Clumber Up NewsDOGSHOW RESULTS.Puppy News and informations!
from CLUMBER UP KENNEL.
クランバーアップケネルからドッグショーリポートをはじめさまざまな情報をお届けします。
ドッグショーの結果もいちはやくリポート!おたのしみに。
当サイトの写真および文章の無断転載はおやめください。
(C)Copyright CLUMBER UP KENNEL All rights reserved.

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
SMILEが最高に似合うFAMILY. 19:28
先日ご紹介した、ウェルシュコーギーのJUPITER君からまたメールをいただきました。
すっかり都会的な生活に馴染んでいる様子のジュピ君、写真がとても楽しみです。

ジュピ君、いい笑顔しています。
ジュピ君は、SUNNYの兄妹です。
サンちゃんも、SUN(お陽さま)みたいに大きな笑顔をします。

お父さんの笑顔も、天下一品。

素敵な笑顔がそっくりのFamilyです。

それにしても、JUPITERのリラックスした様子に、ほっとしました。
お家の裏にはドッグランがあるそうです。たくさん走っているでしょうか。

きっとこれから、お父さん似のハンサムGUYに育っていくのだと思います。
成長が楽しみです!

にほんブログ村 犬ブログ テリアへ にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへ←おかげさまで2位!clumberupに応援の1日1クリックお願いします!
| Welsh Corgi | comments(0) | - | posted by Clumber up kennel -
プロフェッショナルハンドラーとは -1-夜明けの時代 18:40
これまでも何度かブログで説明をしています「プロフェッショナルハンドラー」の
「プロフェッショナル」とは、本来、どのような職業であるべきなのか、
どのようなスタンスで仕事をするべきなのかについて、書いてみたいと思います。
日本では「プロフェッショナル」と「アマチュア」の境界線というものも未だ曖昧で
「プロフェッショナル」と呼ばれる人たちのなかでも、仕事の内容や質も異なり、
その本質やPolicyを理解してもらうのには、時間がかかるものかもしれません。
長くなりますが、プロフェッショナルハンドラーについて、アメリアの事例や
これまでの歴史等を振り返ってみたいと思います。


[PROFESSIONAL HANDLERのあるべき姿について考える 露木浩]

プロフェッショナル ドッグ ハンドラーこれを略して、プロハンドラーと呼びます。
日本で「プロハンドラー」という言葉が出てきたのが約30数年前だと記憶してい
ますが、当時「ハンドラー」という言葉は、ペット業界ですら耳慣れぬ言葉であり
ドッグショーの事を「展覧会」と呼び、ハンドラーの事を「訓練士」と呼んでいた
時代でした。



1ドル360円だった時代。
海外旅行に行くにも、親戚や友人から餞別をもらい、海外土産を買って来るような
一生に一度のビッグイベントの時代でした。
外国の存在が、今より遥かに遠く感じた時代です。

先輩ハンドラーや犬界の先進的考えであった人々の多くが、この時代に海外に渡り
ドッグショーを見学しに行くようになりました。
その志しは、今の若者以上に勇気がいり、かつ経済的にも並ならぬ負担と苦労をして
出掛けられたことは、想像に難くありません。

その先輩たち(犬バカという言葉もあります。)が、海外で見聞きしてきたものを、
夜も寝ずに夢中で語り合い、そのなかに「ハンドラー」という言葉がでてきました。
犬をドッグショーで引いている人々を「ハンドラー」と呼ぶと聞いても、当時小学校
高学年だった私には、ちんぷんかんぷんでしたが、犬バカの大人達が集い語らう中に
その言葉を耳にした少年が、いずれその業界に残り、何十年と続けることになるなど、
夢にも思いませんでした。


その後ビデオカメラの発達があり、当時、想像を絶する重さであったビデオカメラの
荷物係りとして、1976年夏、サンタバーバラウィークエンドドッグショーに
当時18歳だった私の従兄弟であるKAZ,HOSAKAが
現在アメリカで活躍しているプードルのハンドラーでありP.H.A.およびC.P.Hのメンバー。
2007年全米BEST HANDLER OF THE YEAR受賞/ALL BREED No,1ハンドラー)

