがこのイラストだけは
頭にイメージしておくと、分かりやすいと思います。
大変に有名なテリアのブリーダージャッジが書いている記事のようですので
このイラストで描かれている各パーツの位置、バランス、などは絵柄として
参考になるものだと思います。
先日、審査員試験の講習会のときに、頭の中にクッキーの型、あるいはスケールを持ち
その犬種の姿形(プロポーション)を思い描くことが大事だと教わりました。
その、自分なりの犬種のプロポーションのスケールを頭に持っていれば
たとえ100頭の審査でも、ファーストラウンドで犬がリングに入ってきた瞬間に
まず、何頭かの「タイピーな犬=スタンダードを体現している犬」を
ファーストカットすることができるのだと。
そして、そこからさらに、洗練度や、あるいは健全性、犬種表現をより
高めているかどうかなどの仔細に渡る審査をして、Best Of Breedを選べばよいのだと。

ですから、このイラストによる「型」あるいは「モノサシ」を頭にインプットするのは
すごく大事なことのようです。




このドッグマガジンに、先日の高松の連合展でリザーブクィーンを獲った
スコティッシュテリアのドルチェのアドが出ていました。
ウェストミンスターKCでアワードオブメリットを獲ったときの写真です。



海外のドッグマガジンが大好きで、大好きで、大好きすぎて先日のモントゴメリのときは
雑誌だけでラゲッジが40kgを越えて、オーバーチャージが大変なことになりそうでしたが
係りの人が段ボールを持ってきて、スーツケースの中の膨大な雑誌をこの段ボールに
入れ替えれば、エキストラチャージは請求しないよと親切にしてくれたので助かりました。
で、その大量のドッグマガジンを詰め込んだ段ボールの重さは、、、大変な重さでした。

それでも、なにを買うよりドッグマガジンだけは持って帰ってきます。
バックナンバーもできるだけ集めます。
海外の犬の写真はとてもいきいきとして、広告もとても美しくて夢があって
ショードッグって素敵だなあと思わせてくれるし、たとえばフェイスブリードの犬だと
美しい顔や頭部だけの写真とか、ガンドッグだと水辺を鳥を咥えて疾走している写真だとか
犬種の「らしさ」をとてもみずみずしく描いていて、それを眺めるだけでも刺激がビシバシと
伝わってきます。

というわけで、寄り道はこれくらいにして、また原稿書きに戻ります。
それでは、また。


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犬種理解への扉。 10:39
いま、これ読んでます。
読んでいるというか、翻訳しながら読んでます。
時間かかりますが、単語のもつ意味合いをひとつひとつ丁寧に
どれくらい丁寧かというと、どうしてもわからない単語のニュアンスは
外国の友人に、これってどういう意味?と聞きながら読んでます。

ドッグ・ブリーディングをするにあたって、わたしたちがまず理解し
意識しなくてはならないのは、母国語が日本語であるということ
だとおもいます。
多くの素晴らしい資料も、スタンダードも、文献も、ほとんどが英語で書かれ
それを読み解けばもっと犬種理解が深まるであろうものを、母国語の言語感覚で
理解できないというのは、ものすごいマイナススタートなのだと痛感します。
ある程度の会話が問題なくできても、文献をすらすらと、自分の言語のように
読んでいくというのはなかなか大変なことです。

でも、その文章に書かれているひとつの単語のニュアンスだとか形容句を
きちんと把握して読まないと、どうしても、犬種理解に誤りが生まれるし
おそらく、そういった文献を日本語に訳している人も、犬学の独特の用語を
意味とたがうことなく翻訳するというのは至難の業であったこととおもいます。
でも、興味深い資料がつぎつぎ出てくるので、できるだけ読みたいと思っています。
いまは、こういったものを読んでいます。


ジャッジを受けるときにも、ジャッジングを見るときにも、
誰しもが、できるだけ論理的な理由がほしいと思うのだとおもいます。
その、理由が「クリティック(審査短評)に記載されているというのが
通常のFCI各国でのドッグショーだと思いますが、日本では審査短評を
出陳者全員がもらえるというシステムは現状ではありませんので
審査を受け、あるいは審査を見て、自分の頭の中に???(ハテナ?)が浮かんだら
すぐさまそのこたえを探すために、多くの資料あるいはスタンダードを
またボトムから読み返して、ウンウンと考え、こたえを探す旅をします。

ケアーンテリアの正しいイヤーセットそして耳の表現は?

