Clumber Up NewsDOGSHOW RESULTS.Puppy News and informations!
from CLUMBER UP KENNEL.
クランバーアップケネルからドッグショーリポートをはじめさまざまな情報をお届けします。
ドッグショーの結果もいちはやくリポート!おたのしみに。
当サイトの写真および文章の無断転載はおやめください。
(C)Copyright CLUMBER UP KENNEL All rights reserved.

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
さあ、いちどはまったら抜け出せない不思議ちゃんワールドへ。 03:10
そのままワイアーの写真をつづけようかなあと思ったのですが
1日目のワイアーの写真もたくさんあるので、ワイアーばっかりで食傷気味なりそうなので
趣向を変えて、癒し系もとい、癒し犬の世界を先にアップすることにしました。
のまのまーっとしたボーダーテリアが、ずらずらーっと。



なんだか、とても、不思議ワールド。
他のテリアのブリード審査のリングとは全然ちがった空気が流れています。
ギャルルルルとか、ガルルルルっていう空気がなく、なんだかとっても平和〜な空気。
ボーダーテリアをわかりやすく説明するには、こちらの動画がいちばんわかりやすいかも!
しかしながら、70頭ものボーダーテリアを見る機会は日本では100%ありえないし
1頭もドッグショーにエントリーされていないことのほうがほとんどだし
これほどたくさん並んでいるのを見るのは3月、イギリスのCRUFT以来です。
あのときは、280頭のエントリーでこの何倍も壮絶であったけれども。

ボーダーテリアは、ワイアーフォックステリアやジャックラッセルテリアみたいに
タンマーキングが入るわけでなし、形もぱっとみた感じは基本的に同じような形だし
こんなにたくさんいて、どこがどう違うのー?と思うかもしれませんが
じーっくり、じっくりと見続けていると、1頭1頭ぜんぜん違う!

とにかく、「カワウソのような頭部」とスタンダードにも明記されているとおり
この犬種を審査するにあたって、頭部表現というのがものすごく重要です。

目の形も、つり目の子もいれば、たれ目の子もいるし、目と目が離れた子もいれば
目と目が近いより目の子もいます。
あとは、毛色は、レッド、グリズル、グリズル&タン、ブルー&タンなどの色があって
わたしは個人的にはレッドが好きですが、アメリカではブルー&タン(見た目にはブラックタン)が
数多くエントリーされていました。
ボーダーテリアのブラックアンドタンは、ブルー&タンと呼ばれます。
おなじレッドでも濃淡があるし、グリズルになると毛色もかなり差があるので
じっくり見るととにかく飽きません。

イギリスのボーダーテリアは、もっとゆるやかで、おおらかというか
のどかな雰囲気で、ゆとりがあるし、ボーダーテリアにとってとても大切な
ボディのたるみもあって、サイズも少し大きめ。
どこまでも、ゆーったりとしているのですが、
アメリカのボーダーテリアは、かなりimprovedというか洗練されています。
サイズもキュっとコンパクトに締まって、リブゲージも細め。
顔も小さくて、機敏に動き、いかにも健全で機械のように正確に動きます。
とてもきれいで、健全なのですが、やはり本家本元であるイギリスの
ボーダーテリアのあの味わいとはちょっとまた違う、洗練された印象です。
個人的には、顔はイギリスのボーダーのほうがいいかなあと。
ただし、コンパクトなサイズと正確なムーブメントはアメリカが優れているようです。

いずれにせよ、国民的人気が浸透しているので、層は大変に厚く
良いブリーディングも多々見られました。
やはりこの犬種は顔が命というか、「カワウソのような顔」がいちばん
重要視するべき点、なのでしょうけれども。
長い顔、短い顔、頭部表現はいろいろいて、ジャッジの着眼点を想定して
自分なりに見ていると、それがだんだん的中するようになり
すごく面白かったです。






















イギリスでは、これだけショーマンシップのあるボーダーテリアも
すごく少なくて、ほんとうに、のまのまーっとして眠そうで
どこまでもゆーったりとしている印象ですが、アメリカのボーダーテリアは
すごくショーウィーな犬もたくさんいました。


延々っとつづくボーダーテリアのブリード審査のリポートまだまだつづきます。
ひとつの犬種をこれだけじっくり見られる機会は日本ではあまりないので
比較して見比べるということの大切さを、あらためて感じました。
イギリスのクラフツもそうですが、いろんな犬種のブリード審査を全部見ることはできません。
あっちこっち、右往左往するよりは、いくつかの犬種にしぼって
リングサイドに良い場所を確保し、じっくりとパピークラスから最後まで
ぜんぶ通しで見るというのが、ブリード審査を楽しむ秘訣かもしれません。

ボーダーテリア特集、まだまだつづきます。どうぞお楽しみに。
ボーダー好きな方だけ、よかったらこちらもどうぞ。


↓LOVE SHOWDOG!の1クリックお願いします↓
にほんブログ村 犬ブログ テリアへ にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへ
| border terrier | comments(1) | - | posted by Clumber up kennel -
Comment








IPアドレス118.152.56.178さん。
ご懸念いただきました件ですが、ご心配ありがとうございます。
ご懸念の点はクリアされていますので大丈夫です。
このようなコメントをされる際には、ご氏名などをご明記のうえ
メールにて直接当方までお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。
posted by cup | 2010/03/01 10:41 PM |
<< NEW | TOP | OLD>>