私達の先生(露木健生氏)と池田昌弘氏(現JKC審査員でプ−ドルのプロトリマー)
と一緒に渡米して、ビデオにおさめてきたアメリカのドッグショーの様子を、
連日連夜、テ−プが擦り切れるくらい、観賞していました。

そのビデオの中に「プロフェッショナルハンドラー」という人々が写っていたのを
今でも鮮明に覚えています。
そのビデオを見ながら、先輩諸氏が「これからはプロハンドラーの時代が来る」
と言っていました。

その当時は、展覧会では、オーナ−ハンドラーかブリ−ダ−ハンドラーか
当日引きの訓練士が主流でしたし、ドッグショーにエントリーするために
犬を人に預けるという習慣や意識そのものが、ほとんどなかったと思います。

こうした先輩達が、今日のドッグショーの形を開拓し、リードしてきました。
まず格好から、ジャケットを着て、ネクタイをして、展覧会に行きました。
犬のマ ナーを入れ、体重を整え、細いリードで、ショーをする。
いまでは当たり前に使われている「マナーを入れる」という言葉も、その頃はまだ
耳慣れない言葉でした。
「訓練を入れる」一般的には言われていました。
当時訓練は、「強制訓練」が主流でした。

ショードッグのトレーニングが「強制訓練」ではなく「陽性訓練」であると
浸透するまでには、多くの時間がかかり今日に至っていると思います。

わたしの従兄弟であるKAZ HOSAKA氏は、アメリカから帰ってきて
「アメリカのハンドラーはドーベルマンにもバリカンを入れていた」と
(今では当たり前の事)彼も充電式のクリッバーを買って
ドーベルの耳や、テールの後ろなどを、私に犬を持たせながら
(当時はグルーミングテーブルなどありませんでした。)練習していました。

そして、べイト(つり餌)を使ってショーをしていた、Mr.MOE MIYAFAWAの
マリエンバークメアリーハートマンというドーベルの凛々しい姿に魅せられ、
KAZ HOSAKAはこのドッグショーへの鞄持ち旅行の際、彼のショーイングから
目を離さなかったといいます。

ドーベルマンで思い出深いのは、夜更けの学校の校庭で、ハードなケネルワークを
終えたKaz Hosaka氏と、まだ高校生だったわたしで、当時ケネルで預かっていた
ドーベルマンのハンドリングを毎晩のように練習し、Kaz Hosaka氏がステイや、
アップダウンの練習を熱心にしていた姿を、今でも思い出します。


このように、先輩諸氏は海外のドッグショーにかなりの影響を受けたと思います。
その後、スタンダードプードルの華靂なハンドリングに憧れ、スタンダードプードルを
日本に連れて来たり、それに伴って、 テーブル、ドライヤーをかついで帰って来た
先輩達の姿は、いまでも忘れることが出来ません。


この「ハンドラーの夜明けの時代」にともにプロフェッショナルハンドラーを志し
そして今日では全米No,1ハンドラーという偉業を達成したMr,KAZ HOSAKAは、
わたしのかけがいのない先輩でもあり従兄弟、家族であり、そしてその仕事を尊敬し
たえず自分の前を走っていてくれる人です。



いまではドッグショーで当たり前となっている数々のことも、
まだなにもかもが未知の時代でした。
このような、「夜明けの時代」を経て今日の日本のドッグショーの姿が形成され
それとともに、「プロフェッショナルハンドラー」という存在が台頭してきました。

_プロフェッショナルハンドラーとは vol.2につづく_


にほんブログ村 犬ブログ テリアへ にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへ←おかげさまで2位!( と3位を行ったり来たりしています)
clumberupに応援の1日1クリックお願いします!

| CLUMBER UP | comments(1) | - | posted by Clumber up kennel -
プロフェッショナルハンドラーとは -2-必要条件 18:30
プロフェッショナルハンドラーとはVol,1では、日本のプロフェッショナルハンドラー
夜明けの時代を振り返ってみました。
ここからは、海外とりわけアメリカのプロフェッショナルハンドラーたちのあり方を
中心に、「プロフェッショナルとはどうあるべきか」を考えてみたいと思います。

[プロフェッショナルハンドラーの前提条件とは?]


