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暑い!暑い!明日から7月! 17:16
暑いですー、ものすごく暑いです。
犬たちも、この暑さでみんなバケツに顔をつっこんでバシャバシャやってます。
パピーたちはプールでバシャバシャ。

6月も今日でおしまいです。
なんだかあっという間に、1年も折り返し地点。
あまりの忙しさにわけもわからず半年が過ぎたという感じです。
3月にスタッフが入れ替わり、3月、4月は思い出せないくらい忙しかったけれど
気づいてみれば、いまや総勢10人近いスタッフが働いてくれる大所帯でやっています。

数が増えてくればそれだけ連絡事項も増えてくるし、
生き物のことは抜けがあっては困るので、ホウレンソウの強化。
生き物を扱っているので、報告、連絡、相談、ホウレンソウはものすごく大事です。
生き物が好きだからこの仕事に就きました、という人は意外と多いです。
でも、けっきょく、人と人のコミュニケーションが欠かせない仕事です、
オーナーさんとお話をするコミュニケーション能力、
スタッフ同士でホウレンソウするコミュニケーション能力、
獣医さんとも、お客さんとも、コミュニケーションをとる場面が
ぜったいに求められるので、犬は好きだけど人は苦手という人だと
この仕事はちょっと難しいかもしれません。
なにより、スタッフ間のホウレンソウの強化がケネルワークの運営には欠かせません。

最近は、スタッフ全員がおなじ時間に居合わせないこともあるので
壁新聞を貼るようにしました。

暑いので、こんなことも全員に呼びかけて、みんなが注意を払うように。
自分やハンドラー氏とおなじ視線、おなじ注意力、おなじ感性を持って
みんなが犬を育ててくれると、みんなおなじように育てられるのですが
そうなるまで、人育て!

たとえば、エアコンの効いた室内で犬を管理して排泄だけ出せば
「管理」としてはそれでいいのかもしれません。

でも、暑いなかで水をまいてやったり、暑い中で木陰で涼しい風を感じたり
プールの水でバシャバシャする楽しみを感じたり、冷たい地面にお腹をくっつけたり
そういう、「管理」ではないけれど犬の心を育てるようなこと、
犬の満足を育てるようなこと、これらは言葉で上手に説明するのがむずかしい。

ともすれば、みんな「完璧な管理」をしがちです。
もちろん、完璧な管理はたいせつなことなのです、けれども
管理以上に大切な、愛情や、人の子を育てるように犬たちを育てる感性こそ
自分たちのケネルのスタッフに、持ってほしいものだとおもっています。

とまあ、試行錯誤の毎日ですが・・・
ようやく、ここがどんな場所なのか。
犬をよくするための場所なんだというものすごく基本的なことを
みんなが理解してくれつつあるようにおもいます。

ただ犬を管理する場所なら、ほかにもある。
ここは、犬をよりよく、犬をより良い状態にするための場所なのだという
とてもあたりまえだけれど大事なことが、だいぶ伝わってくれているように感じます。

犬たちはみんなきれいな状態で、6月分のシャンプーグルーミングが終わりました。
今日はちょっと気合を入れてがんばりました。
汗だくになって1日シャンプーしたら、疲れるけれど達成感。
ハンドラー氏とミシェルも無事に帰国しました。
今週はなんと山形までの遠征です。
明日は、帰国早々ですがショー前のトリミングです。
明日一日でめいっぱいトリミングして、明後日は午前中には山形に向けて出発です!
お留守番して育てたベビちゃんたちは、ぷくぷく太ってしあわせ度100%。
かわいくて、思わず見とれてると時間がたつのを忘れてしまいそう。


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若き日のあなたたちへ。 01:16
むかし、まだ新入社員だった頃に当時直属だった上司にいわれました。
もっと仕事しろ、もっと早く仕事をこなせと、毎日のように言われました。
毎日、山のような仕事を言い渡され、こなすだけで精一杯でした。
新人をこきつかって、ひどい上司だなと思ったりもしました。

でも、いまになるとわかります。
はやく、たくさんの量の仕事をするトレーニングを若いうちにすると、
脳が鍛えられ、仕事の筋肉とでもいうか、つぎつぎ仕事を的確にこなしていく
仕事の組み立て力や、仕事脳、仕事のスキルが着実にアップするのです。
どんな仕事も、組み立て力は不可欠です。
ごはんをつくるときだって、組み立て力はぜったい大事。
若いうちから自分の限界を決めてしまうと、そこからなかなか成長できないけれど
上司に無理やりにでもつめこまれて、つぎつぎ、つぎつぎ、音を上げずに量をこなし
なんとか上司のスピード感についていこうと必死になった人は
そのときは自覚がなくても、確実に仕事脳の筋肉と体力が培われて
スキルアップしているのだと、おもいます。

だから、若いスタッフたちにはいつも言います。
はやくやりな、もっとやりなと。
スキルアップと、スピードアップ。
酷かもしれないけれど、でも、はやく、もっと、誰よりもやることでのみ
仕事のスキルが身についていくものだと、おもうのです。
犬という生き物への感覚や感性も、また、たくさん触った人ほど
その感性が身についていくとおもいます。

ましてや、犬の仕事は職人の仕事。
一人前の仕事ができるようになるまでは、頭を動かしながらでも
とにかく体を動かし、手を動かさないことには犬たちはよくならない。
シャンプー・ブローだって、1頭でも多くやったほうが技術が身につくし
上手になるし、速くなるとおもいます。

