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クランバーアップケネルからドッグショーリポートをはじめさまざまな情報をお届けします。
ドッグショーの結果もいちはやくリポート!おたのしみに。
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ボーダーテリアの、ワイアー育て。 02:45
ハリーとテリーのパピーたちちょっとだけ写真をアップしてから出かけます。
ハリーとテリーのパピーたち、ボーダーおばちゃんに遊んでもらいました。
というか、パピーたちはみんなボーダーおばちゃんに遊んでもらってます。
テリー家のこの兄妹たちは、いちばん活発!
はいはい、みんな、迷子にならないでくださいね。
もう、ワイアー6頭の面倒見るのは人間だって大変ですが、ボーダー母さんは
犬育ての名人。
その育て方は、あくまでも自然でおっとり。
でも、誰も見失わずにちゃんとパピーたちを見ていて、
ちょっとでも離れたパピーやどっか遠くにいった子は必ず連れ戻してくれます。

ねえ、大丈夫?たまには昼寝もいいものですよ。

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| PUPPY | comments(1) | - | posted by Clumber up kennel -
テリアの国の、テリアのケネル2 02:13
トリミングルームにみんなで移動し、JUDYが次々とパピーたちを見せてくれました。

犬をテーブルに乗せ、ここからは、テリアが大好きな人たちが集う犬談義。
この犬がいい、いやこっちの犬がいい、この犬の顔がいい、かっこいい、
みんな、大好きなものを見つめる子どものような視線で犬について語り合う時間です。
無類のテリア好きが集うのですから、みんな楽しそう!

HIROSHI、この犬はどう思う?
こっちの犬はどう思う?
世界中でいまやもっとも有名なテリアウーマンであるにも関わらず
「どう思う?」と、真剣なまなざしで意見を聞いてくるJUDY。
誰かの意見に耳を傾けること、どう思う?と素直な気持ちで意見を仰げること。
これもまた、ブリーダーとして忘れてはならない大事なことだと思いました。
自分の犬は誰が何と言っても世界一で、誰の意見よりも、わたしがそう思ったら絶対!
なんて視線ではありません。
どう思う?どう見える?
意見に耳を傾けられるのもまた、見習わなければならないことだと思いました。
トリミングテーブルで犬を見せてもらったあとは・・・
HIROSHI、ちょっとそこでアップダウンして歩かせてみてくれないかと。
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| TERRIER | comments(0) | - | posted by Clumber up kennel -
テリアの国の、テリアのケネル。 01:40
これからドッグショーに出発します。
今回は、フラットのパピーたちのお渡しがあるので明け方の出発です。
わたしの外付けハードディスクの写真たちもだいぶ整理できてきました。
ちょっとだけアップして、仮眠して、ドッグショーに向かいます。

3月クラフツに行った時の写真です。


テリア発祥の地といえば英国。
テリアに類される犬種はかなり古くからイギリスに存在していたと思われ、
グレートブリテン島を主とするイギリス諸島とアイルランド島が「テリア」が起源した発祥の地です。

テリアとは、元来ラテン語の「Terra(テラ:大地)」が語源であり、
その名は、土に由来しています。
Terraは、単に土という物質的な側面だけではなく、「Earth(アース)」という意味合いを持ち
農家の納屋や石塚などにもぐりこんだ小さな害獣を捕まえるために、
「Digger(土を掘る)」という彼らの仕事から、由来しているようです。
Earthとは?
テリアがテリアという呼び名が使われるより前は、アースドッグ(EARTH DOG)と呼ばれていたようで、
EARTHとは地球という意味でなく、キツネなどの穴や地面などを意味していました。
Run to the earth!というと、キツネなどが穴に逃げ込むのを追い込め!
という声符で、これが、現在でも競技として行われている、アースドッグの原型でしょう。

テリアとは、イギリスで古くから、キツネとその他の小害獣
(アナグマ、かわうそ、うさぎ、ねずみ、もぐらなど)を穴へ追い込んだり、
地下の穴から引っ張り出すための実用犬として働いていた犬達が祖先です。
基本的には、小さくて活発(エネルギッシュ)な犬で、グレートブリテン島を主とする
イギリス諸島とアイルランド島が「テリア種」の発祥の地と言われています。