日本ではまだ聞きなれませんが、ドッグショーにおいてショードッグのオーナーの
依頼により、出陳犬のハンドリングを本職とし、ドッグショーまでの犬の健康管理、
マナーまでを一貫して請け負う、「犬のプロフェッショナル」という職業を、
プロフェッショナルハンドラーといいます。
AKC(AMERICAN KENNEL CLUB)のもとで行われるドッグショーでは、
ハンドラーはプロとしてのライセンスが必要で、PHAという組織がプロハンドラーを
守り、あるいはクライアントとAKCとの関係を円滑にする働きをしたり、
プロフェッショナルハンドラーの既定を明確に定め、一定の規律が保たれています。

PHA(プロフェッショナル・ハンドラー・アソシエーション)はどのような組織か?

プロハンドラーの協会はアメリカ全体のプロハンドラーの代表を務めることで
ドックショー全体の改善を専門に行う目的のハンドラーの組織である。
PHAの記述によると、
「我々はハンドラーとクライアントの関係、そして
 ハンドラーとアメリカンケネルクラブの間の良い関係を維持し、
 改善しようと試みる組織である。」


では、PHAのメンバーシップになるための必要条件について説明します。
下記の条件をクリアしなければ、"プロフェッショナル"にはなれません。

[PHAメンバーになるための規定(一部抜粋)]

1.志願者がアメリカンケネルクラブの会員で少なくとも21歳であること。

2.志願者が10年ショードックとのアクティブな掛かり合いを持たなくてはならず、
さらに専門的に5年間の経験を有した者。PHAのメンバーになることに興味を持つ者。

3.志願者は正規の3人のメンバーからメンバーシップになるための推薦の手紙を
提出されなければならない。
推薦が同じ地域からでなくてもよいが、同じ家族の推薦は却下。

4.志願者が理事あるいはPHAの副会長によって供給された申請書を提出して、
必要とされる料金を納め申請する。
申請書が提出されPHAメンバーあるいは他の者によって1年間の観察期間とコメント、記録を求める。この申請書はPHA提出して受領の日付から有効である。

5.申請書が事務局あるいは会長、副会長によって受け取られた後、
志願者は犬舎設備の点検の地域代表者によって検査をされる。
そして志願者の犬舎設備がPHA必要条件にそうかどうか判断する。


犬舎設備必要条件は何であるか?

日本では、プロフェッショナルハンドラーの犬舎条件はありませんが
アメリカのプロフェッショナルハンドラーによる協会、
PHA(PROFESSIONAL HANDLER ASSOCIATION)では、ケネルについても明確に
犬舎設備必要条件(ケネルファシリティ)が記されています。

PHAが明記する犬舎設備必要条件とは?

1.
犬舎は犬のために良い環境を供給し、コンディション調整と健康維持のために
必要な施設である。

適切なグルーミング、トリミングをするための設備と衛生的で安全な環境に
するべきである。
電気、水道と不浸透性の材質の床を供えるべきである。
犬舎は、適切な空調設備と換気を供給するべきである。


2.
犬舎は収容する犬の頭数に対して十分な屋外のランと犬舎内のペンとを
備えているべきである。

ペンは固定していて、犬の逃亡を防げるものでなければならない。
屋外ランは適切な運動を提供するのに十分なスペースあるべきである。
屋内のペンは犬が立ち上がっても、側面あるいはペンの天井に犬が触れずに
横たわることができる、ゆとりある大きさのものであるべきである。

3.ドックショーに使用するケージは犬舎で使用するものではない。
犬舎の代わりに車を使用しない。
犬舎は、24時間、人間によって犬の管理が出来なくてはならず、
不動産の上にあるべきである。

4.犬舎は常に犬のために適正でなければならない。

5.住所が変更した場合はすぐ検査を受けなければならない。

6.交通手段に用いる車は、犬の安全な輸送に対して十分な車でなければならない。


PHAの必要条件を満たす犬舎をリース(賃貸)する場合は、理事会によって
適切な犬舎の検査を受けなくてはならない。
犬舎視察を受け、そのリースされた犬舎スペースあるいはフアシリティ(施設/設備)が
PHAの必要条件を満たす場合に限り、個別に承認されるであろう。
なお、リースされたフアシリティはメンバーによってリース合意のとおりに、
フルタイム使われなくてはならない。