むかし、一晩で原稿用紙何枚もの原稿を書いて来いといわれて
そんな無茶なと思ったけれど、がんばって書きました。
いまでは、原稿用紙10枚くらいだったら2時間もかからずに書けるようになりました。
これは、若い頃だったからスポンジが水を吸うように仕事の筋肉が
反復、反復で身についたことだと思いますが
うちのハンドラー氏も同じことを言います。

アメリカ修行時代、いかにはやく清潔にケネルワークを終わらせて
いかに自分の時間をつくって、いかにトリミングの時間をつくるか
そればっかり考えていたと。
ボスが来る前に、ケネルワークを終わらせて、犬をトリミングして
「アドバイスをください」「トリミングを見てください」と毎日がその繰り返し。
そうやってボスになんとか技術を教えてもらおうと、がむしゃらの時期を過ごしたと。
そのがむしゃらの20代があったからこそ、いまの自分につながっているのだと。

うちのハンドラー氏は、自分はできないほうの人間だというコンプレックスがあって
それが自分のがむしゃらさをささえていたといつも言います。
自分はまだまだだ、自分は才能がないと思ったからこそ
努力をして、人一倍の量のトリミングをし、犬に触れ、一人前になろうと思っていたと
いつも話しています。
それが、今日の露木浩という人のあのトリミングにつながっているのだと思います。
うちのハンドラー氏のトリミングを見ていると、立ち止まるということがあまりありません。
ものすごい集中力でいっきに仕上げていく。
テリアは1日7頭、8頭でも仕上げていきます。
考えたり、止まったり、悩んだりすることがあまりなくて
ひたすら手を動かし、いっきに仕上がっていくのですが

テリアのトリミングをしていると、飾り毛をどうするかとか形をどうするかとか
悩むことはないの?と聞くと、あまりないと言います。

おそらくこれは、もちろんセンスとか才能という部分も多々あるとはおもうのですが
やはり、若い時代に反復によって身についたスピード感とか、ケース・バイ・ケースを
瞬間的に見分ける力みたいなものが図抜けているからこそ
頭の中にその犬その犬の個性とかアウトラインが瞬時に描けて
その像に向かっていっきに仕上げるスピードにつながっているのだとおもいます。
そして、速いけれど仕上がりが驚くほどきれい。
手前味噌になってしまうかもしれないけれど、これが、プロの職人の技術だと
トリミングをみているといつも圧倒されてしまいます。

美しいトリミングにはもちろんこだわりがたくさんあるけれど、
まず、よりはやく、的確にできるようになるためには、数をこなさなければと
夢中の修行時代をすごしたと、いつもスタッフに話しをしています。

スピードスピードというのは、職人の手の仕事と相反すると思われがちですが
はやく、美しく、丁寧に、というのがやはりプロの領域なのかもしれません。
趣味であれば、1頭を何日もかけてじっくりとトリミングしていくというのも
人生の楽しみのひとつになりますが、プロとなるとそれはなかなか叶わない夢で。

これがケネルでなくとも、自分でお店を持ったとしても同じで
1日1頭、2頭しかトリミングできないのでは経営が成り立ちません。
だから、1頭でも多くよりきれいに「仕上げる」技術を身につける必要がありますが
これには、数をこなすことしかありません。

いまの若い子たちに、おなじだけのファイティングスピリッツとか意欲とか
モチベーションをどう保ってもらえばいいのか、いつも試行錯誤の繰り返しですが
いつか一人前の技術者になるために、プロフェッショナルになるために
がんばってほしいなとおもいます。
いつかきっと、ボスの言っていた言葉の意味がわかる日がきっと来るとおもいます。

というわけで、壁新聞。
トリミングルームに貼ってます。


いまのご時世、マニュアルがいいのか、考えながら育てるほうがいいのか
わたしたちにはまだわからない点があり
良いと思うことはすべて取り入れて、よいケネルになるよう、
一人一人がプロフェッショナルになるよう、できることからがんばろうと
おもっています。
こちらはフィーディングルームに貼ってます。

がんばれ、未来のプロフェッショナルたち。
若く、がむしゃらな日々を過ごすあなたたちを、応援しています。

これでだいたい2500文字。
原稿用紙6枚分ちょっと、だいたい1時間くらいで書けました。
事務仕事でも、シャンプーでも、グルーミングでも、いつも猛スピードでやることになるので
組み立て力や、仕事脳を鍛えてくれた、厳しかった昔の上司にいまは感謝です。

ハンドラー氏もまもなく帰国。

明日から、ショードッグの今週のシャンプー・グルーミング・トリミングがはじまります。
また、大忙しの毎日になりそう。


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いってらっしゃい、もうすぐ帰ってくるけど。 21:30
こんな感じで、成田でミッシェルをアメリカのロングビーチで行われる
グレートウェスタンテリアスペシャリティーショーに送り出し
いってらっしゃい。

今週はドッグショーをお休みしたので、バスのメンテナンス、
洗濯機のメンテナンス、乾燥機のメンテナンスなどケネルの上半期のメンテナンスをし
また、ドッグショー、トリミングセミナー、バーベキューなど夏の忙しい時期を乗り切る
リチャージ期間しています。

ミシェルとハンドラー氏はアメリカに行ってますが、ケネルは相変わらずバタバタと
犬たちのシャンプー、トリミング、ペットホテルなど、など、フル稼動しています。
ドッグショーがお休みの週でも、ショードッグのシャンプーは最低でも週1と決めているので
みんなローテーション組んでがんばって犬たちをきれいにキープしてくれています。

この、梅雨の時期から夏の暑い時期、皮膚がベトベトしたり湿疹ができやすいので
1にも2にも清潔に、ショードッグもケネルの犬たちも、頻繁にシャンプーをして
しっかりとブロードライをすることを心がけています。
とくに、指間、耳の後ろ、大型犬の肘の周辺、などはとくに気をつけます。
同時に、耳の中も湿気がこもりやすいので、こまめな耳掃除にも気をつけます。

それにしても、大雨から晴天だと思いきや、暑い、暑い、猛暑でした。
本格的な暑さで、夏!っていう感じの1日。
ホースのお水で度胸試しが大流行していました。
得意の通販でプールを買ったので、プール開きがたのしみです。

さすがにこんなのは置く場所がないから買えませんが...ほしい!

