Clumber Up NewsDOGSHOW RESULTS.Puppy News and informations!
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クランバーアップケネルからドッグショーリポートをはじめさまざまな情報をお届けします。
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インフォメーション・ボード、+Nowich Terrier. 00:38
Information board

群馬県みなかみ町観光協会が、ペット同伴の被災者の100名の方を1ヶ月間
受け入れるとの公式発表をされました。
おだやかな地で、ペットと飼い主さんの体と心を癒してくださいという
とてもあたたかいメッセージが、ウェブで発信されていました。
つきましては、滞在施設などで使用する犬のリードやグッズが
不足しているそうなので、こちらへの物資支援も募集されています。

詳細はこちらの、みなかみ町観光協会のウェブサイトへ。



-ジャパンケンネルクラブも義援金の受付をはじめました-

仙台のドッグウッドさん、活動継続のため、義援金を募る決断をされたようです。
ドッグウッドさんのブログを、ご覧ください。

引き続き、バリケン、サークルなどの支援物資(未使用でなくともOK)をJOKER全店で受付、
トラック便で現地ボランティアさんに届ける活動をされています。
詳しくはこちらをご覧下さい。

ゆうぱっく佐川急便ヤマト運輸、それぞれ、だいぶ機能回復しつつあり、
支店止めであれば物資を送れます。
大事な人や困っている人に、ダイレクトに送ることが出来るようになりましたので
うちのほうからも、オーナーさんにドッグフード送りますね。
ウーちゃんオーナーさん、ウーちゃんのごはん届くまで少しお待ちください。
(支店止めの具体的な配送状況については、各運送会社にお問い合わせください。)


その他、このブログで掲載をご希望される情報などがございましたら
メールかコメントでお知らせください。
こういう状況下での支援は、どの方法が正しくてどれが間違いとか
どっちのほうが役に立っているという観点ではなく、
すべての支援が被災者のみなさんの役に立つことがすべてだと、思っています。


ちなみに、海外の友人に、できる支援はないかと聞かれたときには
Paypalで決済できる日本赤十字をお知らせしました。
いちばん簡単ですぐにできるので、世界中の犬の仲間たちが
Done!(もう寄付したよ!) Done!のメッセージをくれて
ほんとうに頭の下がる思いで、いっぱいです。

物資援助ご希望の方、あるいはその他情報掲載をご希望の方
ご連絡ください、緊急を要する要請のときにもできるだけ迅速に
情報の共有に努めたいとおもいます。
よろしくおねがいします。


それでは、ノーリッチテリアのお写真、どうぞ。
まだまだあるような気がしますが、リングとリングを行ったりきたりしていたため
写真が、ノーリッチ→ケアーン→ボーダー→ワイアーと順番がしっちゃかめっちゃか
そこに、エアデールもあり、ウェルシュ、ウェスティと、ごちゃごちゃしてます。
そんな1日だったということでして...

今年も、英国テリアたちの層の厚さというか、味わい深さとか
いろいろなことには、いろいろ、ほとほと、痛感する部分がありました。

続きを読む >>
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ノーリッチテリアの審査風景。 03:16
Team Clumberupでも、ノーリッチテリアのバリー君をショーイングしているので
勉強!勉強!とノーリッチテリアの審査リングを観戦に行きました。
写真をたくさん撮ってきたので、ぜひご覧ください。

こちらがBEST DOG(牡の1番)からノーリッチテリアのBEST OF BREEDを獲得した犬。
なんと、2年連続だそうです。
2008年No,1ノーリッチテリアのタイトルホルダーでもあります。


彼女がブリーダー・ハンドラーさん。
祖母の代からノーリッチテリアのブリーダーだとのこと。
しかしながら、日本人はおろか同じ英国人にすら犬を譲りたがらないのだとか。
自分のブリーディングするノーリッチを大切に、大切にしているのですね。
続きを読む >>
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ノーリッチテリアの、スポークス・ドッグ。 17:01
ちょうど、この山梨のショーの前の日、金曜日に
お誕生日を迎えたバリー君です。
ショーが終わるまで、バースディのお祝いはお預けでしたが
日曜日のショーの会場で、チキンやレバーのおいしいご飯で
お誕生日をお祝いしました。

ノーリッチテリア、日本ではとても数少ないテリアですが、
バリー君、スポークス・ドッグの役割をしっかり果たしてくれています。
レアな犬種は、とかく、マニアックというか狭い世界に偏りがちになり
なかなか、グローバルビジョンでその犬質や魅力を語れない部分があります。