正しい頭部構成は?


これは、アメリカの大変に有名なケアーンテリアのブリーダージャッジが
北欧にジャッジングに行った際のレポートです。

これは北欧でB.O.Bに挙げた犬。


これは40年近くも前にこの筆者がブリーディングしたケアーンテリア。

これらを、訳しながら読んでいきます。
単語を1つ1つおろそかにせず、流し読みではなく、単語1つ1つまで辞書引きながら。


あとは、雑誌を片っ端からひっくり返していろんな写真を見ます。



正しい耳の表現は?
正しい尾の表現は?
正しい頭部の表現は?
あるいは、ケアーンテリアの正しいアティテュードの表現は?

例えばこの人。

ケアーンテリアの世界では大変に有名な方です。
この方がこういうスタックをさせているのは、どういう意味があるのだろうかと
考えてみることに意味があるようにおもいます。











こういったさまざまなハンドラーが、さまざまな表現方法を用いて
ケアーンテリアを表現しようとしています。
これらのエッセンスから、犬種理解のヒントを見出すこともできます。

こちらも、アメリカの有名なケアーンテリアのブリーダージャッジが
スカンジナビアにジャッジに行った際のリポート。

いろいろ読んでみたり、見てみたり、考えてみたりすると勉強になります。
たとえそれが自分の犬種でなくとも、1つ1つの犬種理解を深めるのは
とても面白い作業だと、おもっています。
それでは、また。



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香川県クラブ連合会展 01:39
こんばんは。
香川から戻って、犬たちのエクササイズして、バスの荷物をおろして・・・と
毎週おなじみの日曜日の夜のブログです。
今回も、香川までの遠征でしたが、がんばって帰ってきました。
今週は、久しぶりに大好きなのだめカンタービレを見ながらの道中です。
大好きすぎて何度も見ていますが、なんど見ても大好きで頭の中がクラシック全開になります。

ドッグショーもだんだんと、冬本番!という感じで寒さが増してきましたが
まだ、ストーブをつけるほどではなく、朝晩はちょっと冷え込むかなという感じです。

今週は高松のクラブ展と香川の連合展に行ってきましたが、
会場がとにかくとても使いやすく、きれいで、ドッグショーも見やすくて
とても良い会場でした。
会場はフェリー埠頭のすぐ近くで、海がとてもきれいに見えました。
高松の駅からもすぐの場所で、これならオーナーさんたちも応援に来やすいし
一般のギャラリーの方もたくさん足を運んでいました。
屋根のついたドーム型の会場をぐるりと囲むようにパドックが組まれて
犬のエクササイズも時間の制限もなく、とても使いやすかったです。
こういう公共の場所がいつまでも使えるように、出陳者がマナーを守って
清潔に気遣って使わなくちゃいけないなとおもいました。
ほんとに良い会場でした。もちろんお手洗いも清潔でした。(これ、ポイント大!)
お手洗いが清潔だというだけで、ドッグショーが3倍くらい過ごしやすくなります。
会場に出店されていた、うどんのお店もすごく美味しくて
この2日間、うどんやおでんを食べっぱなしでした。
なんていうか、こういうきれいな会場でドッグショーが行なわれると
気持ちがぐんと上向きになります。
搬入やパドックの組み方もすごく使いやすかったです。
2日間お天気もよく、気持ちのいいドッグショー日和でした。

先週の九州インターから、川越、高松で、総走行距離はおよそ3500kmにもなると
どなたかに聞きましたが、ほんとに、旅また旅の毎週末でした。
まだまだ、これから、年末までの12月いっぱいのドッグショーがつづきます。
いよいよ、本番、大詰めを迎えます。

今日は、スコティッシュテリアのDOLCEがリザーブクィーンでした。
黒くて地低く重心の低いスコティッシュテリアにとって、今年の猛暑は
てきめんにつらかったと思いますが、冬を迎えて肌寒いくらいの気候で
ドルチェの調子が本調子に戻ってきました。
今日もドルチェらしい、ビュンビュン前に行くショーができました。
コーギーのジャッキーがグループファースト、ジャックラッセルのエナジーが
グループセカンドで、揃ってグループプレイスメントできました。

これから冬本番!
1週間で、犬も人も万全に体調管理してまた来週のドッグショーがんばります。
とりあえず、スーツをクリーニングバッグに押し込んで、洗濯機をまわして
ゴミやタオルをバスからおろして、今日のところは、おやすみなさい!


