Clumber Up NewsDOGSHOW RESULTS.Puppy News and informations!
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クランバーアップケネルからドッグショーリポートをはじめさまざまな情報をお届けします。
ドッグショーの結果もいちはやくリポート!おたのしみに。
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ニューヨークドッグブティックめぐりとチャイニーズクレステッドドッグ。 23:36
なんとも怠けたお母さんですが、いちおう、ちゃんと子育てしています。
今日のケネルは、1日中雨、雨、雨。
ものすごい勢いで降り続けていましたが、花や木には恵みの雨ですね。
この雨の中、いまから千葉のドッグショーに向けて出発ですが明日も雨とのこと。
ちょっとユウウツです。

それでは、ニューヨークリポート、元気を出して!




SOHOやトライベッカなどのエリアは、フィフスアベニューとはまた違った面白さ。
願わくば、愛犬とここを歩けたらなお楽しいだろうなと思いながら歩いていました。
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ニューヨークのドッグブティックを探して。 15:47
ガーデンがはじまるまであと1日、ペンタのロビーには全米中から訪れる
ドッグファンシャーで埋め尽くされます。
こんなデモンストレーション。このベッドのメーカーが提供するフォトコーナー。
みんな、キャッキャ大盛り上がりで愛犬をこのベッドに載せて写真を撮っていました。
男性と女性でもちろんトイレは別です、犬たちも。
犬のトイレはウッドチップが敷かれ、マナーバッグも設置されて
こういうところは、まさに犬仕様で至れり尽くせり。

ウェストミンスターカウンティケネルクラブドッグショーは、今年で134回目を数え、
アメリカで2番目に古い、スポーツイベントです。
ちなみに、いちばん古いスポーツイベントは、ケンタッキーダービーという馬のダービーです。
つまり、アメリカンフットボールより、ベースボールより古くから、スポーツイベントとして
このアメリカに根付いてきたのが、ウェストミンスターケネルクラブドッグショーです。
このおおきな舞台にと、全米中からドッグファンシャーが集います。
アメリカは広いですから、ここまで何日もかけてドライブしてきた人たちがたくさん。
犬も人もちょっとお疲れの様子?
しかしここはニューヨーク。
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ニューヨークドッグス 01:09
あいかわらずPCの画面を見ると酔っちゃってグラグラして、ぜんぜん写真の整理がつかないんですが
ニューヨークのお写真などをお楽しみにください。
ちなみに、ニューヨークまではNIKON D90というカメラです。
ニューヨークから帰ってきたらD90の液晶がまた壊れちゃって、
修理に出すのですが、季節外れのサンタクロースがやってきて、カメラがD300になりました。
でも、いままでスポーツモードしか使ったことがなかったのに、D300にはそんな機能はなく
なんだかもっと本格的!
説明書を読んだりする時間もなく、設定を変えるアテもなく、あてずっぽうで撮っているので
しばらく、写真が上手に撮れないかも…です。
スポーツモードは連写が簡単にできたんですが、D300だとどうするんだろう?
できないってことはないですよね。
はやくマスターしなくちゃって感じです。


PENTAのロビーにて。対談?
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春よ恋。 18:23
待望のチューリップも、ひらひらとフリルのような花を鮮やかに咲かせてくれました。
こっちは別の種類ですが、蕾が色づいてきました。

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アウトスタンディング・ブリーダー賞 02:58
[ケネルからお知らせ]

さて、JKC、ジャパンケンネルクラブより通知が届きました。
2009年、当クランバーアップケネルのワイアーフォックステリアのブリーディング(FOXCREK)と
ケアーンテリアのブリーディング(MIST WOOD)が、優良犬作出ブリーダー賞
(アウトスタンディング(傑出した)・ブリーダー賞)を受賞しましたとのこと。

