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1995年のテリアタイプ。 00:46
アメリカに、テリアタイプという雑誌があります。
毎回、さまざまなテリアの特集を組み、テリア好きにとっては
とても楽しみな雑誌なのですが、1995年のTERRIER TYPEの
ワイアーフォックステリアの特集は、なんど読んでも面白い。

1995年6月号のTerrier Type,
The issue of Wire Fox Terrier.
Wire Fox Terrier in AMERICAという特集で、アメリカのワイアーフォックステリアの
ルーツや、犬たちのたくさんの写真が並びます。

表紙は、名犬Galusul Excellence.
ミスター・テリアマン、ピーターグリーンがショーイングしていたワイアーです。

アメリカ修行時代のボス、Clay Coadyと、思い出のワイアーフォックステリアSylar Special Edition.

ハンドラー露木浩が最初に触れ、関わった、ワイアーフォックステリアの原点となった犬は
この、ENG.AM.CH.SYLAR SPECIAL EDITIONという、1頭のワイアーフォックステリアでした。
1986年頃のことでした。
当時すでにテリアの名ジャッジであったMr.RIC CHASHOUDIANの目に止まり、
イギリスからアメリカに渡ったのがこのSYLAR SPECIAL EDITIONです。
この写真の男性が、敬愛するRic Chashoudian。
彼こそは、アーティストであり芸術家でありまるで彫刻のように
テリアをトリミングする卓越した感性の持ち主です。
Ricがこの犬をショーイングするために預けたのが、当時ハンドラー氏が修行していた
バニーブライヤーケネルのハンドラー、Mr.CLAY COADYでした。
この人こそがボス、この犬こそが露木浩がワイアーフォックステリアに
魅せられたきっかけとなったショードッグでした。

1983年、日本から修行のために渡米したハンドラー氏、
Mr and Mrs Coadyのもとでの日々は、毎年、全米ランキングを競い合う
ハンドラーケネルでの修行ですから、スペシャルのショードッグたちの
コンディションに心血をそそぎ、幾多のプレッシャーもハンドラーの
Mr and Mrs Coady氏を通じ経験しました。

このClayのもとで働いたことが、後にテリアのスペシャリストたる意思の
礎となってくれたことは、間違いありません。
そのハンドリングのテクニック、トリミングの感性、ハンドラーとしての資質は
「天才」と称してもなお余りある師匠の仕事でした。
当時、Clay CoadyがこのENG.AM.CH.SYLAR SPECIAL EDITIONをアメリカで
ショーイングしていましたが、"一人勝ち"していたというわけではありません。

ここには、とてもドラマチックな2頭のワイアーフォックステリアが登場します。
Sylar Special Editionには、当時、宿命とも呼べるライバルがいたのです。

ともに1983年にイギリスで生まれ、最初のショーリングで戦って以来、
アメリカでは12回戦って6勝6敗という両者譲らない強敵がいました。
それが当時はプロフェッショナルハンドラーでテリアマンとして名高い
Mr.PETER GREENがハンドリングするENG.IR.CH.GALUSUL EXELLENCE.

ミスターワイアーフォックステリアのRic Chashoudianが押すSylar Special Editionと
ミスターテリアマンのPeter Greenが押すGalusul Excellence.
互いにゆずらぬ勢いで、この2頭はアメリカワイアーフォックステリアの一時代を築いたのです。
両者互いに遜色のないショーイング、そして犬の資質。
拮抗したブリード審査が続きました。

かたやアメリカのテリアのジャッジのRicの目を射止めたワイアー。
もう一方は、テリアマンとして名高いPeterがショーイングするワイアー。
そしてどちらのハンドラーもまた、最高のコンディションを磨きショーに挑む。
選ぶ審査員の側にしてもこれほど難しい審査はなかったのではないでしょうか。
ギャラリーにとってもまた、見応えのある名勝負であったと思います。
まだ若く、興味津々でリングサイドにいたハンドラー氏には、
どちらのワイアーも甲乙つけ難く素晴らしいショードッグに見えました。
このような質の高いショーイングを間近で見てきたことが、
いまのワイアーフォックステリア熱へとつながっているのだと思います。

このENG.AM.CH.SYLAR SPECIAL EDITIONはハンドラー氏が修行から帰国する直前、
1987年のウェストミンスターケネルクラブドッグショーでBest Of Breed、
Group1stに輝きました。

イギリスで、そしてアメリカに渡ってから。
長きに渡って繰り広げられた、宿命のライバルとの名勝負の歴史が幕を閉じたのです。

そしてこのENG.AM.CH.SYLAR SPECIAL EDITION.は、
現在でもアメリカにおいて”ALL TIME TOP SIRE”の称号に輝いています。
つまり、アメリカチャンピオンになったワイアーの数を一番作出した犬の
記録保持犬として、いまなおその存在を多くのファンシャーに知られています。
一方、いまアメリカで勝ちはじめた牝のワイアーは、Galusul Excellenceの娘で
おそらく凍結精液でブリーディングされた犬だとおもいますが
その牝が非常に美しいのです。
よきショードッグが後世にその血液を残し名犬を生み出し、リレーしていく。
時代から時代へと、リレーしていくということが
ドッグショー本来の目的にかなったストーリーであると思います。
いま、当FOXCREEKにいる犬たちの多くはこのSYLAR SPECIAL EDITIONの血統の
ラインブリードの犬たちです。

Santericのワイアーたち。
SANTERIC,KATHRICHというのが、Ric Chashoudianのワイアーフォックステリアのケネルネーム。
↑の写真のハンドラー、誰だかわかりますか???
昨年No1のスコッチをハンドリングしているあの人です。
Loulineというのは、ヨーロッパの犬舎です。
つまり、アメリカのワイアーフォックステリアもルーツをたどると
イギリスやドイツやヨーロッパに戻っていくわけですが
いまは、アメリカのワイアーがイギリスに行ったりその逆もあったりと
血液の交流がさかんに行われるようになっています。

こちらは、若き日のピーターグリーン氏。

この写真は、大好きな写真です。
ピーターグリーンがハンドリングしアメリカのワイアーフォックステリアの
一時代を築いた、Galsul Excellenceの晩年。
友だちのノーフォークテリアたちとのんびりと、山歩きを楽しんでいる写真です。

ワイアーフォックステリアの面白さは、見た目の美しさやテリアらしさというだけでなく
歴史の奥深さにもあるとおもうのです。
血統をたどればものすごい古いイヤーブックも、血統図もすべてそろっているし
自分の犬のルーツをたどると、どこまでも突き詰めていかれる。
そんな楽しみも、歴史あるこの犬種ならではだとおもいます。

ワイアーフォックステリアのパピー生まれています。
SYLAR SPECIAL EDITIONのラインブリードから生まれたワイアーフォックステリアです。
ショータイプ、ハウスドッグタイプ、お問い合わせください。
clumberup@yahoo.co.jp
053-545-0537

ケネルへの見学は大歓迎です!
テリアを迎える際にだいじなことは、実際にケネルを見て、
どのような環境で育った子犬たちなのかをしっかりと見きわめることだとおもいます。
骨量もあり、ずっしり、むっちりした、テリアキャラクター抜群の仔犬たちです。
ぜひ、お問い合わせください。


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