今週はこれらも額に入れないと・・・。



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ドッグショーは、犬への興味のプラットフォーム。 01:20
こんばんは。
今日は朝から事務とデスクワークをして、ハンドラー氏はトリミングをして
3人のグルーマーさんたちがせっせとベイジングしてトリミングの仕上げをして
ケネルのスタッフさんたちは、ドッグショーに行くバスをきれいにして準備をし
夕方、ハンドラー氏と空港まで犬を迎えに行ってきました。

いやはや、わかっているつもりでもやっぱり長い、待たされる時間!
輸入検疫がOKで、あとは通関だけだというのに、けっこうな時間がかかります。
こういうムダを省いたら、税関職員のコストもエコにスリム化できるんじゃないか
と思ってしまうのは毎度のことですが・・・。
今回も、けっこうな時間を待たされて、ようやくご対面が叶いました。
念願の、念願の、かの国からのかの犬種の来日の運びとなりました。
この国の、このケネルからの輸入は不可能に近いと思っていましたが
クレート越しにご対面したその美しいお顔は、いかにも!
この犬種の魅力を体現しているような、犬種の味わい深い頭部表現そのものの
実に魅力的な顔をしていて、待たされていた長い時間のイライラも吹き飛ぶほど
感激のご対面となりました。
この子と、来年からの長いショーキャンペーンを走り、ともに戦って行くと思うと
感激もひとしおでした。
まさに、日本におけるこの犬種の未来に大きな光となる可能性を持った
1頭が来日しました。
写真やビデオでは何度も見ていたのですが、実際に会ってみると
その存在感や、この美しい頭部への印象にたちまち魅了されてしまいます。
ただ美しいだけのDoll(お人形)のような犬ではなく、ワーキングドッグとしての
力強さ、たくましさ、生き物としての存在感みたいなものを持った犬です。
これが、ヨーロッパの犬が持つ独特の深みとか、味わいなのかなと感じました。

ときどき、ほんとにこの犬が、お仕事(作業)できるんだろうか?
とおもうショードッグを見かけることが多くなってきました。

ジャックラッセルのエナジーは、ネコを追いかけるときもランでカエルを見つけたときも、
まるでハンティングドッグさながらのスピーディでしなやかな動きを見せ、
そして鋭敏でムダのない行動はまったくもって、ハンティング向きの犬だろうとおもいます。
もちろん、狩猟に行くときに、馬と併走して狩猟地まで走っていっても
疲弊しないだけの効率的歩様を備えているとおもいます。
ですから、この犬は、ショードッグでありかつ実用犬としての役割を
まっとうすることができると思います。
エナジーの持久力たるや、いつもこっちが驚かされるほどの体力なのです。
なぜ、ジャックラッセルテリアがミディアム・バランス・テリアなのかと言えば
狩猟地に行く際に、馬と併走して走っても疲弊しないだけのスタミナと運動能力が求められ
となると、短脚テリアでは、馬との長距離併走は不可能ですから
そういった観点からも、ミディアム・レッグドが求められたと考えられます。

そんなふうにして、犬種の用途沿革や、その犬種がつくられた時代背景を
点と点を結び合わせるようにして読み解いていくと、犬種標準の?(ハテナ)を
紐解いていくことができるとおもいます。

日本の犬種標準書は、まず絶対に読んだほうが良いと思いますが
同時に、FCIのスタンダードおよび、原産国のスタンダードなど
犬種のスタンダードは読めるだけじっくりと読み返して、
犬種の絵を頭の中で描いて、想像力を働かせてみると面白いです。