ワイアーフォックステリアでこの賞を受賞することは、初めてだとおもいます。
ケアーンテリアは、昨年をもってブリーディングをストップすることに決めましたが
こういった賞とともに締めくくれることはとてもありがたいことだと思います。
誤解がないように説明をしますと、アメリカタイプ、イギリスタイプ云々で
ケアーンテリアのブリーディングをストップしたわけではありません。
世界共通してすべての流れとして、サイズの大きさや犬のアウトラインが
これまで自分がブリーディングあるいはショーイングしてきたケアーンテリアから
まったく異なったものとなることを、イギリスでもアメリカでも目の当たりにし、
これを受け入れたブリーディングをしたとしても自分たちの好きなケアーンではないし
さりとて、この流れを否定してブリーディングすれば、それは純血犬種の繁殖としては
のぞましくない形となってしまう、だからこそケアーンテリアのブリーディングを
ストップする決断を下したのです。
動画やインターネットや写真だけでは、どういう感じかわからないと思います。
というのも、アメリカ人にせよイギリス人にせよ基本的に日本人よりはるかに大きく
パーツパーツが大きいので、対比で見ると意外に犬が小さく見えたりするのです。
でも、実際に見たらもうあきらかに、うわっていうほど大きい。
大きいというのは、横幅がということだけでなく、高さもかなりあるわけです。
今後、ケアーンテリアの審査をするにあたっては、サイズに関しては
非常に重要なファクターとなってくることは、容易に予想が出来ます。
多くのテリアパーソンたちと話をしましたが、やはりこの、サイズに関しての注目度が
いまは非常に高いようでした。
ブリーダーはスタンダードの番人たらねばならず、やはりなにより大切なのは
現在進行形のスタンダードのあり方です。
今後は、より美しく健全なワイアーフォックステリア作出にむけて
よりいっそうの努力と勉強を深めていきたいと思っております。
アメリカやヨーロッパに連れて行っても誰もが美しいと思えるような容姿だけでなく
どの家庭に迎えてもらっても、しあわせに暮らせるような性格の良いワイアーフォックステリアを
育てていきたいと思っています。
ワイアー=飼うのが大変、ワイアー=初心者には飼えないというような概念を
できるだけ払拭できるような、ほがらかでおおらかなキャラクター育てを
大事にしていきたいと思います。


ワイアーをブリーディングするにあたっても、イギリス系、アメリカ系という考えではなく
より健全で良いものをという観点でブリーディングをします。
また、いまこの現在において、英国系と米国系という観念もおそらくテリアの世界では
ほぼそういった壁はないに等しく、血統の行き来、血の交流はわたしたちの想像以上に
さかんに行われ、双方の健全化の一端を担っているのではないでしょうか。

ブリーディング、フィーディング(栄養)、エクササイズ(運動)、トレーニング(社会化)、グルーミング
などのプログラムは、すべて当ケネルのオリジナルのメニューで行っています。
パピーをお譲りできるのは、生後3ヶ月以降になります。
当ケネルで生まれ、育ったワイアーフォックステリアのパピーをご希望の方、お問い合わせください。
現在、パピーは生まれておりませんのでこれから生まれる子をご予約していただく形になりますが
ご予約をされたほうが、確実だとおもいます。
いまお譲りできるのは、2009年8月生まれの男の子、ショークオリティです。
もちろん、パートナードッグとしても大変にかわいいキャラクターの持ち主です。
トリミング、トレーニングなどの指導も行いますので初めてワイアーを迎える方も
お気軽にお問い合わせください。
clumberup@yahoo.co.jp
053-545-0537


それでは、ニューヨークのリポートのつづきを。
どんどんアップしないとおいつかないので。
トイショーの様子、つづき。ボストンテリアがいっぱい。
ボストンテリアはアメリカ原産の数少ない犬ですから、やはり根強い人気です。
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N.Yリポートつづき、トイショー 01:52
さて、そんなことで、なんとなくウェストミンスターケネルクラブドッグショー
通称GARDENがはじまるまでの雰囲気が伝わるでしょうか。
こちらが、ホテル・ペンシルバニアの地下。