現在、FCIで公認している40以上のテリア犬種のなかで、およそ30近いテリアが
グレートブリテンを主とするイギリス諸島とアイルランドを起源としています。

【テリアの発祥の地】

■エアデールテリア  イングランド, ヨークシャー
■ベドリントンテリア イングランド, ノーサンバーランド
■ボーダーテリア   スコットランドとイングランドの境界(BORDER)
■ブルテリア    イングランド, バーミンガム
■ミニチュアブルテリア イングランド, バーミンガム
■ケアーンテリア スコットランド
■スカイテリア スコットランド スカイ島
■ダンディディンモントテリア  スコットランドとイングランドの境界
■スムースフォックステリア  イングランド
■ワイアーフォックステリア イングランド
■レイクランドテリア イングランド・レーク地方
■マンチェスターテリア イングランド マンチェスター地方
■ノーフォ−クテリア イングランド, イースト・アングリア
(カンタービテリア、古くはトランピントンテリア、ジョーンズテリアと呼ばれた。)
■ノーリッチテリア イングランド(もともとはノーリッチからノーフォークに派生した)
■スコティッシュテリア スコットランド
■シーリハムテリア ウェールズ
■スタッフォードシャーブルテリア イングランド・スタッフォードシャー
■ウェルシュテリア 北ウェールズ
■ウエストハイランドホワイトテリア スコットランド
■パーソンラッセルテリア イングランド・デボンシャー
■ヨークシャテリア イングランド・ヨークシャー地方
■トイマンチェスターテリア イングランド・マンチェスター地方
■イングリッシュトイテリア  イングランド
■アイリッシュテリア アイルランド・コーク地方
■ケリーブルーテリア アイルランド
■ソフトコーテッドウィートンテリア アイルランド
■グレンオブイマールテリア アイルランド

そんなイギリスで、誰もが知らないMiss Terrier、Terrier Womenといえば
SAREDON KENNELの犬舎主のMiss JUDY ABLES。
彼女のケネルでは、エアデールテリア、ウェルシュテリア、レークランドテリアなど
多くの名犬たちがブリーディングされ、脈々と受け継がれています。
SAREDON KENNELの錚々たる名犬たちの一部はこちらから見られます。
いまでは、世界中のテリアファンシャーで、知らない人はいないほど
World FamousになったSARDON KENNELですが、オーナーのJUDYはだいぶ高齢なので
いつまでもお元気に、世界中のテリアファンシャーのオピニオンスリーダーでいてほしいと
心から願っています。
その、SARDON KENNELに行ったときのお写真をアップします。
この場所こそ、世界中に名テリアを送り出す、テリア・ワールド。
そして、はるか地平線まで見えそうなほど広大な丘陵にある素晴らしいケネル。
ブリティッシュスタイルの、美しい犬舎でした。


窓から見えるのは、はるか先まで広がる、緑の美しい、なだらかな丘陵。
ケネルのそこかしこに、テリアモチーフのオブジェが。
ランはいくつもありましたが、ここは住居からつながっているラン。
池には鯉が泳ぎ、ケリーブルーテリアがのびのびと走り回っていました。

なんとこのケリーブルーテリア、2日前のクラフツショーでBest Of Breedを獲得した
No,1のケリーブルーテリアなのだそうですが、まるでハウスドッグのように友好的で
誰とでもボール投げをして遊び、見たこともないほど温厚なケリーでした。

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| TERRIER | comments(0) | - | posted by Clumber up kennel -
長い顔と短い顔、どちらもテリアとつきますが。 03:49
いま、クランバーアップで生まれているパピーはワイアーフォックステリアのみとなります。
おそらく、今後もワイアーフォックステリアがメインのブリーディングとなります。
これまでは、ワイアーフォックステリアとケアーンテリアをブリーディングしてきました。

ケアーンテリアは、以前にも書いたかと思いますが、ヨーロッパから端を発した
スタンダードのサイズの変更にともなって、いままでブリーディングしてきた
アメリカンタイプの、コンパクトで、小害獣駆除に優れたサイズ、コンパクト&タフな
ケアーンテリアから、大きく流れが変わってきているというのが現実です。
実際には、13インチビーグルほどか、それより大きなケアーンテリアも
クラフツのブリード審査ではたくさん見かけました。