けれど、広い視野に立って、その犬種の魅力を伝えていくことは
とても大きな意味があると思います。
愛好家が集まれば、小さくてもそこに、愛好家の輪が生まれます。
それがいつしか大きく育てば、単犬種クラブとなるのだと思います。
いま、アメリカではノーリッチテリアの犬質はすごく上がっています。
先日のモントゴメリでも、ノーリッチのブリード審査は
ノーフォークテリアと同じかそれ以上に充実していました。
多くの愛好家の努力の賜物ですね。

性格は、前へ前へのテリアキャラクター。
容姿は、コロコロとして愛嬌があり味もある。
トリミングは難しいですが、手のかけ甲斐のあるテリアです。

















バリー君、この日もテリアグループGroup1stでした。
頑張っています。
コートも、月1でトリミングに通い続けた効果が、
いま、コンディションの違いに現れています。
大阪、東京、バリー君にあたたかい応援を、よろしくお願いします。


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テリアグループ1st!!すごいよバリー君。 23:00
さて、長崎の連合展。
翌日は九州インター。
残りわずかなショーレース、ということもあり、
連合展には多くの外国タイトル犬やインターチャンピオンも集います。
皆、連合展とFCI展という、エントリーできるチャンスを狙って状態をつくり
ショーにエントリーしてきます。






バリー君の頭部のトリミング、参考にしてみてください。
頭の部分は、ハリネズミみたいに、ツンツンした短いコートが理想。
ハゲたり、抜き過ぎずに、しっかりと生えている状態が理想です。
ナイフだけではこうなりません。工夫してみてくださいね。



バリー君も、ショーに復帰して2週目。
今週は、クランバーアップからはワイアーのトビーのエントリーもなく
Team Clumberupテリア代表として頑張るバリー君。

テリアグループ審査の様子。
エアデールからヨーキーまで、たくさんのテリアが並びます。





そしてなんと!
ノーリッチテリアのバリー君、テリアグループのGroup1st!!
快挙!

この小さくて、足の短く、また、派手さには欠ける素朴なテリア犬種が
華やかなテリアグループでグループ1st.
丹念に、コンディションを載せてきた結果が実りました。
バリー君のように、定期的にケネルに通ってトリミングをし、
コートを維持し、ドッグショーにいつでも復帰できるような
ショーの楽しみ方も充分に、あるとおもいます。
家庭犬、ときどき、ショードッグ。
そんなバリー君が、連合展でグループファースト!

おめでとうございます。
バリー君も、今年のショーシーズンを走りきります。
彼のコートコンディション、ショーマンシップに、ご注目ください。
Group2nd.は、ワイアーフォックステリア。
Group3rd.は、スコティッシュテリアでした。
やっぱり、テリアグループが活気を帯びると、ショーが俄然にぎやかに
華やかになるような気がします。
これから年末にかけて、目が離せません。


- 年末年始のテリアのコート管理について-

年末のシャンプー、トリミングの予約がだいぶ詰まってきました。
年末年始で、コート管理が滞らないよう、
美しいコートで、あたらしい年を迎えられるよう、
ご予約、お問い合わせは、おはやめにどうぞ!
ペットホテルでお預かり中のトリミングも承ります。
clumberup@yahoo.co.jp



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ノーリッチテリアのバリー君。 22:49
今日は、11月11日。
ワンワン、ワンワンの日です。
ワンワンワンたちに、おいしいおやつでワン孝行してあげようと思います。

沼津のドッグショー。
明け方にケネルを出発しましたが、すでに雨。
冷たい雨が、いよいよ冬の訪れを感じさせます。
いつもなら、ショーのはじまる前や、途中、遊びたい放題の
Team Clumberup遊び隊、今週は1日中マイクロバスの中で
顔ほどもある大きなガムと格闘していました。

寒がりなので、ブランケットからさえ、出てきませんでした。
ショードッグのみんなは頑張ってるっていうのに!
ちなみに、ケネルの遊び隊のハウスドッグたち。
こちらの本でたくさん登場しています。
トリミングの方法や、育て方などアドバイス満載です。
書店で見つけたら、ぜひ手にとってみてください。
Clumberupでは、ジャックラッセルテリアのショートリミングおよび
毎月のストリッピングなど、承っております。
お気軽にお問い合わせください。