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N.Y.Photos. 01:31
こんばんは。
アメリカから戻って神奈川インター、その後もあたふたと日々を過ごしています。
アメリカからの疲れがそのまま神奈川インターに持ち越して、インターが終わったら
どっと疲れきっています。
アメリカ出発前に生まれたパピーたちも、すくすくと、驚くほどの成長を見せてくれます。
なんだかこの数日、パソコンに向かって作業しようとすると、頭がチカチカして
パソコンの画面に酔ってしまうような感じで、なんとなく疲れを引きずってます。
とはいえ、パピーたちのふくふくした寝顔を見ていると気持ちがほっこりしますね。
うちでは、お母さん犬が産後やつれしないよう、母乳がしっかり出るよう
日になんども、ミルクやスクランブルエッグやゆで卵、お肉などの高たんぱくなものを
たっぷりあげて、お母さん犬もリフレッシュの時間が必要なので
朝、昼、夕方、夜と外の空気を吸ってエクササイズも欠かしません。
おかげで、お母さん犬も外に出るとき以外は充実した育児が出来るし
母乳もしっかり出るので、今回も人口哺乳なし、すべて母乳で、パピーたちは
まるで大型犬の赤ちゃんみたいに、ふくよかに、すくすくと発育しています。
温度、栄養、愛情、排泄など、すべてに満ち足りているパピーは
まったく声を発することなく、もくもくと眠ったり、兄弟に寄り添って
はいはいしたり、パピーたちがいるとは思えない静けさ。
これも、離乳がはじまったらにぎやかになってしまうんですけれど。
とにかくまめに、お母さん犬の栄養や運動を補給してあげるのがまず
授乳期には大切なので、なんだかんだと気づけばそればっかりで1日が過ぎていきます。
授乳中のお母さん犬とは思えないくらい、運動もたっぷりするんですよ。
意外にも、外に出てしまえばさっきまで夢中で子育てしていたこともすっかり忘れて
ボール投げや草むしりに夢中になってしまうのが微笑ましい。
まだ目も開かないような頃から、手をかけていることや、声をかけていること
その環境条件は、その後を左右するファクターになるというようなことが
今月号のGazetteにも書かれていて、大変に興味深い記事でした。

アメリカのドッグショーに行くと、ショーの雰囲気もまた一味違います。
これは国民性の違いもあると思うのですが、アメリカのショーでは
ギャラリーはあたりまえのように声を出したり、拍手をしたり、歓声、応援が飛び交います。
これがBEST IN SHOW戦ともなれば、驚くほどの大きな声や拍手や歓声の中で
犬たちはドッグショーに集中することになるのです。
あまり感情表現を表に出さない日本のドッグショーでは考えられないくらいに
アメリカでは、犬やハンドラーの表現も豊かですがギャラリーもたいそうにぎやか。
さらに、先日のウェストミンスターのB.I.Sの際に起きたハプニングのように
いきなり、アンチ純血種の運動家の乱入やら、それに対するブーイングなど
犬にとっても、突発的なことがリングの中で起きる場合もあります。
他犬の美しいプレゼンテーションに、会場中が沸きあがることもあります。
おそらく、多くの日本の犬はあの舞台に行ったら、慣れるまでは驚いてしまって
ショーにならないのではないでしょうか。

アメリカのブリーダーケネルでは、キッチンにパピーのゲージを置いて
ときには、食材の欠片をあげたり、テレビの音量を上げたり、水の音や
皿の音、電話の音など、さまざまな音に慣らします、これもパピートレーニング。
また、わざとパピーのゲージのそばで袋に入れたお皿を割ってみたりして
突発的な音にも慣れさせるトレーニングを行います。
そうして、あの陽気でおおらかなハートを育てていくのでしょう。

こちらのケネルでも、まったく同じように、パピーたちはキッチンダイニングで育ち、
テレビの音、人の声、キッチンの喧騒、ぜんぶ聞こえる中で育てています。
これってものすごく大事なことだと思います。

先日、ある訓練士の先生による「猿追い犬=モンキードッグ」の訓練について
お話を聞かせていただく機会に恵まれましたが、行政からの委託の場合に
純血犬種だけでなく、保健所からのレスキュードッグをモンキードッグに
リ・トレーニングして育成するというプログラムが考えられたそうですが
それは、予想をはるかに超える難しさなのだそうです。
そもそも人間に対して不信感を抱いていたり、人間とふれあったことのない犬を
トレーニングして、人間への忠誠心をモチベーションとするワーキングドッグに育成するのは
大変に難しいそうで、やはりどのような訓練も基本になるのは
「どれだけかわいがられて育ったか」、ということなのだそうです。
手をかけられ、かわいがられて育った犬は、人を心から信じ、忠誠を尽くす
パートナードッグとなってくれることでしょう。
だからわたしたちは、できるだけ手をかけて犬たちを育てたいと思っています。
ちなみに最近うちでは、うちのワイアーやジャックをモンキードッグにできないかね?
って話で大いに盛り上がっています。
モンキードッグとは、農作物などを荒らしてしまう猿の被害を防ぐため
猿追いという害獣駆除をするお仕事犬のことです。
ちなみに、猿を殺したり、噛み付いたり、傷つけてしまうことは一切禁止で
指示に従って威嚇し、農作物への被害を防ぐことにとどめることが
訓練のポイントなのだそうです。
追っかけるだけなら、どこまでも〜って感じですね、うちの犬たちは。