上記のとおり、AKCのPROFESSIONAL HANDLER ASSOCIATIONA(PHA)では
プロとして認めるまでの条件から、犬舎の条件までこと細かく明確に記され、
そこに、ある一定の「クオリティの維持」や「規律の維持」がなされています。
一方、日本ではどうでしょう?
ケネルの必須条件などは、いまのところまったく定められていませんし
経験年数や、経歴、キャリア、推薦人なども必要とせず、極端に言うなら
誰でも名乗れば、「その日からプロ」のようになってしまう傾向にあると思います。
clumberupでは、クライアント(オーナーさん)が安心して愛犬を預けられるよう、
また、ショードッグを磨き、状態を維持できるよう、ケネルのランや運動、
犬舎のあり方を考えています。

上記のPHAの条件を頭に入れて、プロフェッショナルハンドラーとは_3_
プロフェッショナルのあり方について、考えてみたいと思います。

にほんブログ村 犬ブログ テリアへ にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへ←おかげさまで2位!( と3位を行ったり来たりしています)
clumberupに応援の1日1クリックお願いします!
| CLUMBER UP | comments(0) | - | posted by Clumber up kennel -
プロフェッショナルハンドラーとは -3-プロかアマか? 18:20
相撲取りには、日本相撲協会が定める道徳律があるでしょうし、
競馬のジョッキーにも、日本競馬協会が定める道徳律があります。
アメリカの、PHA(PROFESSIONAL HANDLERS ASSOCIATION)にも道徳律があります。
下記、一部抜粋を掲載しますが、驚くほど明確にその行動基準が定められています。
ドッグショーの明瞭化、透明化、クライアントへの説明義務、ハンドラー同士の
クライアントの扱いなど、この規律にはおよそ予測されるトラブルを回避するための
規律が、明確に記されています。
ちなみに、日本にはこのような規定が存在しないというのが現状です。

PHAの定める道徳律(Codeofethics)とは?


1.PHAに属するハンドラーは、自身の道徳律とPHAとAKCの規則に則り活動する。
  また、これらの倫理を守り、PHAのイメージを守ることに努める。

2.他のメンバーのクライアントから直接、犬を預ることをしない。

3.いつもプロフェッショナルな手段ですべてに接するよう努める。
たとえ審査結果がいかなるものであっても、ショーイングのときはいつでも
礼儀正しく、そしてスポーツマンシップを重んじる。

4.仲間のハンドラーを誹謗中傷しない。彼らがショーしている犬の事も同様である。

5.プロフェッショナルな態度と節度ある方法でクライアントと接する。
できる限り、カタログ(出陳目録)を用いてすべてのショー結果をクライアントに報告し
彼らにアドバイスし、そして適切な期間内に、すべてのリボンとトロフイを渡す。

6.我々が雇用する人たち(アシスタント/社員)の利益のために、
仕事の知識と技能を改善して、そして適切に仕事を行う十分な道具を準備して
業務に携わる努力をし、クライアントから託された犬を適切に世話する。

7.PHAのメンバーは高いレベルの専門的な技術を継続して、協会の意志と規則を
支援することに同意する。

8.すべてのクライアントと「書面の契約書」を取り交わすことを守る。
公正な契約の元、提供されたサービスに見合う料金のリストを渡す。
請求明細書をつねにクライアントに提出すること。

9.問題が発生した場合、委員会のヒアリングを受けることに同意し審判を受ける。
PHAのメンバーとして、委員会の決定を受け入れる。

PHA(PROFESSIONAL HANDLERS ASSOCIATION)は、
すべての場面において犬の取り扱いを最も高い水準を維持しようと努力する。
ただし、メンバーの個別の行為に関して責任がない。



ここまで読んで見て考えると、プロハンドラーの定義は何でしょうか?
日本では一般に、犬を預りドッグショーにエントリーし、報酬をもらう人々を
ひとくくりに、「プロハンドラー」と 呼んでいるようになります。
一方、先進国アメリカではどうでしょうか?

アメリカには、プロハンドラーを、統括するアソシエーション(協会)があります。
PHAまたはCPHなど、これらの会のメンバーになるには厳しい審査があり、
メンバーたちは、「プロフェッショナル」であることにプライドをもって活動を
していますし、ドッグファンシヤーにも認識されています。
(PHAメンバーであることは、プロの中のプロという認識でしょうか...)