犬にも使えるプール通販。

こんなに大きい↑のは買えないので、小さいプールを買いました。
今週中には届くかな。






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テリアフォーラム、詳細を少しづつ煮詰めています。 03:41
こんばんは。
さっきブログ書いてもうバテバテでしたが、明日はまた獣医さんやら用事が
たくさんあるのでご連絡事項だけ、先にお伝えしておこうとおもいます。

7月31日のテリアフォーラム、今日までにご連絡をいただきました方の
参加ご希望はすべて承っておりますので、お返事がまだ送れていませんが
ちゃんと届いていますのでどうぞご安心ください!

いまのところ、25組、35名ほどの参加ご希望がありまして
これ以上増えると実技のほうにアドバイスが行き渡らなくなってしまうので
ひとまず、これにて締め切りとさせていただきました。
ただ、実技なし、見学のみの方はまだ大丈夫です。

実技の時間は、ハンドラーが皆さんのテーブルを1件1件まわりますので
ワイアーの方たちはワイアーの方たち(&エアデール)でテーブルを近くに並べて
ジャックラッセルテリアの方たちはジャックラッセルテリアの方たちでテーブルを近くに並べて
あと、スコッチ、ウェスティの方、ケアーンテリアとノーフォークテリアの方、
それからグリフォンの方たちは近くにテーブルを並べて、ハンドラー氏が
ほかの方にアドバイスをしているときも一緒にみなさんで聞いていただくと
よりたくさんの指導をみなさんでシェアできますので、そのようにしたいと思っています。
自分の犬種でなくても、興味があるときはどんどん近くにいって一緒に聞いてくださいね。

テリアのコートワークの基本はどのテリアも同じです。
コートワークの基本、コートワーク概論的な講義を午前中に講義形式で行います。

ドッグカフェでのランチをはさんで、午後からテーブルを並べて実技に入ります。
ランチ休憩のあいだに、ご愛犬をドッグランで遊ばせておトイレなども済ませてあげてください。

午後からはみなさん無言で抜き、抜きタイムになります。
みなさんのテーブルをハンドラーとアシスタントグルーマーさんたちがまわって
ナイフの持ち方を指導したり、トリミングを指導していきます。
個別のコートの悩みなども相談してください。
参加するみなさんが、自分でトリミングができるようになること
あるいはテリアのコートワークを理解することが目標のセミナーですから
たくさん質問してくださいね!

駐車場代は無料ですので、1日中たっぷりセミナーを受けてドッグランで遊んで
テリアのお友だちをたくさんつくって帰ってください。
テリアフォーラムですから
テリアがいっぱいです。
とうぜんに、みなさん、ガウガウにはどうぞ十分にご注意ください。

また、当日はクランバーアップのテリアたちのコートケアに欠かすことのできない
プロフェムのシャンプーのブース、トリミングアイテムのブース、
そして、ドッグショー会場でしかなかなか手に入らないプラッシュパピーのブースも
このテリアフォーラムに参加してくれる予定です。
日ごろ悩んでいるシャンプーのこと、アイテムのこと、ぜひ相談してみてください。
また、トリミングナイフやブラシ類などのお手入れアイテムも購入可能です。
トリミングナイフを持っていなくても、会場で購入してそのまま使うこともできます。
クランバーアップでいつも愛用しているものがかなり揃います。
クィーンブレスシリーズのサプリメントやドライヤーも購入できるように
いま、がんばって準備中です。

この、白さと硬さを維持する秘密とか。
このスタイリッシュなトリミングの秘訣とか。
よりナチュラルにつくりこんだトリミングの極意とか
セミナーにてレクチャーします。

それから、毛の基本について。
シャンプーの頻度、ブローの手順など、基礎の基礎をまず講義にてレクチャーします。
さらに、トリミング、テリアのコートワークの基本的なことを教えますので
みなさん、メモ、メモ、してくださいね。
なお、ビデオ撮影は個人使用に限っては制約をしませんのでみなさん勉強用に
撮って反復してみてください。
ただし、商用利用およびインターネットでの流布などにつきましては
ほかの参加者の方のプライバシー等にも配慮して、控えていただきたいとおもいます。

トリミングテーブルを多めに持っている方、どうか貸し出しにご協力ください。
遠方より飛行機や電車でご愛犬を連れて参加される方がたくさんいらっしゃいます。
テーブルを持ってくることは難しいとおもいますので、こちらからもあるだけ持って行きますが、
テーブル数を十分に確保したいのでもしいくつか持っている方はご協力いただけると助かります。