訓練もショードッグの育成も、まずは愛情をかけて育て、信頼や安心感をはぐくむ
というのが、まず第一歩ではないでしょうか。
ということで、たまりにたまったN.Yリポートをアップしていきます。
まずは、ウェストミンスターの数日前からのニューヨークリポート。



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神奈川インターのタイムテーブルとニューヨークちょこっと。 15:41
帰ってきて山のように積まれた郵便物を開封して、デスクワークにおわれ
さらに、トリミングをして今夜にはドッグショーに出発で、たちまち現実が目の前に。
神奈川インターにいらっしゃるオーナーのみなさん、携帯のほうにご連絡ください。
入場証をお渡しします!
おおまかなタイムテーブルは下記のとおりです。

Ring2 別所訓審査員
9時から、ボーダーコリー13頭審査ののち、ウェルシュコーギーペンブローク 31頭

Ring3 川北良一審査員
9時から、アメリカンコッカー、クランバーの審査の後、イングリッシュコッカースパニエル6頭。

Ring4 進藤孝審査員
9時〜 エアデールテリア5
ベドリントン、ケアーンが数頭ののち、ジャックラッセルテリア25頭!
ワイアーフォックステリア2頭。

Ring7 ルネ・ファガーストローム審査員
9時45分〜 フラットコーテッドレトリバー 22頭
ゴールデンレトリバー 57頭

Ring9 帳漢章審査員
10:30〜 ドーベルマン 15頭
ジャイアントシュナウザーをはさんで、グレートデーン
その後、ミニチュアシュナウザーの審査となりますので、シュナウザーは11時くらいからだと思います。

スノーイングニューヨークリポートは、また来週ショーから戻ってきたら
がんばってアップします。
でも、クラフツやモントゴメリと違ってリミットショーなので、無鉄砲に写真が多くなる
ということはなくて、わりと整理しやすそうです。
今回は、ニューヨークのアッパーイーストサイドから、ダウンタウンのSOHOやトライベッカまで、
ニューヨーク中のドッググッズショップをまる1日かけてまわったり
ドッグスキンダーガーデン、犬の保育園やグルーミングショップに行ってみたり
リアルニューヨークから感じるドッグライフみたいなものにちょっとだけ触れることができて
なかなか、楽しい体験をしました。
ほんとは、セントラルガーデンをお散歩している犬たちを眺めたりしたかったけれど
大雪で、セントラルガーデンはまるでスキー場みたいで、スキーしてる人もいました。
白銀のセントラルガーデンをタクシーで横切りましたが、あまりの雪深さにびっくり。
そこら辺の話題も、またこんど!
ホテル・ペンシルバニアのロビーは、こんな感じで犬たちがいっぱい。
Shopping New Yorkは、また後ほど!














とても素敵な、ニューヨークのドッグブティック。
また、うちの犬たちにたくさん買ってしまいました。
チャイニーズクレステッドのスペシャルティも、なかなか楽しかったです。
ふだん、こんなにたくさんの頭数を目にしない分、いろいろ発見があって
ものすごく面白かったです。
しかしわたしたちは、愛犬がいないのがさみしすぎて、来年はPさんも連れて行こうかーと
そんなことばっかり話していました。
気づいたら、Pさんの洋服だけでも5着以上、それも人間のより倍くらい高いような〜。

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夢の足跡。 00:54
今年のウェストミンスターカウンティケネルクラブドッグショーも終わりを迎え
まさに、祭りの後、という感。
また来年まで、ドッグショーに携わる全ての人が夢を抱いてこの舞台を目指すことでしょう。




今年のベストインショーは、前評判のとおり、スコティッシュテリア。
昨年の、英国クラフツでベスト・オブ・ブリードを獲得するも、
シーリハムテリアにグループで制され、グループセカンドに終わりましたが
その後、モントゴメリテリアナショナルを制し、ユーカヌバショーを制し
まさに、万難を排してこのウェストミンスターにのぞみ、悲願のベストインショーでしょう。