そのメンバーになる条件は、成人であり10年以上の積極的にドッグショーに活躍し、
メンバー3人の推選があり、1年間の観察期間を有してコメントを求め、
申請書とともに事務所に送り選定され、それからさらに、ケネルフアシリティー
(犬舎の設備)がPHAの必要条件に合うかの検査まで受けるという構造です。

また、道徳的な事柄は、上記のように多岐にわたって記されています。
AKCの規則に精通し、倫理を守る。スポーツマンシップにのっとる行動をするなど。
また、興味深いのは「2」で掲載したケネルフアシリティーという箇所の記載です。

これらのさまざまな「プロフェッショナルとして認められるための規定事項」は、
とても興味を引きます。

まず、「経験」の部分では10年以上積極的なドッグショーヘの参加を通じて
犬の健康管理から各犬種の血統内容への理解を深め、コンディションをつくることを
経験することが重要であり、クライアント(オーナー)の信頼を得るのに、
必要不可欠なことです。
クライアントにドッグショーについてカウンセリングできるだけの詳しい知識と
経験を持ち合わせてはじめて、「プロ」と言えるという考えかたです。

ひとくちに「10年の経験」と言っても、とても長い年月ですから、
獣医師とのコンタクトで臨床から交配、出産の知識はもちろんのこと
マネージメント(経理や経営)の対策など各方面への適切なコミュニケーションが
とれることも大切でしょう。
それらすべてをこなし独立し、プロフェッショナルになってゆくと思います。
ハンドラーになったら、単に「犬をハンドリング」すればいいだけではなく
マネジメントや、クライアントのエージェントとして、機能しなければなりません。

そして、なお仕事の質の向上に向けて、日々のたゆまぬ努力を惜しまず、
向上心をもって情報を集めてきたニューカマー (新しいドッグファンシャー)に
正しい情報提供をし、相談に乗ることのできるハンドラ ーが、
"プロハンドラー"ではないでしょうか。


設備についても、犬という動物をただしく理解していれば、当然な事柄ですし、
設備を持てるという事は社会的に信用されている裏付けでもあると思われます。
犬がのびのびと過ごせるケネルや運動場がなく、バリケンを積み重ねただけの自宅で
犬はエクササイズペンで運動するだけ、というようなところには
クライアントも大切な愛犬を、安心してゆだねることができないと思います。


倫理の部分では当然ルールを守り、スポーツマンシップ、社会人としての常識を
兼ね備えるべきだと思います。
また経験に裏付けられた姿勢、設備、倫理が報酬に見合なければならないと思います。

アメリカでは10年〜15年の経験を積んで、先輩ドッグファンシャーが認めてくれて
初めてプロの仲間入りを果たし、独立します。
それまでは、ほとんどの人が、プロハンドラーのアシスタントをしていたり、
ブリーダーのケネルのマネージヤーをしていたりと様々な形でドックショーの
世界に従事しています。また、それが一番の早道なのです。
Clumberupにも、若いアシスタントの皆が住み込みで働いています。
体力的にも厳しい仕事ではありますが、一生ものの技術や経験、犬への知識を深め、
いずれは一流の仕事を身につけ、独立していってほしいと願っています。
あらたな質のいいドッグピープルを育てることも、大切な仕事です。

プロの仕事は、誰が見てもプロの仕事であるべきだと思います。
ドッグショーは、ギャラリーやファンシャーのみなさんにいつも、
ワクワクするような夢のあるショウを見せる場でもあると思います。
そのために、ケネルをかまえ、犬たちをケアし、技術を磨きショーに行くという
ことの繰り返しです。

clumberupが、ドックショーファンシャーから愛される仕事をたゆまず磨く
プロフェッショナルハンドラーケネルであるよう、努力していきたいと思います。


にほんブログ村 犬ブログ テリアへ にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへ←おかげさまで2位!( と3位を行ったり来たりしています)
clumberupに応援の1日1クリックお願いします!
| CLUMBER UP | comments(0) | - | posted by Clumber up kennel -
ここから巣立った子たち。 14:30
先日、よいご縁に恵まれてあたらしいご家族との暮らしをはじめたJUPITER君。

ご家族から、元気そうなジュピ君の写真が送られてきました。
とても微笑ましく拝見しました、ありがとうございます!