一方、こちらはショードッグのノーリッチテリアのバリー君。

ピカピカで、ハリのあるコートが美しい!
しばらくお家に帰っていましたが、ケネルには定期的に
コート管理に通っていました。
定期的に、コートを維持できたらショー復帰もスムーズです。
今週の沼津のドッグショーから、Team Clumberup Showdogsに
カムバックしてくれました。

性格もテリアの牡らしく、はりきり屋のバリー君。
テリア好きにはたまらない雰囲気。
あまりにかわいくて、目が釘付けになってしまいます。





毛は硬く、フレッシュコートが密集し、ボディにはりつくように
ピッタリとなっている状態が理想的。
これは、ノーフォークテリアやワイアーフォックスなど、
ワイアーコートのテリアは共通して同じことが言えます。
不自然にシザーが入っていたり、ポワポワとアンダーコートが浮いている状態は
ショーコンディションとは言えません。
毎週、手をかけ、手をかけ、状態をつくっていくのがテリアです。
そのため、テリアマンには、Patient(根気/忍耐力)が欠かせません。
なるべく、いろいろな角度から写真を撮って載せるようにしています。
トリミングの際の、顔のつくりかたや、ボディのつくりかたの
飾り毛の残し方など、参考にしていただけたらと思います。


ケアーンやウェスティとは、顔の作り方がまるで違います。
ケアーンやウェスティは、鼻を中心に、丸い菊の花が咲くように
顔をつくっていきますが、ノーリッチはちょっと違います。
ケアーンテリアやウェスティのトリミングは、こちらの記事を
参考にしてみてください。

犬種表現で、もっとも大切な部分のひとつに、頭部表現があります。
ノーリッチとノーフォークなど、
ボディだけを見たら、犬種の区別がつかない場合があったとしても
顔は、歴然とその犬種を表す表現をしているものです。
だからこそ、犬のトリミング(特にテリア)をするときには、
頭部表現のつくり方を研究し、よりその犬種らしく、あるいは魅力的に
仕上げる方法を、ブラッシュアップしていくことが大切です。








バリー君、ショーマンシップ抜群で、ブランクを感じさせないショーでした。
今年のモントゴメリテリアウィークエンドでも、ノーリッチテリアは
犬質の高い子がずいぶん多数いましたし、アメリカでは犬種としての
盛り上がりやブリードの成熟を見せているようです。
とても魅力的な犬種です。
ノーリッチテリアから出発し、ノーフォークテリアへと2犬種に別れた
この2つのテリアですが、その違いは、立ち耳と垂れ耳という点だけでは
ありません。
ノーフォークテリアとノーリッチテリア、2つのテリアについての記事は
こちらをご覧ください。


この二犬種の起源は,愛好家Charles “Doggy” Lawrence が、
英国のケンブリッジでカンタブテリアを発展させた1880年代にさかのぼります。
Lawrence はヨークシャーテリアに小さなアイリッシュテリアを異種交配をし、
ねずみ取りにすぐれた、赤毛あるいはブラック&タンの犬を創り出したと
言われています。
ケンブリッジ大学の学生たちは、彼らの寄宿舎から害獣を駆除するという用途を
見いだしました。
自分たちの部屋に小さな犬を飼い始め,この犬種の仕事の天性を確立していきました。
そのため、「カンタブ・テリア」とか、大学の近くの通りの名前から
「トランピントン・テリア」とも呼ばれていたそうです。

1994 年のウェストミンスターケネルクラブドッグショー。
マジソン・スクエア・ガーデンのメインアリーナに威勢よく出てきた
ノーリッチテリアは、非常に堂々としているように見えました。
この日のベストインショージャッジであるウォルター・F・グッドマンが
7 頭のグループウィナーの評価をすべて終え、おもむろに、
B.I.Sの大きなリボンをCh. Chidley Willum the Conquerorに与えました。
ノーリッチテリアが、歴史と伝統あるWestminster Kennel Club Dogshowで
Best In Showに輝いた瞬間です。
グッドマンは「この犬は、小さな体に犬のすべてを持っている」と評価しました。

ケンブリッジのねずみ取り犬が、犬種として確立され、やがて
世界の大舞台で頂点に輝いた瞬間。


AKC 評議員であったMissy Woodは、ノーリッチテリアについて
こんなことを言っていました。
ノーリッチとの何年間において,その気質がスタンダードにいつわりなく陽気で、
大胆で,忠実で,愛情深いということに忠実であるとわたしは信じています。
ブリーダーの義務は常に過去を考慮して、その気質を今後のブリーディングにより
保ちつづけることです。

心にユーモアと茶目っ気を持ったこの犬種の本質的なよさをわかる人々が、
この世界中にいる限り、それが変化することはないでしょう、と。



映画"DOGSHOW"でも、最後にB.I.Sに輝くのは・・・。
まだご覧になっていない方は、DVDでぜひご覧ください!