スタンダードを、読んでみよう。

今回は、アメリカンケネルクラブのスタンダードを読んでみます。

【ボーダーテリア篇】



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明日は待望のご対面。 00:05
こんばんは。
川越から戻ってきました。
ドッグショーが終わったのが15時くらいだったので、早々に片づけをして
浜松に向けてまたハンドラー氏が運転して、夜の9時前にはケネルに到着しました。

犬たちもゆっくりめにエクササイズして、遠征つづきと気温が急に下がったので
ウェイトが落ちやすいので、しっかりとごはんをあげて休ませました。
犬たちも束の間の休息です。
これだけショーがつづくと、犬たちのコンディションを管理することには
すごく神経を使います。
明日は、またショードッグたちを一斉にトリミングして、シャンプーして
ゆっくり休ませて、明後日は週末のドッグショー地へと出発します。
そして。
明日は、待望の、超待望の、ショードッグが海外から到着するので
夕方までにトリミングを終わらせて、夕方から空港にお迎えに行って来ます。
ハンドラー氏が毎年クラフツに通いはじめて数年がかりで、ようやくようやくです。
自分たちは、ショードッグという観点でアメリカにもアンテナを張っていますが
近年、ブリーディングという観点あるいはブリーダーという観点から考えて
ヨーロッパの犬舎、ヨーロッパの犬への興味がより一層深まっています。
グルーミングやショーイングでは、アメリカと比較してしまえばどこか
垢抜けず、野暮ったいような印象を受ける場合もあるのですがしかし
ブリーディングと考えたときには、考えさせられるような点が多々あります。

たとえば、アメリカでものすごく勝っているナンバーワンドッグがいたとします。
その犬が勝っていること=その犬種の未来を良いものにする、
というふうに、この両者がイコールになっていることが理想なのですが、
現実的には、勝っている犬がブリーディングの観点で必ずしも良い影響を
及ぼすであろう犬であるとは限らない、という非常にむずかしいジレンマが
そこにあることを、自分たちは理解しなければならないとおもっています。

言い換えるならば、この犬はこの犬種の未来になにをもたらすだろうか?
という、ブリーディングの観点をたえず持ちながらショーイングを行い、
できるだけ、勝つ犬=犬種の未来をよいものにする影響を与える犬ということを
イコールに近づけられるように尽力したいと思います。

そんなあれこれいろいろなことを鑑みて、今回はアメリカではない国からの
来日となります。
ご対面が、たのしみです。
しばらくはのんびりとこのあたらしい環境に慣れさせ、人々に慣れさせ
少し慣れてきたらショーグラウンドにも連れて行って徐々に日本に慣らして
大事に育てていきたいとおもっています。
また今度、ちゃんとご紹介します。


それから、ホームページリニューアルしまして、トリミングの料金表や
ドッグショーのハンドリングおよびショーイングのご説明、
当ケネルのワイアーフォックステリアやジャックラッセルテリアの犬種観など
いろいろ載せてありますので、ぜひ、ご覧になってみてください。
来年4月のジャパンインター展を目指してみたい方、最初のストリッピングを12月に行なえば
そこから3ヵ月で、ピカピカの美しいショーコートでジャパンインターナショナルドッグショーに
エントリーすることができます。
長毛犬種も、今の時期から準備をし始めればよい状態でエントリーできます。

テリアの方は、その後、テリア展もあります。
12月のトリミングは、まだ若干の空きがありますのでご予約はおはやめにどうぞ。
ドッグショーのハンドリングのご相談も、ケネルまでお問い合わせください。
ヨーキーやシーズー、プードルなど、頭に「ノット」をつくる長毛犬種以外は
オールブリード、どの犬種も、美しい状態に仕上げてショーイングいたします。
どこよりも丁寧に、愛情深く、ご愛犬の管理を心がけています。