かといって、現在主流となってきているそのサイズの大きなケアーンテリアを
今後、ブリーディングしたいとも思ってはいません。
これまで思い描いてきたケアーンテリアは、あくまでも、アメリカで見た印象のまま。
あのコンパクトで強靭な姿へのこだわりがとても強いのですが
もしこのまま、自分の好みを押し通してアメリカンタイプをブリーディングすれば
それは、スタンダードに沿わないブリーディング、
たとえるなら、柴犬に対しての豆柴をブリーディングする・・・
豆ケアーンをブリーディングすることにつながるのではないかという葛藤のもと、
考えに考えた結果、いまその時代時代のスタンダードに沿わないブリーディングは
行うべきではないという結論に達し、しばらくの間はケアーンテリアのブリーディングについては
ストップすることにしました。
いかに、自分にとって正しいケアーンテリアはこれだ!
とつっぱったところで世界という大きな流れにそむくことはできません。
いつだって、スタンダードが基準となるという点は、守らねばなりません。
「世界」の潮流というものを静観しつつ、今後について考えたいと思っています。
ブリーダーとして、まず、アメリカなりイギリスなりのドッグショーに足を運び、
現在の世界の犬種の動きや流れ、スタンダードへの解釈が
どのように変遷していっているのかを、自分の目で見て、耳で聞き、学ぶことが
ケネルブラインドネス(自分の繁殖に盲目的になってしまうこと)を防ぐ方法だと
常々、思っています。
最近ではインターネットや動画、写真などが簡単に入手できるようになりましたが
やはり、実際に足を運び、ライブで見ると、もっと強いインパクトを持って
わたしたちに訴えかけてきます。
ブリーダーは、スタンダードの番人でなくてはならないし、
ブリーダーは、スタンダードに対して常に真摯に受け止めなくてはなりません。
今年、クラフツに行って実際にケアーンテリアのブリード審査をじっくりと見て
思いを固めたという感じです。
誰もにとっての正解はありませんが、クランバーアップはそのように考えました。
自分のスタンスを曲げずに進むブリーダーさんもいらっしゃるでしょうし
道はそれぞれなのだと思いますが、自分たちは、このスタンダードの流れに
糸口が見つかるまでは、世界の流れをじっと見ていようと思います。

ケアーンテリアへのお問い合わせは、いつも本当にたくさんいただいて
クランバーアップのケアーンがほしいと2頭目をお迎えくださる方もたくさんいて
本当にありがたいことですが、ドッグショーというものに関わっている以上、
スタンダードや世界の潮流というものを受け入れなければならず
ケアーンテリアについては、しばらくはブリーディングをせずに
いまケネルにいる子たちを大切に育てていきたいと思っています。

ジャックラッセルテリアのブリーディングは、
1年に1回も生まれないのであまり期待できそうもなく
なかなか、踏み切れず・・・という感じです。
もしも、1年くらいは気長に待ってくださる方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
ジャックたちはみんなファミリードッグなので、ブリーディングよりは、
この子たちと山や川にいって、どれだけ楽しく暮らせるかみたいなことばっかり考えているので
ブリーディングは、時期が来たら、というふうに考えています。



自分たちのブリーディングのほかには、Team Clumberupのショーオーナーさんたちが
ブリーディングされたパピーたちを、ご紹介することのお手伝いをしています。
より健全で大事にブリーディングされた犬を、よきパートナードッグにという
願いのもと、あたらしい家族との縁結びのお手伝いができたらうれしく思っています。
あとは、とことんパートナードッグのボーダーテリアをいつか迎えたいと思っています。

いま、クランバーアップであたらしいご家族を募集しているのは、ワイアーフォックステリアと

オーナーさんがブリーディングされたボストンテリアです。

どちらも、その犬種を大好きに思い、より良い犬をつくりたいという思いで
ブリーディングされたパピーたちです。
家族として大切に育ててくださるご家庭に、良いご縁があればいいと願っています。