しかしながら、すべてが前評判どおりというわけではなく、
まず、スポーティンググループでは、昨年No,1であったゴールデンレトリバーがブリードで敗れ
あまり注目株ではなかったブリタニースパニエルが、スポーティンググループ代表犬に。

また、ノンスポーティンググループでは、おそらくウェストミンスターでは
初めてかと思える(正確なデータを見ていませんが)フレンチブルドッグがグループファーストに。

昨年の全米オールブリードランキングをにぎわした、プチバセットグリフォンバンデーンも
ハーディンググループファーストを獲得することができず、代表はウィペットでした。

しかしながら、圧倒的に強い、ランカードッグたちも不動の強さを誇りました。
ワーキンググループのドーベルマン。
ショーイング、コンディショニングも圧倒的で、このドーベルマンかスコティッシュテリアかと
そんな評判が大変に高かったように思います。

また、トイグループからは、日本が誇れるトイプードルがグループファーストに。

激戦のトイグループを着実に勝ち抜く、繊細な美しさに圧倒されました。
ハーディンググループは、いわずもがなの強さを誇ったプーリー。

さらに、テリアグループには、このスコティッシュテリアという圧倒的な存在がありながら
今年に入ってなんと8本のB.I.Sを獲得し、ニュースターへの道を着実に歩んでいる
スムースフォックステリア、あるいは、エアデールテリアもまた魅力的でしたが
今年、今年こそは、スコティッシュテリアの念願叶ったというところでしょう。
ウェストミンスターにはそんな、時代の顔を生み出す側面も、あるのかもしれません。
今年は悔しさを噛み締めた犬とハンドラーに、来年、時代がまわってくるのかもしれません。



こと、このウェストミンスターのB.I.Sは、長く頑張った者に巡り巡ってくる栄光、
という意味合いもあるのかもしれません。
今年のスコティッシュテリアも、3年間キャンペーンをしたショードッグでした。
来年への夢を、日々の糧として。
自分の時代が来る日を夢見て、来る日も、来る日も、変わらぬ日々のコンディショニングや
毎週のキャンペーンを、乗り切ってきたのでしょう。
ベストインショーを夢見る者にとっても、ベストイングループを夢見る者にも
あるいは、ベスト・オブ・ブリードを夢見る者にとっても、WMKCは毎年必ず1回訪れます。
それまでの日々をkeep upした者にこそ、あの栄光が巡ってくるのだろうと思います。

大雪とともにニューヨークに到着し、ウェストミンスター2日目もまた大雪。
会場向かいの、Hotel Pensilvaniaは、いまどき考えられないくらい古びたホテルで
インターネットも使えず、なぜか部屋の電話も使えず、テレビも使えないという
まさに陸の孤島状態でしたが、まあそれも、ガーデンの醍醐味という感じでした。

ニューヨークの夢が、また今年も終わりました。
夢が叶った人、夢なかばとなった人、夢やぶれた人、それぞれだろうけれど
また、きっと来年も、あの舞台を目指すのでしょう。
それが、ドッグピープルなのだと思います。
素敵なハンドラーや犬、すばらしいグルーミング技術やプレゼンテーション力を
たくさん目にして、また元気をたくさんもらいました。
ニューヨークという街からも、刺激と元気をもらってきました。

さあ、来年のニュー・スターはどの犬に巡ってくるのでしょう。

今週は、神奈川インター。
気持ちを引き締めて、がんばります。
ニューヨークの写真は、また追ってアップします


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さあ、みなさん注目です。 01:34
明日からニューヨークに出発。
交配してから64日を迎えた初産の女の子のことも心配で、朝いちばんで獣医さんへ。
母子ともに無事に生まれました。
こればっかりが気がかりで、気がかりで、夜も眠れないほどだったので
元気なお母さんと子どもの姿を見て、ようやく安心して出かけることができます。

今日はドッグショーがない祝日だったので、朝から晩までひっきりなしに
トリミングやパピーご見学、ドッグホテルご見学などたくさんのみなさんに
ケネルまで足を運んでいただきました。
ここまでトリミングに通ってくださる方は、片道2時間とか3時間くらいかけても
この山の中までせっせと通ってくださいます。
みなさんの車のナンバープレートを見るにつけ、ほんとうに何時間もかけて
遠くからこの山の中まで来てくださっていること、感謝の気持ちでお見送りしています。
「愛犬をきれいに、いちばんきれいな状態にしたい。」
そんなみなさんの気持ちにこたえられるよう、スタッフみんなで
技術を磨いて、格別の仕上がりを目指していきたいと思います。
毛の状態、毛を育てるというプロセス、数ヵ月後のベストの仕上がりを目指すトリミングなど
段階的なトリミングも行いますし、毛質を良くするためのトリミング方法もありますので
ぜひ、お問い合わせください。