年末年始、冬休みのペットホテルのご利用も、おはやめにご予約ください。

ペットホテルの料金表はHPに記載されております。
特別なお預かり(サプリメント、ダイエット、療法食、長毛犬種など)も
ご希望に応じてご対応可能です。
詳しくは、ケネルまでお電話かメールにてお問い合わせください。

http://www.terrierterrier.com/

clumberup@gmail.com
053-545-0537







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川越に来ています。 22:42
こんばんは。
昨日の夜、無事に川越に到着。
今日のドッグショーも無事に終わりました。
気持ちのよい秋晴れのお天気、とても爽やかな1日でした。














川越に頑張って行ったら、たくさんの方がパドックを訪ねてくださってお話しすることができました。
みなさんにお会いできてよかったです。
ありがとうございました。
今日は九州遠征からの移動組が多く、犬も、人も、お疲れ気味のようでしたが
とても雰囲気の良い気持ちのいい気候のドッグショーでした。
明日またがんばって、そして、浜松に戻ります。
といっても、木曜日にトリミングして空港まで犬を迎えに行って
金曜日にはまた週末の遠征へと出発なのですが...とりあえずは、まず明日、がんばります。
今日は、お写真がちょこっとだけ、撮れました。
それでは、また。



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公約どおり。 08:59
おはようございます。
はい。
公約どおり、早朝にケネルに戻ってきました。
昨日の夕方にはまだ北九州の小倉にいたのに!
ハンドラー氏、めちゃくちゃ気合いでがんばって運転してくれました。
待っていたスタッフたちが、犬たちをエクササイズに出してくれて
汚れた洗濯物、食器、ショーの用具などを全部おろして、ただいま総動員で
ドッグショーのバスをクリーンアップ中。
明日と明後日のドッグショーのための、きれいなタオルボックスを積み
九州の雨で泥んこになってしまったクレートをお掃除して、ハウスの中も
すみずみまできれいにして、つぎの遠征の準備をしてくれています。

わたしたちも、汚れた洗濯物を洗濯機に放り込み、スーツをクリーニングバッグに入れ
家の犬たちの様子を見てまわって、夕方までデイオフにします。
犬たちも、さっそく運動して、ごはんを食べて、順番にシャンプーして
あとは今晩の出発まで自分のハウスでのんびりと休んでもらいます。
シャンプーも、やはりケネルでシャンプーするのがいちばんきれいになりますから
これからみんな順番にシャンプーです。

やっぱりケネルに戻ってくるとほっとします。
外ではどうしても興奮するし、気疲れするから(人間も犬も一緒?)
ショーとショーの谷間もできるだけケネルに戻って休ませながら
この長かったショーシーズンの終わりまで、元気に、良いコンディションで
犬たちが走りきれるように、そのためには人間ががんばるしかない、と
ハンドラー氏、超がんばって運転して帰ってきました。


明日と明後日は埼玉の川越フットサル第二駐車場でドッグショーです。
ハンドラーさんたち、みなさん移動に次ぐ移動で本当にタフ!
長距離ドライブは、車のエアコンで乾燥して確実に喉にきます。
うちは、乾燥するのがイヤなので、PAL JETを3時間おきくらいに
車内にシュッシュシュッシュ、1本使い切るくらいまいていますが
それでも、ちょっと時間が経つとすぐにまた乾燥しますので
くれぐれも、みなさん風邪など引きませんようにご自愛ください。

今回も、九州グルメを食べることは叶いませんでしたが・・・
無事に九州インターを終えて帰ってくることができました。
明日と明後日もがんばって行ってきます。
それでは、また!




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九州インター、がんばって帰ります! 21:08
こんばんは。
昨夜は北九州の単独展の会場から小倉の西日本展示場へと移動して
会場への搬入、犬たちのエクササイズ、全部終わらせて近くのお風呂に行き
戻ってきてバスで車中泊、落ちるように爆睡し、朝5時30分に起きまして身支度して
6時の開門とともに犬たちのエクササイズを開始、そこからケアーンテリア、
ジャックラッセル、スコッチ、ワイアー、ミニチュアシュナウザー、コーギー、
ゴールデン、コリー、みんなシャンプーして、ブローして、セットして、あっという間に
ドッグショー開始の9時!
インターの朝は、猫の手も借りたいほどの大忙しで、まるで戦争のようなパドック。
今回も2人で来たので、朝から、洗っては乾かし、セットして、リングをチェックして
リングとパドックを行ったり来たりしながら、つぎつぎ犬たちをテーブルに載せて準備して
その繰り返しで1日が終わったという感じで、、、ドッグショーが終わったのは18時くらいで
それから、パドックを片付け、荷物をバスに積み、会場を後にしました。