ボストンテリアのパピーについて、詳しくはこちらをご覧ください。

ワイアーフォックステリアのパピーについては、詳しくはこちらのページをご覧ください。

将来はお顔が細く長くなるワイアーフォックステリアと

鼻ペチャでファニーな姿が魅力的なボストンテリア。

ライフスタイルや、自分の理想とする犬との暮らしで犬種選びも変わってきます。
どちらも大変にフレンドリーで魅力的なパートナードッグです。
ぜひ、お問い合わせください。
それでは、ルルのパピーたちのつづきをご覧ください。
明日はテリーのパピーたちをアップしたいと思っています。
ブリーディングのラインによってタイプがそれぞれに違うので
成長の過程を見ているだけでも、すごく勉強になります。

ルルの娘、グリーンティとレッドリボンの様子はつづきを読むからどうぞ。
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| Wire Fox Terrier | comments(0) | - | posted by Clumber up kennel -
ルルとアンディのワイアー姉妹。 01:52
先ほどは、アニー母さんの子どもたちでしたが、続いてはルル母さんのパピーたち。
ルルとアンディの子、女の子2頭で生まれました。

アニー家、テリー家、ルル家の3家族のなかでは
この姉妹たちがいちばんおっとり、のんびり、ほんわかしている感じです。
姉妹の2頭だけなので、違いがはっきりと出てとても印象的でした。
やんちゃで、どんどんあたらしい世界に踏み込んでいくグリーンティーと、
おっとり、なんでも慎重派で人にぴったりとくっついているレッドリボン。
同じ両親から生まれ、まったく同じ環境で、おなじご飯を食べ、おなじ人間が触れて
なにひとつ変えていないのに性格がまったく違うのは、とっても興味深いものです。
これが、持って生まれた性格というものなのでしょうか。

ルルの子たち、グリーティーとレッドリボン姉妹のスナップは続きを読むからどうぞ。
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| Wire Fox Terrier | comments(0) | - | posted by Clumber up kennel -
ワイア!ワイア!ワイア! 01:30
クランバーアップケネルのオーナーは、どうしても、どうしても、どーうしても!
ワイアーフォックステリアが大好きで、大好きで、仕方がないので
ブリーディングも、より美しく健全なワイアーを作出するためというのが第一で
もう言い出したら聞かないので、シリアスホビーブリーダーとして
いつか自分がこれだ!というワイアーを育て上げるまではもう、こればっかりは
犬バカさんたちは、どの犬種の誰しも同じ思いでブリーディングしているので、止めることはできません。

プロフェッショナルハンドラーとして、アメリカでアシスタント時代に胸に残る
ワイアーフォックステリアの名犬たちに、いかに近づくことができるのだろうか。
記憶のなかにある美しい犬たちを頭に描きながら、ブリーディングを続けています。

というわけで、生まれたパピーたちを、理想とするワイアーになるよう
すこやかな心育て、体育てを、できる限りしていきたいと思っています。

先日、あるセミナーで受けたお話はとても興味深いものでした。
かつて「純血犬種」というものが作りあげられたプロセスのなかでは
置かれている環境に順応して姿を変えていったのが、犬種のはじまりであったそうで、
そこで自然淘汰され、その環境に適応した姿になって、形作られてきたとのこと。

そのつぎの段階として、人間は特定の目的、使役目的のために異なった犬種を交配し、
生まれた犬たちのなかから人為的淘汰を行って、純血犬種を固定していったそうです。
何百年も前、すべての純血犬種が形成される過程は、より均一な姿かたちや気質を
固定化するために、近親繁殖がなされたが、その繁殖は健全な個体のみによって
行われたのだそうです。

つまり、すべての純血犬種は、近親繁殖と人為的な淘汰によって
形成されてきたということは、純血犬種をブリーディングする人にとっては
認識すべき第一点だということを教えていただきました。
現在では、ラインブリード、インブリード、アウトクロスなどの手法への理解が進み
犬種の健全化や固定化への考えもほぼ浸透しているのではないでしょうか。