なお、併設のドッグカフェ、ドッグランはいつでもご利用いただけるようですので
セミナーの合間に休憩を取りたい方、犬をリフレッシュさせてあげたい方は
適宜ブレイクをとってください。
じつはこの会場に決めたポイントが、このドッグランを自由に使えることで、
トリミングする会場だけでたくさんの犬と人がひしめきあっていると
どうしても犬にもストレスがかかり、けっこうワサワサしてしまうので
犬たちがのびのびとできる会場選びに苦戦しました。
また、トリミングの場合、屋外でのセミナーでは犬も人もバテてしまうので、
冷房つきの広い部屋、そしてドッグランが広いところで、駐車場がたくさんあって
東京から遠くない場所といういろいろな点でこの会場に決めました。
会場はこちらです。
ドッグラン&カフェ FETCH.
ドッグランのオーナーさんも、本セミナーの趣旨をよく理解してくださって
いろいろな企画にもご賛同いただいています。
地図なども出ていますので、ホームページをご覧ください。


遠征の合間をぬってのテリアフォーラムの企画で、いたらない点も多々あるかとおもいますが
みなさんの楽しめる1日にしたいと思いますので、どうぞよろしくおねがいします。

詳しいことが煮詰まったらまた追ってお知らせします。
参加ご希望をいただいた方には、今週中には詳細メールをお送りしますので
いましばし、お待ちください。




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ヘトヘト、バテバテ。 22:40
北陸インターから帰ってきたのは昨日の22時くらいでした。
さすがに、ぐたぐたに疲れてます。

長野Mウェーブの会場は、パドックとグルーミングスペースが別にあって
パドックで犬を洗って、50メートルくらい離れたグルーミングスペースまで連れて行って
ドライヤーを使ってブローしなくてはならず、朝6時から開始の9時までに10何頭の犬を洗って
つぎつぎ、ひとみちゃんとノブ君にブローしに行ってもらいました。

「丁寧に、毛を1本1本しっかりと伸ばしてブローしてね」

「でも、時間に間に合わなかったら意味がないんだよ」

「走って、ダッシュ!ダッシュ!」

こんなかけ声でなんとか、テリアたち、シュナウザー、フラット、コーギー、
どの子もきれいに洗って朝9時のスタートを迎えることができました。
うちのブローは、ちゃんとブローしてないとハンドラー氏から厳しく言われるので
みんなまずうちのハンドラーからお小言を言われないだけのきっちりとしたブローを
覚えないことにはアシスタントの一歩を踏み出せない
だから、この何週間かみんな一生懸命練習して
ほんとうに、はやく、上手に、毛の1本1本を伸ばしてブローすることが上達しました。
ほんとに上手になった!
スタッフを褒めてあげたいとおもいました。

いつもならきれいに保てている犬でも、前日の新潟妙高高原のショーがものすごい霧と
前夜の大雨で、毛が湿ってしまい、べっとりした感じになっていたので
インターはみんな洗ってブローだったので、しかも50メートル先のグルーミングエリアまで
何十往復したことか、
そもそもエムウェーブという会場はスポーツ競技のための会場で
そこを端から端まで何往復もダッシュ、ダッシュだったのでさすがに膝がガクガクしています。

とはいえ、ウェルシュコーギーペンブロークは牡ジャッキーグループ2、牝シーちゃんがB.O.B、
テリアは、ジャックラッセルテリアの牡のサブ君B.O.Bで牝は大地の娘のルチがB.O.Bインターチャンピオン完成
ケアーンテリアのリキマルもB.O.B、そしてテリアグループではサブちゃんがグループ3席で
ワイアーフォックステリアのダンテがグループ2席、ドーベルマンのココはチャンピオン完成
など、など、なんとか無事にドッグショーを終えることができました。

インターはエントリーしている頭数も多いし、会場も広いし、審査が重ならないか
いつも緊張感とプレッシャーがあるので、終わるとどっと疲れます。
でも今回の疲れは、北陸インターだけの疲れというより、1月から6月までの
ドッグショー遠征の日々の疲れがどっと出たっていう感じで、
膝がかくんかくんしています。

いろいろなことが変化に富み、毎日がめまぐるしく過ぎていきますが
犬たちの状態を落とすことなく、犬たちに手がゆき届き、審査員の先生から見て
ギャラリーの方々の目で見て、美しいと思ってもらえるようなコンディションで
どの子もショーに出すことができ、この前半戦最後のインターを終えられて
ほんとうに、ほっと安堵しています。

クラブ展だけのショードッグ、クラブ展は出せず連合展FCI展だけのショードッグ
FCI展だけにエントリーするショードッグ、いろいろな子をお預かりしていますが
かならず1週間に1度はシャンプーをする、もしくはコートワークするということを
絶対にしてきたので、コーギーたちもフラットもみんなきれいな状態にできたとおもいます。
グルーマーさんたちやスタッフのみんなに感謝です。

北陸インターでは、ケアーンテリアのリキマル、ジャックラッセルテリアのサブ君
ワイアーフォックステリアのダンテ、なんとテリアグループ戦の6頭のファイナルカットのうち
3頭、チーム・クランバーアップのテリアたちでした。
本部展のテリアグループ1.2.3フィニッシュ、テリア展の全クラスB.I.S
今年のテリアグループは、チーム・クランバーアップの力が発揮できつつあるようにおもいます。

テリアがいちばん時間がかかるし、手を抜けないコートなので
前半戦を通じてテリアが好調だったのは、それだけスタッフたちがみんな
がんばって手をかけてくれたからだと、ケネルのあり方に少し安心できます。
テリアのコートを維持する技術と手間をもてれば、コーギーやフラットや柴犬のコートも
みんなきれいに管理できます。

今週の岩手のショーは、アメリカに行ってしまうのでお休みですが
また1週あけてリフレッシュしてがんばろうとおもいます!

