Clumber Up NewsDOGSHOW RESULTS.Puppy News and informations!
from CLUMBER UP KENNEL.
クランバーアップケネルからドッグショーリポートをはじめさまざまな情報をお届けします。
ドッグショーの結果もいちはやくリポート!おたのしみに。
当サイトの写真および文章の無断転載はおやめください。
(C)Copyright CLUMBER UP KENNEL All rights reserved.

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
話の締めくくり。 23:41
今日、ジャパンケンネルクラブから一通の封書によるお手紙が届きました。


10月15日(土)、島根県クラブ連合会展において行なわれた
ジャックラッセルテリアの牝の審査において、審査員が理由の提示なく
「ウィナースビッチとチャンピオン、どちらもBEST OF BREEDに該当しない」
という評価を下し、グループ戦出場資格を得ることができませんでした。

それがもしも審査資格を持っている審査員であり、理由がスタンダードにのっとって
明確なものであるならば、わたしたち出陳者はそれを受け入れなければなりません。
もちろん、審査において起きたいかなることも受け入れ、理解をする努力を
していかなければならないとおもっています。
出陳者はいかなるときも、ジャッジに敬意を抱き、その決断を受け入れ
そして自分のブリーディングを改善する糧にしなければならないと思っています。

ただし、担当犬種の審査資格を所持していないのであるなら、話は別です。
カナダのケネルクラブのJudge's directryを調べても、その他のどのページを
調べても、ジャックラッセルテリアの審査資格を持っているという情報はありませんでした。

そしてそのことを、ジャパンケンネルクラブの展覧会事業部の方にお伝えしました。

わたしたち出陳者(ブリーダー、オーナー、ハンドラー)は、愛犬の良いところを信じて
ドッグショーに出しています。
もちろん、完璧な犬はこの世にはいないし、勝てないかもしれない負けるかもしれない。
でも、ブリーダーとして、失格事項に該当するような犬はドッグショーには出しません。
あの展覧会で起きたことを、きちんとオーナーさん、そしてギャラリーとして
その場にいた方々に説明する責任があるとおもいました。
そうでなければ、誤解が誤解を呼び、あらぬ方向に話が向いてしまいます。
あらぬ方向に向いた話に尾ひれがつき、まったく訳の分からない誤った話に発展してしまう
これは、よくないことだと思います。

審査への抗議ではなく、審査資格を持っていたのかいなかったのかの確認をお願いしたい
というこちらの意向を、JKCの方もご理解くださったと思います。
JKCの方では協議を重ねられ、きちんとした対応をしていただきました。

本日、JKCより正式文書が届き、当日の審査員はジャックラッセルテリアの
審査資格を持っていなかったということ。
主催者ならびに、四国中国ブロック審査員協議会などによる確認が不十分であったことを
深謝すると書かれた文面でした。
深謝とは、謝罪よりさらに深く謝っていただいたというふうに理解し
誠意ある対応に感謝します。
当該審査員が、資格を持っていなかったという点を認めていただいただけで充分です。

これにて。
誰がどこで失格になった云々と言う話はすべてがクリアになりました。
審査員資格を持っていないカナダの審査員による無効の審査によって
牝組が失格になりましたが、これは主催者および審査員協議会などによる
確認不足の「事故」みたいなものでした。
なお、牡に関してはこの件に一切関係ありません。
中国インターで失格になった云々と騒ぎたい方がいらっしゃるようですが
中国インターには牡を出していません。


ここで説明を加えますと、
クラブ展、連合展、FCI展いずれの展覧会においても
審査資格を持っていない審査員は、ブリード審査を担当することができず
だから、アメリカ人の審査員が来日して、テリアのブリード審査を担当するときに
「ジャックラッセルテリアとヨークシャーテリア」を別の日本人やFCIの国から来たジャッジが担当し
「その他の3グループ、としてアメリカ人審査員はご自分が資格を持っている犬種を担当する
ということになるのです。

ただもしそのアメリカ人やカナダ人が「3グループ」の審査資格を持っていれば
グループ戦は審査が可能です。
オールブリードの資格を持っていれば、ベストインショー戦も審査が可能です。
ただし、ブリード審査は、ブリード審査資格を所有する審査員のみが審査を担当できる。
というルールになっています。おそらく国際ルールだとおもいます。
ですから、資格を持っていない審査員による審査は、無効となります。


この話は、これでおしまいです。
話に尾ひれをつけたり、ないことをあることのように書き立てたり騒いだりするのは
ムダなことですから、やめていただきたいものです。
JKCから誠意あるご対応をしていただき、正式文書が届いたことをお伝えして
この話を終わらせたいとおもいます。