やがて19世紀になると、動物愛護という観念が生まれ、コンパニオンドッグという
あたらしい考え方が台頭してきました。
今や世界中に浸透した「ペット文化」の夜明けです。
犬の生命は、人の命に次いで尊いのだという人道的な考えから、
それまでは行われていた人為的淘汰は行われなくなりました。
しかしながら、人為的淘汰がなされず、すべての犬が繁殖に使われるのでは
その犬種の固定化や質の向上がのぞめなくなってしまう。
そこで、生まれたのが「ペット」「家庭犬」「コンパニオンドッグ」という考えかた。

繁殖に向かない犬は「コンパニオンドッグ」となり、これが人為的淘汰に代わる役割を担った。
命を淘汰するのではなく、繁殖には使わずにに家族として愛し育ててもらうという考えが
ひろく普及しはじめ、これが、今日のコンパニオンドッグ文化のはじまりだとのことです。

ブリーダーがブリーディングをするのは、次世代により良き犬をつくるため
犬質を高めるためというのがいちばんの目的です。
ですから、ブリーディングをしたら必ず、自分の手元に残し育てます。
自分たちの手元にすべての子を残せるわけではなく、そのときに
生まれたパピーたちを一生涯、家族として愛し育ててくれるオーナーさんとの
縁結びをするのもまた、ブリーダーとして大切なことだと思っています。
パピーたちを家族に迎え、家族として大切に育ててくださるオーナーさんたちがあってこそ
シリアスホビーブリーダーは、その犬種の未来をより健全なものにするために
ブリーディングをつづけていくことができます。
パートナードッグたちの存在と、シリアスブリーディングが深い関係であるのは
そういった考えからなのだそうです。

ワイアーフォックスのパピーたちも、みんな、素敵な家族のもとに
巣立ってくれますように。
一生愛され、コンパニオンドッグとしてしあわせになってほしいと願いながら
パピーたちを育てています。
コンパニオンドッグとして送り出す子も、ブリーダーがその健全性について
真剣に考え踏み切ったブリーディングのパピーたちです。
どの犬種でも、しっかりとしたブリーディングポリシーを持つブリーダーからパピーを迎えれば
一生涯の犬育ての相談相手にもなるし、きっとよりその犬種を充分に理解できることと思います。

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| Wire Fox Terrier | comments(0) | - | posted by Clumber up kennel -
テリア好きさんどうぞ!これでもかっていうほどワイアー天国その1 00:51
いま、ケネルではワイアーのパピーたちがいっせいにヨチヨチからスタスタと
身軽に歩き出したので大変なことになっています。
元気が有り余って、遊びたくて、遊びたくて、仕方のないパピーたちを
パピーペンの中だけで満足させることは自然でない。

ケネルの玄関のところで、みんなで日向ぼっこをしました。

お日さまに当たったり、陽の光を浴びたり、風の匂いや、風で木々がさわさわと揺れる音
ふわふわと飛ぶ落ち葉など、パピーたちにとってはすべてが初めての世界。
最初はおそるおそる、だんだん慣れてくるとちょっとづつ私からの行動範囲が広がっていくんです、
それがもう、腰が引けている子もいれば、ぐんぐん進む子もいて、見ているだけで本当に楽しい。
パピーたちにとっては、これからはじまる、長い犬生のなかで外の世界に触れる第一歩。
みんな、最初はおっかなびっくり、慣れてきたら、とってもやんちゃ。

ちょうど今年の夏は、ルル、アニー、テリーという若い女の子たちのヒートが重なり
今しかブリーディングできない牡もいるので、3頭のブリーディングをしました。
ルル(ENG.CH娘)とアンディ(RICKY×PEARLの子)、アニーとリオ、テリーとハリー
3つのカップルから、パピーたちが生まれました。
詳細はこちらにてご紹介しておりますので、ぜひご覧ください!