↑後ろのバーニーズマウンテンドッグをにらんでいるバリー君。
小さい体で、あふれんばかりのショーマンシップ、愛くるしい容姿。
誰にも負けないくらいの気迫でリングを歩くバリー君の
今後の活躍に、ご期待ください!
テリアファンシャーのあたたかい応援をよろしくお願いします。




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ノーリッチテリアのバリー君の子と再会! 19:42
先日の川越では、嬉しい再会がありました。
夏の終わり、朝霧高原の連合展のときにパドックまで遊びに来てくれた
ノーリッチテリアのバリー君の子。


川越のクラブ展のときには、リードをつけてショーの練習をしていました。

かわいい!
美人さんになりました。

ピンと立った耳が、まさにノーリッチテリアです。

こっちが、お父さんのバリー君。

似てるかな?


秋からまた、バリー君にSHOWで会えるかもしれません。

ノーリッチテリアは、とっても魅力的なテリアです。
今年のMONTGOMERY COUNTY TERRIER SHOWでも、
魅力的なノーリッチテリアが数多く見られ、ますます楽しみな
短脚テリアだと感じました。
ノーリッチテリアファンシャーの方は、どうぞお楽しみに!

このパピーさんも、将来がとても楽しみです。

こうして、ショー会場でSHOWDOGの子に会えることは
とても嬉しいことだと思います。

ファンシャーが、ショー会場で自分の理想とする牡を見つけ、
ブリーディングし、またショーに戻ってくる。
こうして、ファンシャーのバトンが、つながっていくのだと思います。
ドッグショー本来の目的、「愛好家同士の交流」が実っていくことだと思います。

小さな未来のショードッグさん。
頑張ってくださいね。

応援しています!

-番外編-

全滅したと思っていたデータが、若干、残っていました。
日曜日の川越のクラブ展のクライマックスの様子。

KINGはTOY POODLE
RESERVE KINGがフラットコーテッドレトリバーと、ミニチュアロングダックスでした。

QUEENはTOY POODLE
Reserve Queenが、アメリカンコッカースパニエルと、ジャイアントシュナウザーでした。

B.I.Sは、KINGのトイプードルでした。


やはり、プードルはSHOWで華のある犬種だと思います。
ワイアーフォックステリアも華のある犬種なのだと思います。
美しいSHOWDOGたちがRINGに並ぶショーは見応えがあるし、
ギャラリーの目も養われていく、とても大切な場だと思います。
CLUMBERUPでも、また、あの大きなロゼットを目指して
犬たちのいいコンディションをつくり、
いいドッグショーの内容を披露できるよう、今週も頑張ります!
明日はもう出発で、3DAYS SHOWが待っています。
明日のブログは、モントゴメリのトビーの写真を紹介します。
今週末は、きれいな写真がたくさん撮れますように!
頑張ります!どうぞお楽しみに。

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BARRY君のパピーがやってきた!ノーリッチテリアの話。 15:34
日曜日の朝霧の連合展、パドックにかわいいお客さま。
Team Clumberup Showdogsのメンバーであるノーリッチテリアの
BARRY君のパピーが、元気に育ち、顔を見せにきてくれました。

なんとかわいい、ピンと張ったお耳と黒い鼻!
テリアのパピーというのは、ワイアーフォックスもケアーンもかわいいですが、
独特の素朴な風貌に、味があります。



バリー父さんのように、男前に育つかな。

バリー君は、2008年のASIAN WINNERです。

コロコロとしっかりたくましいパピーたちでした。
パピーコートもすっきりトリミングしてもらって、とても大切に育ててますね。
さっそく、スタックさせて犬質をチェック。
まず、この子。

つづいて、この子。

どっちのパピーを残すか、アドバイスをいくつかしました。
でも、こんなにかわいい子、どっちも残したくなってしまいますね。

このキュートなノーリッチテリアの、バリーっ子。
1頭はオーナーさんが残されて、もう1頭はオーナーさん募集するかも!?
とのことでしたので、ご興味のある方はコンタクトをとってみてくださいね。
バリー父さんは、性格もノーリッチテリアのキャラクターそのものの、
陽気で、元気で、可愛い子です。
ケネルにも、ノーフォークテリアたちはいますがノーリッチはいません。
今では、ノーフォークテリアのほうが登録数も増え、メジャーな感がありますが
もともとは、ノーリッチテリアから起源しているって知っていますか?