さて、話を今日1日に戻すと
夕方すぎに最後のお客様をお見送りし、ようやく、いまさっき
デスクワークを終えて、旅の荷物のパッキングをし終えたところです。
なんだかもう、目が回りそうで、とりあえずパスポートさえ忘れなければ
あとは現地調達でもなんとかなると思って、とにかくバタバタ。
でも、一生のうちでこういう勉強の機会は、先送りすればどんどん遠のいてしまうので
勉強する機会とか、目を養う機会は惜しまずに、行かれるうちは頑張りたいと思います。

テレビでニュースを見たら、アメリカは100数年の記録を塗り替える大雪だとか。
政府は4日間、業務を停止だとか。
ちょっと心配、とりあえず防寒は万全に詰め込みました。

さて、ようやくウェストミンスターケネルクラブドッグショーに行ってきます。

ウェストミンスターカウンティケネルクラブドッグショーは、今年でなんと134回目。
アメリカでいちばん古いスポーツのイベントは、ケンタッキーダービーという馬のイベントですが
なんと、その次に古いスポーツイベントは、このウェストミンスター展です。
大変に歴史と権威のある、世界でもCrufts、World dogshowと並ぶ大きなドッグショー。
舞台は、ニューヨーク、マジソンスクエアガーデン。
毎年2月はこのニューヨークの"GARDEN"を目指し、世界中のドッグファンシャーが集います。
夢があり、ドラマがあり、ドッグショーを純粋にワクワクした気持ちで見られる
ほんとうに素敵な舞台です。
また、ハンドリング、グルーミング、トリミングなどの技術においても
世界でも最高峰の洗練された技術を誇るアメリカのドッグショーを見られる絶好の機会です。
彼らののびのびとしたプレゼンテーション、洗練された犬のグルーミング。
それは、文化の洗練という側面からも、非常に勉強になることが多々あります。
イギリスのCrufts、そしてアメリカのウェストミンスター、ワールドショー
この3つのビッグショーを見ると、どれもが個性豊かで素晴らしいものだと思います。

また、世界の流れの中でも素晴らしいと思うのが、情報のスピード化とオープン化。
ウェストミンスターケネルクラブのサイトから、ドッグショーの審査の結果が
タイムリーにアップデートされ、さらに、ブリード審査のムービーもアップされ
世界中のドッグファンシャーに向けて発信されています。
また、Twitterとも提携して、Twitterで、会場にいる人たちのリアルタイム、
リアルボイスが発信され、世界中の人はそのTwitterからも会場の熱を感じることが出来ます。
情報のスピード化とオープン化は、ものすごく勉強になります。
会場に行くのがいちばんですが、会場に行けなかった人たちにもムービーや結果速報を公開し
勉強する機会、知る機会を提供するということがほんとうに素晴らしいし
これはもう、何年も前から行われています。

みなさん、このシーズンは寝ずにウェブをチェックして、
はやく動画がアップされないか、はやく動画がアップされないかとそればかり
大注目していることでしょう。
みなさん、ぜひ、自分の興味のあるブリード審査をチェックしてみてください。

このドッグイベントのメインスポンサーのpedigreeからのメッセージは
"Help dogs"というメッセージ。

速報はこちらでチェック。
速報だけでなく、このショーの歴史や経緯などもすべてサイトから読める壮大なサイトです。
WMKC OFFICIAL WEBSITE

今回のニューヨーク行きは、向こうでいくつか仕事があったり
会わなければならない人に会ったりとまた慌しくなりそうですが
あたらしい空気を吸って、犬への目を養ってきたいと思います。
さて、今晩中にパッキングを終わらせなくては...
またブログアップできれば良いのですが、NYのホテルがネット使えないみたいなので
空港か、どこかからアップできたらしますが、たくさん写真を撮ってこようと思います!





行ってる間も、メールはチェックできますのでご用の際には
clumberup@yahoo.co.jpまでご連絡ください。

それでは、行ってきます!


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