ケネルのある、浜松のお山の地方も最近ではずいぶん秋めいてきました。
そよそよ吹く風は、ひんやりと秋の風。
木陰で遊べばとても涼しく、ちょっと疲れると土の上で休憩していました。
土の匂いさえ、はじめての匂いです。
ひらひらと飛ぶ枯れ葉を追いかけたり、お花の匂いをくんくん嗅いだり
ふと立ち止まって風の匂いを嗅いだり、外の世界を五感フル稼働で感じていたパピーたち。

写真をめいっぱい撮ったのですが、パピーたちの様子があまりにかわいくて
これでもかってほど撮ったので、これでもかっていうほどアップします。
ご興味のない方は、読み飛ばしてくださいね。
写真いっぱいなので、ヘッダーに何枚かアップして、あとは「続きを読む」からどうぞ。

まずは、アニーとリオのパピーたち。またしても、名子守のボーダー母さんの登場です。
彼女は、パピーたちみんながどこにいるかしっかり把握して、遠くに行った子は
やんわりと連れ戻したり、最高のベビーシッターしてくれます。
その視線があまりにやさしくて・・・ボーダーテリアもほんとに愛おしい。
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| Wire Fox Terrier | comments(0) | - | posted by Clumber up kennel -
いよいよ始動!必見今週末のドッグショースケジュール。 00:16
いよいよ、2009年後半戦のドッグショーがはじまります。
夏の間にメンテナンスに出していたマイクロバスも帰ってきて
つぎつぎと荷物が積み込まれ、ドッグショーに行く前の空気が戻ってきて
じわじわと、ようやく新しいシーズンに向けてのモチベーションがわいてきます。
夏のオフシーズンは時間感覚や曜日感覚がしっちゃかめっちゃかして大忙しでしたが
今週末のドッグショーから、月・火・水・目・金はケネルでデスクワークなどをして
土曜日と日曜日はドッグショーという体内リズムを取り戻したいと思います。

山になって溜まっていたデスクワークも、ひとまず完了!
やることリストを、上から順に、済!済!済!とチェックしていくのは
なんだか達成感。

今週末からはドッグショーで、10月には当クラブ、静岡西レイクシャインケネルクラブ主催の
ドッグショーが御前崎で行われます。
アメリカ時代の師、永遠の師と仰ぐ、Mr.CLAY COADYが来日します。

彼こそが天才だと信じて疑わずに、今日までの道のりがあります。
どうかみなさん、犬への感性が抜きん出たMr.Clay Coadyに愛犬の審査を仰ぎに
ドッグショーにいらしてください。
10月のドッグショーのご案内はこちらからどうぞ。
御前崎3DAYドッグショーサーキット今年もやります!
というわけで、後半戦もスタートラインを切ったとたん

忙しくなるぞー!

この3日間くらいずっとデスクワークしていて、だいぶ整理ができてきたので
いろいろ、写真をアップしながら今週末のドッグショースケジュールをお知らせします。

PHOTO SNAPSHOT _ 英国クラフツでのテリアたち _





審査時間割はいちばん最後に書いてありますので、続きを読むからどうぞ!
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仕上がりが見違える、シャンプーテクニック 01:16
ちょっとブログへの燃料がついたので、あとちょっとだけアップします。
テリアのトリミングを家庭でする方が増えてきましたが、
愛犬を家庭でシャンプーするという方はとても多いと思います。
みなさんとても上手に愛犬をきれいに管理されているように感じますが
自己流でなかなか大変!という声を多く耳にします。
そこで、ちょっとだけ上手になるシャンプーのコツをご紹介します。
今日はクランバーアップの隠れた縁の下の力持ち、トリマーのゆりちゃんに
手伝ってもらってシャンプーの手順を写真撮りました。
まず、シャワーで犬の体をしっかりと濡らします。
このとき、ヒゲ、口の周りもしっかりと濡らすようにしてください。
とくにテリアはハッシュコートで水をはじく場合がありますので、
時間をかけて、毛の根元まで濡れるように丁寧に濡らしてください。
このときに注意したいのが、男の子。
男の子は、睾丸やお腹のまわりを濡らすときに、お湯の温度が高いと
敏感に嫌がったり、お湯から逃げようとしたりするので、シャワーの温度は
人間の手で触れてもぬるい程度を心がけてあげてください。
それから、濡らしはじめるときには、背中から。
背中からそっとシャワーをかけて、だんだん、犬がシャワーに慣れてきたら
足先、お腹、お尻のまわり、最後に顔などをに移行します。
最初から犬が抵抗する箇所からはじめると、当然に犬が抵抗してしまうので
犬の抵抗が少ない箇所から濡らしはじめます。
シャンプーは、あらかじめ容器などで薄めて使用します。
この容器は、100円ショップで売ってるケチャップやマヨネーズの詰め替え容器でも代用できます。
シャンプー原液をいきなり犬の体にかけて、泡立てて使用すると
泡立つまでに時間がかかり、泡立ちが少なくなってしまいますし
泡立てる過程で、犬の毛を擦って毛を痛めてしまうことにもなりかねません。
シャンプーは、「ふわふわの泡で、やさしく毛を洗う」「毛穴を指でマッサージするように洗う」
というのが理想なので、あらかじめ薄めていたほうが体全体にも、部分的にも液をかけ易く
泡立つのもはやく、楽に洗うことができます。
クランバーアップでは、テリアのシャンプーにはこちらの2品を使っています。
プロフェムのクリアウォッシュシャンプーと、プロフェムのブリスルシャンプー。