元気そう、楽しそうで、ほっとしました。

かわいい!すっかりパートナードッグの一員の顔になってます。
JUPI君はSUNちゃんの兄妹です。この兄妹、目ヂカラが違います。

幸せそうなJUPITER、またケネルにもドッグショーにも遊びに来てください!

それから、1月生まれのHelenとAndyの子、Danteのお写真も送っていただきました。

きれいなお顔になりました!トリミングもきれいにしていただいてますね!
Danteさん、PR雑誌のモデル犬になったそうです。楽しみです。
Danteは、ケネルに残したMissyの兄妹です。ミッシーは超元気です。
週末くらいに写真を撮ったらアップしますので、しばしお待ちくださいね。


ちょっと前にご連絡をいただいていたのですがアップが遅くなってしまいました。
Clumber upでドッグショーを頑張っていたゴールデンレトリバーのらいあん君が
8歳になったそうです。おめでとう。

らいあん君は、INT.CHまでフィニッシュしたのですが、なんと!
グランドトレーニングch. 完成されたそうで、
JKC.CH. FCI.CH. T.ch. Gr.t.ch の4冠フィニッシュとのことです。
犬との生活を、さまざまな角度で、めいっぱい楽しまれている姿が想像されます。
ショーだけでなく、さらにその先までたくさん楽しんでいるらいあんの様子に
とても嬉しくなりました。
いい犬との出会いは、人生の楽しみを何倍にも豊かにしてくれますね。

clumberupは、ブリーダーケネルでもあり、ハンドラーズケネルでもあります。
そのため、たくさんの犬たちとの出会いあり、別れあり、さまざまです。
今週末には、フォスターペアレントで、ワイアーの女の子が巣立ちます。
また、この夏は何頭か、巣立っていくPUPPYや成犬の子の予定があります。
みんなが大切にしていただけることを願って送り出します。

ドッグショーでこのケネルで頑張っていたショードッグも、
クランバーアップから巣立っていった子犬や成犬のワイアーやケアーンも、
そのオーナーさん達も、みなさん元気に過ごしているでしょうか。
いつもドッグショーで慌ただしく、ご連絡がなかなかできず申し訳なく思っています。
ときどき、近況を知らせていただけたらとても嬉しく思います。
またみなさんで、BBQやトリミング講習会なども実現できたら嬉しいですね。

ときどきメールをいただいて、その都度、喜んでお願いしているのですが
このブログをリンクしてくださる方、大歓迎です!
相互リンクもいたしますので、メールでお知らせいただけますようお願いします。
clumberup@yahoo.co.jp


にほんブログ村 犬ブログ テリアへ にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへ←おかげさまで2位!( と3位を行ったり来たりしています)
clumberupに応援の1日1クリックお願いします!
| CLUMBER UP | comments(0) | - | posted by Clumber up kennel -
愛犬家心得。 13:46
文豪川端康成さんは、ワイアーフォックステリアを愛した文人としても
広く知られています。面白い本を見つけました。
「犬 - クラフト・エヴィング商会プレゼンツ」_中央公論新書より。


まだこれほどの犬飽和社会ニッポンになるずっと前のこと。
犬たちは庭先に繋がれ、街を野良犬が闊歩していた時代に、
川端康成は、その持ち前の観察眼で犬社会の未来を案じていたのでしょうか。
昭和7年「婦人世界」に寄せた「わが犬の記_愛犬家心得」のなかで、
彼は現代の犬大国ニッポンにも相通ずる、多くの「心得」を提唱しています。