ぜんぜん写真撮ってる間がなかったのですが、グループ戦の前だけ
ごくごくちょっとだけカメラを取り出せました。

ブリードが終わってグループの前にもまた、ブローしに行ったりセットしたり
ドッグショーの最中はそんなに足腰が痛いとは思わないのですが
終わってからがっくり、油が切れた自転車みたいにキシキシなってます。
昨日は15頭エントリーをしていたので、15頭それぞれのセットをして
滑り止めを忘れず、リングチェックでリングを何往復もして、緊張感とプレッシャー
頭もヘトヘトになっていますが、なんだか、脱力感...。
D300で撮ってみました。
光が、むずかしい!







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うちの犬たち。 01:15
うちの犬たち

毎日、水に飛び込んで、ランを走り回って、木陰で昼寝をして
ひたすら元気です。



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とつぜんですが。 00:46
とつぜんですが、今日の夜ごはんをつくっているところを写真に撮ってみました。
さいきん、トリミングの写真が多かったので、気分を変えて。


おから、いんげんの胡麻和え、ひじき、などなど。

豚の角煮、水菜と油揚げの赤出汁、などなど。
今日は、お客さまからおいしい鯵の干物をいただいたので、純和風のごはんでした。

ということが撮りたかったわけではなく、あたらしいレンズを試してみたのでした。
ものすごーーーーーーーくリーズナブルなわりに、かなりのすぐれもの!というこのレンズ
ばんばん使って、使い倒しても惜しくないっていうくらいの、
かなりリーズナブルなのですが評判がすごくよかったので、試してみました。

ふだん使いにはぜんぜんOKです。
ましてや、まったくデジタル一眼(NIKON D300)を使いこなせていない自分には
十分っていう感じです。
これでがんがん撮って練習したほうがいいのかも。

今日は、ワイアーフォックステリア、ジャックラッセルテリア、ウェルシュテリアのお客さまが
トリミングなどお手入れにみえて、またまた大賑わいのトリミングルームでした。
スタッフの子たちも、1日1頭のシャンプーだったのが、1日2頭、1日3頭と増えてきて
手際もどんどんよくなって、ブローもぐんぐん上達してきました。
毎日、くりかえし、くりかえしやっていると上手になるのがはやいですね。
いま、いちばんスタッフに口をすっぱくして注意するのが爪きりです。
こわくても、ちゃんと切らなくちゃダメだよと。
毎回、毎度毎度、チェックをして、切り残しが多かったらまたやりなおしで
どの程度まで切るのかを目で見せて、覚えてもらって、その加減を教えています。
なかなか慣れていない子はとくに、爪切りとなると大変ですが
パピーからトレーニングした子やショードッグの爪切りはほんとうに楽です。
犬の爪切りも、数をこなして、だんだんと上手になるんだろうとおもうけれど
どれくらいまで切らなくちゃいけないかを体で覚えないと、ずっと上手にならないから
はやく、手際よく、正しい犬の保定をして、きっちり切ることをリズムで覚えるまで
なんども、なんども、繰り返しです。

カメラも、毎日くりかえし撮ってみないと上手にならないかも。
NIKON D90のときはすごく簡単だったことが、NIKON D300になったらぜんぜんうまくできない!
今年の目標ができました。

ベイビーちゃんたちが生まれて、しあわせいっぱいの毎日です。
すやすや眠って、すくすく育っています。

昼間はトリミングルームと事務所を行ったり来たりでバタバタしているので
なかなか写真まで手がまわらなくて、夜になるとようやく時間ができるけれど
暗いとますます上手に撮れない・・・

明日もトリミングいっぱいして、今週末は北陸甲信越インターです。
長野のMウェーブです、みなさん遊びに来てください!
インターはいつも大忙しですが、前半戦最後のFCIショーなのでちょっと肩の荷をおろせそうです。
みんないい成績で上半期を折り返せますように。
チーム・クランバーアップがんばります。

7月31日のテリアフォーラムへのご参加のメール、たくさんありがとうございます。
ちょうどいい人数で、できそうです。
参加・見学ご希望の方、まだ大丈夫ですのでご連絡ください。
まだお返事できていませんが、みなさんの申し込みメールはたしかに届いていますのでご安心ください。
詳細決まりましたら、追って返信させていただきます。
ドッグランのほうも、とても快くイベントをたのしみにしていただいてますので
広いドッグラン、プール、ドッグカフェでのお食事など、たのしみがいっぱいありそうです。
なお、駐車場代は1日無料ですのでセミナー前後、ゆっくり遊べるそうです。
テリアがいっぱいの1日です、セミナーだけでなく、テリアのお友だちをたくさん
つくってくださいね!
ほんとに日本全国から参加希望のメールをいただいて、感謝のきもちとともに
みなさんにたのしんでいただける1日にしたいと、ハンドラー露木浩、スタッフ一同
がんばろうと思います。
ハンドラー氏は、定期的にトリミングスクールに教えに行っったり、
トリミングの試験委員をしたり、自主研修会などで教えたりする機会が多いですが
そういう場合、いい授業はたくさん質問が出る授業なのだそうです。
たくさん質問して、たくさんのお手入れのヒントを持って帰ってくださいね!
〔テリアフォーラム・セミナーのお問い合わせ〕
clumberup@yahoo.co.jp
053-545-0537


●ワイアーフォックステリアの出産は、7月上旬を予定しています●
興味のある方は、お問い合わせください。

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浜松ならではのグルメごはん。 01:34
毎週、通ってくれているスタッフのMさんが持ってきてくれるのは
なんと、なんと、まるごと鰻ごはん。
老舗のうなぎ屋さんで、骨までほろほろとくずれるくらいまで加熱して
お野菜なども一緒に煮込んであります。
人間用?ではなくて、犬たちのためのごはんです。
これを食べつづけると、犬たち、つやつやになるのだそうです。

おかげで、ケネルの犬たちは鰻をトッピングしたごはんを毎日おいしそうに食べています。
お肉のアレルギーのある子にもいいですね。

うちでは、犬たちのごはん、フィーディングについては
スタッフの子たちに再三にわたって細かく言います。

そのごはんは、おいしそう?
がつがつ、おいしそうに食べる?
犬たち、ごはんがうれしそう?