基本的に犬は2度洗いします。
1度目は汚れを落としたり皮脂を落とす役割で、2度目はより丁寧に細部まで洗います。

まず、クリアウォッシュで全身の皮脂汚れやホコリなどを洗い落とします。
1度洗いの際もしっかりとすすぎます。
2度目は、ブリッスルシャンプーで毛根までマッサージするように洗い
足先、飾り毛、口の周りなど、細かいところまでより白くきれいになるよう洗います。
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| CLUMBER UP | comments(0) | - | posted by Clumber up kennel -
ケネルクラブのあり方・チャリティオークション 23:54
昨日と今日はずっとデスクワークしています。
ようやくデスクワークにたどりついて、あたふたと、今週末のショーまでに
資料やらあれこれ、整理しておかなくてはと夏休みの宿題を慌てて終わらせる
小学生のようになっています。
ああ、もう新学期がはじまってしまう・・・

3月のイギリスの写真も整理できつつあります。
クラフツから帰ってきた頃にだいぶアップしていたのですが
アップしていなかったものもたくさんあって、できるだけたくさんアップして
ぜひ、来年はたくさんの日本のドッグショーファンシャーの方々が
CRUFTS DOGSHOWに行ってみたくなるよう、ご紹介していこうと思います。
ドッグショーファンシャーにとって、世界中のドッグショーに行ってみたいという
興味は募るばかりですが、日本でもドッグショーがあるのでなかなかそうもいきませんが
毎年2月にニューヨークで行われるウェストミンスターケネルクラブドッグショーと
毎年3月にイギリス、バーミンガムで行われるクラフツドッグショーの2つは
どんなビギナーでも、犬が好きな人であれば間違いなく楽しめるドッグイベントです。
とことんショーナイズされた華やかな舞台、ウェストミンスターと
どこか牧歌的で犬の品評会的なトラディショナルな空気の流れるクラフツ。
どちらが楽しいとは言い切れず、どちらも行ってその違いを肌で感じるのが
いちばんの楽しみかもしれません。
いまは、ウェストミンスターもクラフツも、ドッグショー観戦ツアーがありますので
英語が苦手とか、海外事情がわからないという方でも安心して楽しむことができます。
犬と関わる人生を生きる人なら誰しも、あの空気を味わってほしいとおもいます。

クラフトの会場では、別荘から、犬のケネルから、自動車、絨毯、長靴、レインコート
スコティッシュスカート、など、など、ありとあらゆる、「犬と関わるであろう物」が
見本市のように並んでいます。
いくつものアリーナに並ぶ何百ものショップを見て歩くだけでも、
あっちも見なくちゃ、こっちも見なくちゃと、目を奪われます。
アンティークや、ドッグアートなども味があって、銅像やオブジェなどは
なかなか持って帰ることが大変なのですが、お店を見て歩くだけでも4日間では足りません。


これらの絵はちょっと惹かれたのですが、日本に送ることを考えると躊躇してしまい
結局、ポストカードを買って我慢しました。



そして、クラフトショーリピーターはみんなが楽しみにしているのが、これ。
ケネルクラブ(K.C)主催の、チャリティオークション。
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| dogshow | comments(0) | - | posted by Clumber up kennel -
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