ひとつ。
一時の気まぐれやたはむれ心から
犬を買ったり、貰ったりしないのは
愛犬家の心得のひとつである。

一時の気まぐれや思いつきで、犬を衝動飼いもしくは衝動買いするのは
よろしくないと、書いています。
このような調子で、愛犬家心得がつづいていきます。

ひとつ。
血統書ばかりでなく、親犬の習性をよく調べた上で、仔犬を飼うこと。

ひとつ。
放し飼いにしないこと。

ひとつ。
犬を訓練所に入学させ、また犬猫病院へ入院させるにも
預け先の犬の扱いをよく知っておくように。

ひとつ。
犬は人なり。
数を少なく、質をよく、そして一人一犬を原則とする。

ひとつ。
犬も家族の一員のつもりで、犬の心の微妙な鋭敏さに親しむこと。

ひとつ。
犬に人間の模型を強いて求めず、大自然の命の現われとして愛すること。

ひとつ。
純血種を飼うとこと。

ひとつ。
病気の治療法を学ぶよりも、犬の病気を予知することを覚えること。

ひとつ。
先ず牝犬を飼って、その子供を育ててみること。

最後に。
犬を飼うというよりも、犬を育てるという心をどこまでも失わないこと。



現代ほど純血種が多かった時代ではないはずなのに、
川端康成は、とても意思の強い具体的な「愛犬家心得」を提唱しています。
未来への懸念は、この頃からあったのかも、しれないですね。
先人の言葉を、興味深く読みました。

クランバーアップの愛犬、LEO。
ハイパーで、元気で、人間が大好きなワイアーフォックステリア。

お散歩が大好きで、大好きで、大喜び。

もしゃもしゃなので、今週はLeoもすっきりトリミングしましょう。
今週、来週は、ケネルの犬たちもみんな、きれいにトリミング週間です!

にほんブログ村 犬ブログ テリアへ にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへ←おかげさまで2位!( と3位を行ったり来たりしています)
応援の1日1クリックお願いします!




| CLUMBER UP | comments(0) | - | posted by Clumber up kennel -
3月10日生まれのワイアーフォックステリアたち 17:03
さて、こちらも成長過程を見守っている最中の、ワイアー兄妹たちです。
3月10日生まれの、FOCUSとその兄妹です。
女の子は1頭、オーナーさんが決まりました。
夏の終わり頃に巣立っていく予定です。
夜、ランから戻って来て、みんな順番にステイの練習をしました。
犬たちを順番にステイをさせて、成長をみんなで見るのもケネルの日課です。

男の子、FOCUSです。
さすがに、ドッグショーデビューしているだけにステイも上手。



こちらも男の子のFREEです。
FREEもずいぶん大きくなりました。
トリミングしたら格好よくなるね!と皆で話していました。



こちらは女の子のDIVAです。
男の子チームより若干小さいですが、とても大きくなりました!


同じく女の子のDEARです。
ステイもしっかりしてきました!




みんな、すくすくと成長して4ヶ月を過ぎました。
あんなに小さかったのに、犬の成長はあっという間です。
毎晩、廊下のフリースペースで大騒ぎしています。
やんちゃざかり、可愛いさかりの、ワイアー兄妹です。


にほんブログ村 犬ブログ テリアへ にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへ←おかげさまで2位!1日1回、応援の1クリックお願いします!
| Wire Fox Terrier | comments(0) | - | posted by Clumber up kennel -
ナイフの練習! 16:08
新人アシスタントの関川君も、4ヶ月が過ぎました。
真っ黒に日焼けして、頑張ってます。
今日は、みんなでナイフの練習!

と思いきや、トリミングナイフではなく、ペティナイフでお芋の皮をむく練習???

トリミングの上達も、なにごとも、手先の器用さが基本!
ということで、真剣にお芋の皮をむく面々。


TOY POODLEのビーちゃんも、不思議そうな顔をしていました。
ビーちゃんことBIDAN君は、ケネルのハウスドッグで元気に暮らしています。
"SMASH POODLE"出身のビーちゃん、とてもきれいな顔をしています。
先日、歯石取りや耳掃除もぜんぶ済ませてすっきりです。

なにやらKitchenは、大にぎわい。

真剣につくっているのは、、、

Clumberup印のポテトサラダ。
美味しくできました!
また犬の話題ではないのですが、、、犬も人も賑やかな、ケネルの日常でした。


にほんブログ村 犬ブログ テリアへ にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへ←おかげさまで2位!1日1回、応援の1クリックお願いします!
| HOW TO トリミング | comments(0) | - | posted by Clumber up kennel -
室内ジムで、できるオトコのエクササイズ! 15:20
今日も、浜松は暑いです。
若い犬たち、とりわけレトリーバーたちはバケツの水に
じゃぶじゃぶと顔をつっこみ、元気です!
右はゴールデンの楓さん、左はフラットのレジーナさん。
事務所の窓からのぞいたら、すごいハイテンションでした。