これはものすごく大切だとおもっていて、
ただ、ドライのフードを規定の分量あげればいいとはまったくおもっていなくて

どれくらいのやわらかさで、どんなふうにふんわりと、いい匂いがして
ほんのりあったかく、食の細い子でもおもわず食べてしまうようなごはんを

「ごはんだよ」の声かけや、ごはんをあげる順番まで、犬たちの個性を観察して
あげられるようになったら、フィーディングのプロだとおもいます。
プロといっても、技術のことだけでなく、犬たちをお母さんみたいな気持ちで
1頭1頭育てていかれたらそれが最高なんだとおもいます。
犬好きじゃないとできないお仕事です。

ケネルの子も、ショーの子も、ごはんのレシピは1頭1頭ちがって
毛質や体質によって、ラムライス、チキンアンドライス、チキン、ダイエット、シニアなどの
基本のフードもぜんぶちがうし、お預かりの子はまた違うごはんだったりするので
担当する子は大変かもしれませんが、1頭1頭をよくしようという犬への愛情、
それを伝えるのがごはんだよと、いつも言います。

離乳食のつくりかたもそう。
離乳食がはじまった日、1日目、2日目、5日目、1週間。
毎日、固さ、やわらかさ、におい、パピーの反応を見てかえていくことが
離乳の成功を左右します。
離乳は、犬の成長を左右する、犬育てではものすごく大事な要素だとおもうので
これが上手になったら、ほんとうにスタッフをほめてあげたい。

お肉、たまご、鰻ごはん、お魚など、毎日手を変え品を変えて
犬たちが喜んで食べるごはんを、とおもっています。
ただフードをあげるのではなく、愛情を注いだ犬ごはんを毎日たべてほしいし
喜んで食べるごはんはきっと、おいしいものだとおもいます。
愛情を注いだごはんをたべている犬たちが、いい表情、いい顔でいてほしいとおもいます。

乳酸菌、ミッシングリンク、パワーバランス、これらのサプリメントは
ヘビーユーズで愛用しています。

うなぎは非売品ですが、ぜったいいいとおもいます。
うちの愛犬のアキタのリッキーも、大喜びで食べます、毛はつやつや。
赤ちゃんを育てているママ犬たちもショーの子たちもみんな大喜びで食べてます。
犬たちみんな、ごはんがおいしく、運動が楽しく、シャンプーして、トリミングして
ストレスフリーで暮らしてほしいといつもおもっています。

スタッフの子たち、ケネルキーパーさんも女性率がぐんと高いクランバーアップ、
いまや、トレーナーさん、トリマーさん2名、ケネルキーパーさん2名、ひとみちゃんとわたし
総勢7名の女性スタッフと、ハンドラー氏と平君、ノブ君の10人で犬たちのことを
日々、お世話する毎日です。



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スタイリング・トリミング。 00:50
こんばんは。
今日は、浜松はいきなりスコールのような大雨で、あわてて犬たちをランから
ハウスに戻してスタッフみんなびしょぬれになってしまいました。
昨日は、ワールドカップを見る間もなく、海外に連れて行く犬たちの書類など
漏れがないように、ばたばたとデスクワークに追われていましたが、なんとか無事出国できそうです。

今日は朝からウェルシュテリアのパピーのトリミング、ワイアーフォックステリアの
トリミングのお客さまがみえて、それから、ジャックラッセルテリア、ワイアーフォックステリアなどなど、
トリミングデイでした。

みなさん、ほんとうに遠方からでも月1で通ってくれるので、とてもきれいなコートを保っています。
毛質や状態にもよりますが、月1でコート管理に通ってもらえれば、テリアの良いコートを
保てるとおもいます。
それも、1年とか2年とか長く通っている子ほどすごくいい状態です。
テリアのトリマーさんは誰もが、「その日の仕上がりを重視するのか」「毛を育てることを重視するのか」
という悩みに直面することがあるとおもいます。

仕上がり重視となっても、コートが死毛になってしまっている状態であれば
(コートが飛んでいる状態)
いちからまた抜いて、つくって、育てていくのが結局のところは最善の策なのですが
しかしながら、フルストリッピングした状態はけっこう「抜いた!」という見栄えになってしまうので
それは事前説明が必要になるでしょう。

あるいは、たとえば、おなじテリアのトリミングでも
ただ抜くことを床屋さんの散髪だとするならば、トリミングは美容師さんのスタイリングとおなじで
やはり、飾り毛を残したり、その犬その犬の顔のつくり、骨格構成に応じて
いちばん素敵にみえるようにつくるのが理想です。

でもそうすると、今回のトリミングから次回のトリミングまでのあいだの「もち」
という点ではすこしへだたりがあり、

たとえば、ショードッグがあのいちばんきれいな状態を維持するためには
最低でも1週間に1回から2回はトリミングをするのです。
ファッションモデルや女優さんの、自然なんだけどつくりこまれたヘアスタイルとおなじです。
けっして、ぱつんぱつんに抜いた状態ではなく、ほどよく飾り毛がうつくしくあり、
形作られた状態です。
でもこれはショードッグだからできることで、家庭犬の場合にはこれほどの頻度で
トリミングに通うことはなかなかできないとおもいます。