ノーリッチテリアと、ノーフォークテリア。
この二犬種の起源は,愛好家Charles “Doggy” Lawrence が、
英国のケンブリッジでカンタブテリアを発展させた1880年代にさかのぼります。
Lawrence はヨークシャーテリアに小さなアイリッシュテリアを異種交配をし、
ねずみ取りにすぐれた、赤毛あるいはブラック&タンの犬を創り出したと
言われています。
ケンブリッジ大学の学生たちは、彼らの寄宿舎から害獣を駆除するという用途を
見いだしました。
自分たちの部屋に小さな犬を飼い始め,この犬種の仕事の天性を確立していきました。
そのため、「カンタブ・テリア」とか、大学の近くの通りの名前から
「トランピントン・テリア」とも呼ばれていたそうです。
ノーリッチが広く知られるようになって、1932年に英国ケネルクラブ(K.C)
から、純血犬種として公認されました。
それから100年 以上が過ぎ、ノーリッチテリアとノーフォークテリアは、
1979 年に二つの異なる犬種に分かれました。

では、このノーフォークとノーリッチ、違いは耳だけでしょうか?

そもそも、彼らは同じ先祖からでてきたのだからスタンダードはよく似ています。
垂れ耳と、立ち耳。
耳の付き方だけが彼らを区別しているのではありません。
そのほかにもいくつか異なる点、微妙に異なる点が見られます。
両犬種とも体重は10 ポンドから12 ポンドでなければならないとされていますが、
今日のドッグショーにでてくる多くの牡は、筋肉と骨格の状態がよくなり、
やや重くなっている傾向にあるでしょう。
どちらのスタンダードとも、体重は個々の犬の体構造とバランスに比例しなければ
なりません。

スタンダードによると,ノーリッチテリアは、
「鋭敏な立ち耳で,元気よくてがっしりしている。
良好な骨格と体、耐候性の被毛を持つ。
ノーリッチの耳は立っていて,幅広い少し丸みを帯びた頭蓋骨に適度に離れている。
この犬種の表現は鋭くて小さい暗色の目と、強くてくさび形の鼻口部。
後頭部からはっきりしたストップまでの長さのおよそ1/3 以下であるために、
「キツネのような」と記述されています。
ノーリッチの胴は詰まっていて、キ甲から地面までと,キ甲から断尾した尾までが
ほぼ等しいとされています。
尾の長さは、しっかりつかむのに十分な長さの尾を必要とする。
被毛は堅く,まっすぐの針金状で,下毛と一緒に体に寄り固まっている。
レッド,小麦色,ブラック&タン,グリズルがある。
仕事をするという性質に忠実であるために最小限こざっぱりにすることは
許されますが、飾り立てや過度なトリミングは大きくマイナスとされます。

一方,ノーフォークテリアは胴が少し長めで下部の脚肉がもう少しある。
ノーフォークテリアの耳は、この犬種の始まり以来ずっと進歩してきました。
今日のノーフォークは小さくてビロードのようなV 字形の耳で、
耳の先端は目の隅より下に垂れていません。
ノーリッチ同様,ノーフォークのスタンダードはネズミを容易に捕らえられる
強力なシザースバイトである必要があります。
さらにスタンダードは体高がキ甲で9 から10 インチでなければならないと
述べています。

何年もかかって,両犬種はそれぞれに確立されてきました。
ノーリッチテリアが初めて合衆国に紹介されたのが、1914年。
そして、80 年後の1994 年のウェストミンスターケネルクラブドッグショー。
マジソン・スクエア・ガーデンのメインアリーナに威勢よく出てきた
ノーリッチテリアは、非常に堂々としているように見えました。
この日のベストインショージャッジであるウォルター・F・グッドマンが
7 頭のグループウィナーの評価をすべて終え、おもむろに、
B.I.Sの大きなリボンをCh. Chidley Willum the Conquerorに与えました。
ノーリッチテリアが、歴史と伝統あるWestminster Kennel Club Dogshowで
Best In Showに輝いた瞬間です。
グッドマンは「この犬は、小さな体に犬のすべてを持っている」と評価しました。

