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美しいコートを保つヒント _ウェルシュコーギーペンブローク_ 19:42
今朝のMr.DANDY。
ダンディは、とても賢くていろいろなことを察し、覚えることが得意な子です。
最近、カメラ=ビスケット=いいお顔、という図式をしっかり理解しているようで、
クレートを開けてダンディを呼ぶと、慌てて写真を撮るソファのところに行って
ポーズを決めてにっこり笑顔を見せてくれる、とてもかわいいダンディです。

毎日、顔を見ていても飽きることのないハンサムなDANDY。

いろいろな表情を見せてくれる、表現力の豊かな子です。
美人は3日で飽きるけれど、○○は3日で慣れる、という言葉がありますが
ハンサムなDANDYは、いつまで見ても、見飽きることがありません。

さて、多くの方がDANDYや、他のコーギーたちのことを見てまず驚くのが
彼らのコートの美しさです。
どうやってKEEPするんですか?どんな特別なお手入れをするのですか?
というご質問もしばしば受けますが、特別なことではないのだと思います。
これは、以前に書いたテリアのトリミングにも相通ずるものだと思いますが
なによりもまず大切なことは、まめに手入れをするということ。
今日は、コーギーのお手入れの基本を書いてみたいと思います。

1:ブラッシング

コーギーは下毛が豊富で毛が抜けやすい犬種です。
日々の、ブラッシングやコーミングが欠かせません。
特に春から初夏にかけて、秋から冬にかけて、コーギーには換毛期があります。
換毛になると、大量に毛が抜け落ちるので、とくに念入りにコームでとかし
デッドコート(死毛)を取り除き、皮膚を刺激してあげます。
このとき、全体をスリッカーブラシでブラッシングして余分な毛を取り除きます。
スリッカーブラシを使う際は、力を入れすぎて皮膚を傷めないように注意します。
とにかくまめに、コームをつかって丹念にとかす作業を行います。
アンダーコートをすいて抜け毛を取り除いたり、絡まった毛をほぐしてください。
コームは毛の向きによって持ち方を変えながら、皮膚と平行に滑らせて、
犬にやさしく行ってください。

2:シャンプー
換毛がひどい時期はとくに、こまめにシャンプーをしてください。
シャンプーの前によくブラッシングをします。
汚れは、しっかりと落とすように丁寧にシャンプーをします。

[ここからは、SHOWDOGのシャンプーのヒント]
ちなみに、CLUMBERUP KENNELでは、コーギーのシャンプーは
#1 ALL SYSTEMSの、全犬種用というタイプを使っています。
汚れがとてもよく落ちて、まっ白いコートをつくることができます。
もちろん、よくシャンプーをしてすすいだあとには、
#1ALL SYSTEMSのコンディショナーも使います。


シャワーは水またはぬるま湯で温度設定をします。
首の後ろからかけ始めて身体全体を濡らし、最後に頭を濡らします。
シャンプーは、やさしく丁寧に、毛流に沿って汚れを落とすように洗います。
*人間のシャンプーでも、毛と逆の流れで洗う人がいますが、
犬のシャンプーの場合、基本的には毛の流れに沿って行います。
毛の流れと逆に洗ってしまうと、乾かしてからも毛が浮いてしまったり
ハネたり、モサモサになってしまう原因となるからです。


シャンプーを流すときも、毛の流れに沿ってシャワーをかけてよく洗い流します。
シャンプー液が残っているとかゆみの原因になることがあります。
パッドの間、脇の下、腹など、細かい部分まで丁寧にすすいでください。

3:ドライイング
しっかりと洗い流したらタオルで包み、水分を拭き取ります。
タオルドライの際も、毛流と逆に「ゴシゴシ」と拭くのではなく、
毛の流れに沿って、丁寧に水分を拭き取るようにしてください。
コーギーはアンダーコートの量も多いので、風圧の強いドライヤーを
利用したほうがよいでしょう。
少し値が張りますがPECCARYの吹き飛ばしなどがあると、
アンダーコートの根元から水分を吹き飛ばして乾かすことができるので、便利!

ドライヤーも、毛の流れと逆に地肌に風を当てる方がいるようですが、
面倒でも毛の流れに沿って、まっすぐにとかしながら風を当てて、
毛をまっすぐに乾かすようにドライイングしてください。
この作業を怠ると、モサモサと浮いた感じでコートが落ち着かない状態に
見えてしまいますので、ドライイングはとても大切です。
夏の季節は、ある程度まで吹き飛ばしや強風で乾かしたらそのあとは
あたたかい部屋で遊ばせて乾かす、エアドライでもよいですが、
「しっかり乾かす」ということは、とても大切なことです。
なお、よく乾かさなかったり、濡れたまま長時間放置しておくと、
白い毛が赤く焼けたような状態になってしまうこともありますので、
しっかりとタオルドライ→ドライイングしてください。

おおまかなお手入れの方法を書いてみました。
とても特別な道具を用いたり、特別なシャンプーを使っているのではなく
特別なことがあるとしたら、人間の手をまめにかけ、時間をかけていることです。
なにかトクベツなマル秘のプロの技で、誰かに教えることができません、
ということではなく、誰にでも聞かれればお伝えすることができるのです。
あとは、それを聞いた方がどれほど丹念に、プロと同じだけの手入れを
コンスタントに続けることができるか、だけの違いだと思います。
愛犬をきれいな状態に仕上げ、ドッグショーに連れて行くのは愛犬家の楽しみです。
休日、じっくりと愛犬のコンディショニングと向き合うのも、
犬とのコミュニケーションにもなり、よい時間かもしれません。

ぜひ、楽しみながらじっくりとやってみてください!


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