でももしも?
「ショードッグのような美しさに仕上げてその状態にしてお返しすれば
もっと短く抜いてもらわないとすぐ伸びちゃうということにもなりかねません。

でもなかには、なんど通ってでも、いまいちばんきれいな状態にしてください、
というご希望をされる方もたくさんいます。
だから、たいせつなことは、グルーミングに出す前に、トリマーさんに希望を
しっかりと伝えることだとおもいます。

短い毛の、もちを重視なのか?
そのときいちばん美しい状態にしたいのか?
毛を育てたいからストリッピングをしっかりとしてほしいのか?
あまりたくさん抜きすぎないでほしいのか?
爪はみじかいほうがいいのか、あまり短くないほうがいいのか?
かわいくしたいのか?かっこよくしたいのか?顔はこんなイメージ、とか、
その子の生活スタイルによっても、短くとか長くとか汚れやすい箇所とかあるとおもいます。

だから、女性が美容院に行くときに雑誌の切抜きを持参したり、
ヘアスタイルのイメージを美容師さんに伝えるのとおなじに、
担当トリマーさんにも希望をつたえるとトリマーさんも、仕上がりのイメージを頭に描きやすくなるとおもいます。

たとえば、ネイルサロンや美容院に行って、ただ「切ってください」とはあまり言わないですね。
こんなふうに、とか、こんな感じにという希望をスタイリストさんに伝えます。
それとおなじで、グルーマーさんにもただ「抜いてください」というだけでなく
どんなふうに仕上げてほしいのかを伝えてもいいのだとおもいます。
いいトリマーさんほど、柔軟に理解して仕上げてくれるとおもいます。

シザー文化が進んでいる日本では、なかなかプラッキング、ストリッピングができる
サロンやグルーマーさんを近くで見つけることから難しいのかもしれません。
これからどんどん、増えてほしいとおもっていますし、トリミング学校でも生徒さんたちに教えています。

グルーマーは、ショーグルーミングがすべてだとおもっていません。
ドッグショーのときには、もちろんその犬種スタンダードに応じたグルーミングがありますが
よいグルーマーさんほど、犬種理解やトリミングの解釈の幅がひろくて柔軟だとおもいます。

クランバーアップのトリミングは、ヘアスタイリストのスタイリングだとおもっています。
その犬、その犬が、いちばんチャーミングに、魅力的にみえるようにイメージして
顔のトリミングや飾り毛のトリミングに、特徴があるとおもいます。


おうちでママトリマー、パパトリマーさんが増えています。
テリアを飼っている愛好家たちの意識がすごく高まって、お手入れへの理解も深まって
すごくいいことだとおもいます。
おうちで床屋さんストリッピングから、おうちでスタイリング・ストリッピングに
一歩深められたら、たのしいですよね?
愛犬を、自分の手でいちばんかわいく素敵な状態にするにはどんなことを
ポイントにトリミングをすればいいのか?
まーったく、どっから手をつけていいのかわからないからとりあえず背中から抜いていきます
というケースがほとんどだとおもいます。
テリアフォーラム、お手伝いしてくれるトリマーさんが増えましたので
ぜひご参加ください。
実技指導で、みなさんのご愛犬を連れてきていただいて実際に作業をしていただきます。
露木浩ほか、お弟子さんトリマーさんが各テーブルを回って指導していきますので
愛犬のトリミングのコツがわかるとおもいます。
見学の方もぜひいらしてください。

また、いきなり自分でトリミングするのは無理だけれど、最初はトリミングに出して
いちどコートがあがってきてから、自分でコートワークをしていくというのも
ひとつの方法だとおもいます。

今月は、24日からアメリカのグレートウェスタンテリアスペシャルティショーという
テリアのスペシャリティーショーにでかけます。
6月のトリミングの予約は、けっこういっぱいになってきていますが
7月、8月はまだ大丈夫な日がありますので、トリミングをご希望の方は
ケネルまでご連絡ください。
みなさん、トリミングにいらっしゃると待っている間のーんびりテリアの本を読んだり
お茶を飲んだり、ランの犬たちを眺めたりしていらっしゃいます。
待っている方が重なると、テリア談義に花を咲かせていたり、たのしい時間です。
お手入れやテリア談義も、テリアを飼う楽しみ、醍醐味のひとつですね。



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テリア好きのためのテリアフォーラム2010途中報告! 04:06
こんばんは。
岡山のドッグショーから帰ってきて、今日は1日雑誌の取材の方がみえました。
岡山のショーは時間が変則でしたが、なんとか無事に終了!
ドーベルマンのタイガー、ウェルシュコーギーペンブロークのマリーノ、
ケアーンテリアのリキちゃんがチャンピオンフィニッシュしました。

それにしても1日目は焼け付くような猛暑、犬も人もバテバテで
夜にコンビニで大量の氷と凍った飲み物を買いましたがなんと・・・
日曜日は1日中、雨、雨、雨。
ひんやりと肌寒く、寒暖の差でがっくり疲れたまま1日が過ぎ・・・

ドッグショーが終わったのはちょうど21時も近い頃!
レイトショーになってました。
とうぜん、あたりは真っ暗で、ショーが終わってから片付け、
がんばって帰ってきて明け方4時にケネルに到着しました。
無事に終わってなにより、なにより。