それでも、今日のタイムテーブルはとても順調でハンドラー氏、チームの全犬のブリード審査で
リングがかぶらずハンドリングすることが出来ました。
インターでこのスケジュールは奇跡的なことなので、ほんとうに助かりました。
そして。

World.Winner.Aust.Gr.CH.FCI.CH.JP.CH.

Lemosa Mr.Energizer

RESERVE KING.

at FCI International dogshow in KYUSYU.





エナジー、今日もパワフルにエネルギー溢れるドッグショーでリザーブキングに選ばれました。
今日も、心折れそうになるくらいバテバテの自分たちに、エナジーが、元気をくれました。

この2日間、走りっきり、動きっきりだったのでヘトヘトバテバテですが
エナジーが良いショーを見せてくれでほんとうによかったです。
今日のB.I.Sジャッジはドイツのジャッジでした。
FCI加盟国でヨーロッパのジャッジからの評価というのはこの犬種にとっては
大変大きな意味があると思っていますので良い評価をいただけたことはすごく嬉しいことでした。
なにより、ほんとにハードな3日間(金曜日はハンドラー氏まる1日運転しっぱなし)なので
なにかしらの嬉しい結果があると、がんばった甲斐があったと思うことができます。
今回も、タフ・コンペティションだったテリアグループ戦。
グループファーストは、ほんとうに嬉しいものでした。
審査員の先生、九州のみなさん、あたたかい声援をありがとうございました。


急に冷え込んできて、バスの中にも冷たい冷気を感じます。
ハンドラー氏またまた頑張って運転中!で、明日の朝にはケネルに到着して
犬たちをシャンプーして、バスをお掃除して、荷物を積み替えて、また明日の夜には
川越のドッグショーに向けて出発します。
直接川越に行くことも考えたのですが、やはり、いったんケネルに戻って
犬たちに広いランで運動させて、リラックスさせて、シャンプーして、ごはんをあげて
犬たちの食器も、水飲みバケツも、なにもかも洗って、きれいにして、
清潔なタオルや敷物に積み替えて、気持ちよく次のドッグショーに向かいたいし、
自分たちも着替えや荷物を積み替えた方が気持ちもすっきりするのでハンドラー氏
がんばって運転してます。
でも、ほんとうにハード!!

しばらくハードな日々がつづきますが、がんばります!
まずはがんばって浜松まで帰ります。
それでは、また。


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ホームページオープンしました。 16:51
こんにちは。
金曜日に出発して、九州に来ています。
昨夜はものすごい大雨、今日も朝は雨で、会場は重く深くぬかるんでいて
パドックも、パドックからリングに行く道も、リングも、泥んこぐちゃぐちゃでした。
今日は、コーギーとゴールデンとシュナウザーの単独展だけだったのではやく終わりましたが
泥のぬかるみがすごかったので、会場で犬をシャンプーしてから移動しました。
場所を移動してこれから、明日のための搬入作業が待っています。
雨は止んだし、明日はインドアなのでお天気の心配はなさそうです。


さて、予告しておりましたホームページを丸ごとリニューアルしました。
ドッグショーに興味がある方、プロフェッショナルハンドラーってどんなシステム?
あるいはワイアーフォックステリア、ジャックラッセルテリア、ボーダーテリアに
興味をお持ちの方もぜひ、読んでみてください。
まだ、細部の手直しが必要な箇所もたくさんあるのですが、とりあえずようやく
オープンにこぎつけました。
ひとつひとつのコンテンツ、犬種観、犬種理解を深められるような内容になってくれるように
内容を煮詰めたつもりです。これからどんどんブラッシュアップしていきますので
どうぞご覧ください!

http://www.terrierterrier.com/index.html


明日も長い1日になりそうですが、がんばります。
お近くの方、九州インターナショナルドッグショーにぜひ足を運んでみてください。





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