砂利のランにいるのは、楓、レジーナ、奥がドーベルマン・ルナ。
砂利のランでの運動は、犬の「握り」がしっかりしてきます。
広いランでの運動、砂利のランでの運動、自転車運動、リード歩行など
犬をどういう状態にしたいかで、使い分けています。
とはいえ、こう暑いと犬たちもランに出すだけでは、運動をしたがりません。

広いランに出ているけれどあまり動かないアラン君&ふくちゃん。
涼しい午前中ですら、犬たちはこの様子です。
隣のランの、スプリンガーのMarla&Freadyもあまり動きたがりません。

そりゃそうです。人間だってこの暑さでは、なるべく運動したくない。
スポーツジムのランニングマシーンでエクササイズするのが関の山。

ということで、犬たちも室内ジムをOPEN!

エアコンの効いたグルーミングルームにある電動ランニング・マシーンで
エクササイズ中のALAN君。

ムキムキのALAN君になるために。

デキる男は夏も怠らない!

暑い夏は、みんな順番にエクササイズマシンで運動です。
屋外での運動は熱中症も心配ですし、それほど運動量は期待できません。
涼しい季節はあまり出番のないマシンですが、こう暑いと便利ですね。


にほんブログ村 犬ブログ テリアへ にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへ←おかげさまで2位!頑張る男ALAN君に!応援の1クリックお願いします!

| CLUMBER UP | comments(0) | - | posted by Clumber up kennel -
未来のショードッグ!? 11:33
こちらは、ケネルに残したワイアーフォックステリアの兄妹。
ちょうど、4月のテリア展のときに生まれたので3ヶ月になりました。
もう、ビュンビュン、ガウガウの、テリアキャラクターが炸裂してます。
夜ご飯を食べたあとに、廊下のフリースペースに出して、呼び戻しの練習。
人間が大好きで、呼ぶといちばん向こうからすっ飛んできます!
ボールのレトリーブも覚えました。

名前は、女の子がParisで、男の子がNIckです。
パリス・ヒルトン&ニッキー・ヒルトンで、ヒルトン姉妹風です。
Paris Hiltonの名に遜色ないほど、パリスはとんでもない気の強さ。
人間の足に食らいついたら離さない!ピラニアのようなヤツです。
ボトムス3枚くらい、穴をあけられてしまいました。

この、いかにも悪だくみしそうな顔をしているのが、女の子のParis.

パリスさん、悪いこと考えてる顔してますねー。

チーフアシスタントの浩二君と、ステイの練習。
まだ幼い頃からこうして人間の手に慣らしていきます。

パピーコートも何度かトリミングしています。
ちょっと貧相に見えても、この頃から手をかけることに慣らしています。
毛質もとうぜんに、よくなってきます。

こちらは、Parisに比べると優しい性格の男の子NICK.
ニックは人間が大好きで、ベイト(おやつ)への反応も抜群!

まだぎこちないけれど、浩二君とステイを練習中です。

このNICKは、すごく将来を有望視しています。
首がながーいです。顔もきれい。歩くととてもかっこいい子犬です。


ParisとNickは、MondayとLeoの子です。
Mondayは、RickyとBlackdale Starletの娘です。
つまり、ニックとパリスは北海道インターに出ていたテリー
(RIDE LIKE THE WIND OF FOX CREEK JP)の異父兄妹にあたります。

テリーもすごく楽しみにしていますが、MONDAYはすごくいい子を生むようです。
まだ3ヶ月。めいっぱい遊ばせて、自由闊達なワイアーに育てたいと思います。
毎日、スタッフのみんなに遊んでもらっています。
みんなが同じように遊び、同じようにおやつをあげ、同じように声をかければ
人間への反応がよくなるし、人との絆をしっかり結べる性格が育つと思っています。

こうしてブリーディングした子を牡牝ともに残して成長を見て、
過去からのブラッドラインのバトンを、次に繋いでいくことには
いつまでも好奇心が尽きないし、犬の成長プロセスをたえず見ていけることは
本当に楽しみがたくさんあることだと思います。

さあ、どんなワイアーに育つのでしょう。

パリスの、とんでもない気の強さは、将来がちょっとこわい...です。


にほんブログ村 犬ブログ テリアへ にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへ←おかげさまで2位!ちびワイアーの将来に!1クリックお願いします!
| Wire Fox Terrier | comments(0) | - | posted by Clumber up kennel -
| 1/9 | >>