今回は、初日、ワイアーフォックステリアのミシェルがグループファースト。
2日目、ワイアーフォックステリアのトニーがグループファースト、リキマルがグループ3席。
今年は、テリア展、ジャックラッセルテリア展、ジャパンインターと
チーム・クランバーアップのテリアたちの層が少しづつ厚くなってきた感触があり
これからも地道に犬を育て、磨いていかなくてはと気持ちを引き締めています。
スコッチ、ケアーンテリア、ワイアーフォックステリア、
ジャックラッセルテリアどの子もみんなグループファーストをとっています。
どの子もテリアの仕事をとことんまで突き詰めて、露木浩ならではのグルーミング、
たくさんの人にきれいだと思ってもらえるような仕上がりで、ショーイングしたいとおもいます。

テリアのトリミングは、「抜く」ことだと思っている人が多いです。
たしかに、テリアのトリミングは手法としては「抜く」ことで正解ですが、
抜きながら、どう形をつくっていくか。
「形づくる」ことがトリミングではないかとおもいます。
コートを抜いて、コートをつくって、コートを育てながら、
まるでstatue(銅像)のように、凛々しく、凛とした美しさをどう表現するかが
テリアのトリミングの奥深いところではないでしょうか。

一方、なんども書いていますが、テリアの仕事はペイシェンス。
継続と忍耐強さです。
たとえ、抜きん出たセンスがあっても継続しなくてはうつくしい状態にはならないし、
日々、継続することをし続けた人だけがあの厚みのある、張りのある、つややかな状態を
心から理解できるのだとおもいます。

テリアの毛はワイアーコートとか、波状がのぞましいとか、いろいろな言葉がありますが
じっさいにあの、手を抜かず、手をかけ続けた毛の状態がどんな状態をあらわすのか
リアルに理解できている人は少ないかもしれません。

ワイアーでも、ジャックラッセルでも、スコッチでも、ノーフォークでも、ケアーンでも
おなじことがいえます。
正しい方法と、正しいサイクルでコートワークをしている犬の毛はかならず
目に見えて美しい状態になってきます。
ワイアーとか、ジャックだったら、白さの質が違います。
黒い部分は黒くつややかに。ノーフォークやボーダーテリアでもまったく毛の質感が変わります。
触らなくても目で見てその質感の違いが感じられます。
ただ、なかなかそこまでに仕上げるのはむずかしいし、ほんとうにペイシェンス・ワークです。


今日は、テリアの雑誌の取材と撮影がありました。
ボーダーテリア、グリズリーとレッドの2頭を仕上げて撮影。
ケアーンテリア、シルバーブリンドルとレッドの2頭を仕上げて撮影。
ワイアーフォックステリアは、ボウボウの状態からフルストリッピングをするまでの
ビフォアアフターおよび、トリミングのステージごとのポイントを解説、
いちばんベストに仕上がっているコートの美しい状態のワイアーフォックステリア、
あとは、ワイアーフォックステリアおよびテリアへのopinionsのインタビュー、
さらに、ワイアーフォックステリアのパピーたちの撮影、など、など、などなどなど
盛りだくさんの内容でした。
また、発売日が決まったらお知らせしますので、ぜひ、ぜひ。
テリアファンにはたまらない、テリア尽くしの1冊になるようです!

今日もインタビューのなかでいろいろな話が出ましたが、
テリアを好きな人というのはとても個性的でユニーク、自分を持っている人が多い
というような話題がでました。
知的探究心の強い人や、独立心の強い人、あるいは文化的なことに興味が深い人が
「相棒」としてテリアを選ぶような感じがする、というような話題が出ました。

たしかに。
テリアは人生をどれほどにも豊かにしてくれる、まさに相棒。
味わい深い人生にはぴったりの友だちです。
ときどき頑固だったり、繊細だったり、ナイーブだったり、偏屈だったりしますが
そこがまた愛せるところだったり。
そんな話をしていると、いくらでも時間が過ぎてしまいます。
インタビューを受けるハンドラー氏となんとなく一緒に話を聞いてるワイアーのトニー、我が家の愛犬。



テリアが好きな人たちと、テリアのお手入れを勉強しながら、テリアをとことん楽しむ
テリアフォーラム、すでにたくさんのお申し込みをいただいております!
お申し込みメールありがとうございます。
詳細は追ってご連絡しますが、現状はここまで決まっています。


「基礎から覚えるテリアのコートワーク」をテーマに、ご愛犬と一緒に参加する講習会です。
あまり人数が多くなってしまいますとみなさんにアドバイスがゆきわたらなくなってしまいますので、
ある程度の人数で区切らせていただこうと思っています。
遠方などの理由で愛犬は連れてこられないけれど参加をご希望の方、
実技はしないけれど参加したいという方、テリアをはじめてみたいトリマーさん、
ドッグショーにチャレンジ中のテリア・オーナーハンドラーさんもぜひご参加ください!
と言いつつ、あとちょっとで定員いっぱいっていう感じです。
もし参加希望の方はおはやめにご連絡ください。
clumberup@yahoo.co.jp

みなさんで、トリミングナイフを使ったテリアのストリッピングをたのしく勉強しましょう!
みなさんにお会いできるのもすごく楽しみです。
いまのところ、ワイアーフォックステリア、ノーフォークテリア、ウェスティ、
ジャックラッセルテリア、エアデールテリア、ウェルシュテリア、スコティッシュテリアなど
さまざまなテリアのオーナーさんからの参加希望をいただいています。
まさに、テリア、テリアな1日になりそうです。



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