ケンブリッジのねずみ取り犬が、犬種として確立され、やがて
世界の大舞台で頂点に輝いた瞬間。
これはまさに、愛好家の方々によるたゆまぬ犬種改良と質の向上の結果でしょう。

AKC 評議員であったMissy Woodは、ノーリッチテリアについて
こんなことを言っていました。
ノーリッチとの何年間において,その気質がスタンダードにいつわりなく陽気で、
大胆で,忠実で,愛情深いということに忠実であるとわたしは信じています。
ブリーダーの義務は常に過去を考慮して、その気質を今後のブリーディングにより
保ちつづけることです。

心にユーモアと茶目っ気を持ったこの犬種の本質的なよさをわかる人々が、
この世界中にいる限り、それが変化することはないでしょう、と。


とても魅力あふれるテリアです。
そういえば、「ドッグショー」という映画に登場し、
印象的だったのもノーリッチテリアでした。
コミカルでファニーで、まさにあの役にピッタリのノーリッチテリアでした。
稀少テリアでなかなか、いいノーリッチを迎えることが難しいのが残念ですが
一度は、パートナードッグとして迎え入れたい犬種だと思います。



遊びにきてくれてありがとう!小さな瓜坊みたいでした!


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ノーリッチテリアのバリー君、朝から奮闘! 15:29
今月も、ノーリッチテリアのバリー君がコート管理とホテルにお泊まりで
ケネルを訪れてくれました。

バリー君は、今年のASIAN WINNERを獲得しているノーリッチテリアの牡です。
とても陽気で、気だてのいい性格のバリー君。

ノーリッチテリアの犬種標準に書かれている、キャラクター表現、
最小テリア犬種の一つである。
愛らしい性格で、けんか好きではなく、頑丈な体格で極めて活発である。
陽気で、恐れを知らない。

というのがまさにぴったりの、愛らしく陽気な性格の持ち主。

おはよう、バリー!

バリーがなにかをうったえる、その視線の先には...

ケアーンテリアのゴルちゃんが。
やっぱり、短脚テリアの牡同士、ライバル意識があるのでしょうか。
お互い、ネット越しにライバル視しまくって、権勢しているのですが、
どうにも、ワイアー同士が張るのとは違って、短脚テリア同士が張っても
どこか、ファニーでコミカルな印象で、あまり深刻さを感じないのでした。
ときどき、ランのネット越しに牡同士が張ることがあるんですが、
この自然に張ったときが、おお、かっこいー、と思わず見惚れることがあります。
でも、たとえば、ワイアーならワイアー同士で張ることはあるし
ケアンも、トミーとゴルちゃんで張ったりすることもあるのですが、
ワイアーとケアンが張るとか、バリーとワイアーが張る、という姿は
あまり見ることがないのですが、やっぱり、短脚には短脚のライバル意識とか
長脚には長脚の意地、みたいなものがあるのでしょうか??

ピンと立った耳と尻尾がかわいいバリー。
いかにも英国原産の犬という素朴さが素敵な犬種です。
バリー君は、コンスタントにストリッピングに通ってくれるので、
いつもいいコートの状態を保つことができます。

ドッグショーでもなかなか見かけることの少ない、稀少犬種だと思いますが
ケアンやノーフォークテリアとはまた違った魅力を持つ短脚テリアだと思います。
吠える声も、ケアンテリアの牡たちと比べると若干、低いように感じます。
見た目より、男らしい声で吠えます。
人間に対する態度も、ケアンたちとはちょっと違った、おっとりした感じ。

バリー、朝からちょっと頑張ってしまいました。



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Dogshow photo. 20:26
ノーリッチテリアのバリー君です。

世界的に見てもかなり数の少ない犬種ですが日本では、なお少ないようです。
もともとはノーフォークテリアと同じ犬種でしたが、耳の表現の違いから、
ノーフォークテリアとノーリッチテリアに別れたようです。
小さい体でタフ、いかにも短脚テリアの風貌をした、魅力的な犬種です。


2008年神奈川インター Group3.




甲府ケネルクラブ RESERVE KING!



2008年アジアインターナショナルドッグショー Best Of Breed.

Ch THE ISLAND' S BARRY OF JOMEN 
Owner 定免様
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