いずれにしても、誰の犬がどうだ、こうだと、噂話に花を咲かせるよりも
(もしくは、誰がどうだこうだと、人間の噂話に花を咲かせるよりも)
自分の犬に手をかけて、自分の犬を磨いたり、自分の犬をよくするすべを
あらゆる心のアンテナを世界中にはりめぐらせて、極めていったほうが
犬のことは、たのしいとおもいます。
また、大真面目に世界で勝っていきたいとおもったら、人生の時間のあまりの
短さを痛感し、一刻さえもムダにできないという焦りの気持ちが涌いてきます。
自分たちは、世界を目指したいと思ったときから気持ちも時間もスタッフ育ても
生活も、すべてそこに目標を設定して前に進んできました。
これからも、人生の時間と、持ちうる限りの情熱のほぼすべてを投じて
そこに邁進しようと思っています。
世界に到達するかしないかは、わかりません。
でもどうせ目指すなら、世界を目指したいですよね。
そのほうが、夢があります。


ドッグブリーディングも、ドッグショーイングも、夢のあるものなのだということを
自分たち自身が信じているし、夢を叶えていきたいと思ってやっているので
それ以外の多くのことは、さほどは気にしていませんのでどうぞご心配なきよう...。

信頼の置けるよきスタッフたちとの楽しい毎日があり、未来につながる犬たちを育て
ドッグショーを通じて世界中の多くの人々と良い仲間を築くことができ、自分たちは
忙しいながらも充実した人生を歩んでいるんじゃないかとおもいます。
もちろん、それに伴う苦労も、過労も、なにもかも同時に背負っていますがそれでもなお
ドッグブリーディングあるいはドッグショーイングは、自分たちを惹き付けて止みません。

もちろん、楽しいばかりの毎日ではないし、忙しすぎてなにがなんだかわかんない!
という日もあるけれども、わたしたちはわたしたちなりの人生を歩んでいるし、
でもそれでもどーしても私たちに執着している人は、こんなわたしたちなんかにかまわずに
ご自分が心満たされる人生を歩めばいいと思いますが、そうはいかないのでしょう。

ともあれ、同じ目線に立って同じように反論を書いても意味がないです。
そして、わたしたちはさほど気にも留めていません。
毎日は、インターネットとは無関係に超高速に過ぎていきます。
その合間には、季節の花々を育てたり、毎日のごはんの献立はなににしようかと悩んだり
あたりまえの日常があり、犬たちの些細だけれども滑稽だったりコミカルだったりするしぐさに
みんなで笑ったり癒されたりするそんな日々です。
週明けにはパンジーとビオラが届き、先日届いたクリーピングタイムの緑の絨毯とともに
秋から来春までの花を植えなくちゃと、時間がとれるかしらとそんなことに気をもんでいます。
深夜の楽天ショッピングで、あれやらこれやらクリックした苗がどどっと届いてしまうので
それをちゃんと植えなくてはと...。
ケネルの廊下には、歴代のB.I.Sドッグの写真を飾るような棚を据え付けたいとおもって
素材は買ってきたのだけれども、いつ取り付けようかとか、そんなことに頭を悩ませています。

毎日忙しすぎて、自分たちに執着している人について真剣に考える暇も、あまりありません。
それよりは、エントリーを毎週、もれなくちゃんと入れなくちゃとか輸入犬の検疫所類をちゃんと
揃えなくちゃとか、そういうことのほうがもっと気をもみます。
毎日には、真剣に考えなくちゃならない些細だけれど大事なことがたくさんありすぎて、
ほんとに頭がいくつもほしくなってしまいます。

心配してくださる方がたくさんいることに対しての感謝の気持ちは、尽きません。
誰かが失格になった云々という話は、本犬たちの名誉に関わる問題ですので
JKCからの文書到着を持ってきちんとここにご報告させていただきました。


というわけで、この話はこれにて。

World winner直後のいちばんうれしい瞬間Photo.

それでは、また。


にほんブログ村 犬ブログ テリアへ にほんブログ村 犬ブログ ドッグショーへ

【携帯でブログ閲覧の方は↓をクリックしてください☆】
テリアランキング

*当ブログの写真等の無断使用、無断引用はお控えください。
アクセスセキュリティ会社に委託し、閲覧者情報はすべて把握しております。
お写真使用ご希望、あるいはご意見等ある方は、clumberup@yahoo.co.jpにメールか、
053-545-053
7まで直接ご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。
| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by Clumber up kennel -
Comment








Trackback
この記事のトラックバックURL: トラックバック機能は終了しました。
<< NEW | TOP | OLD>>