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露木浩による実演テリアのストリッピングMOVIE! 16:50
加古川から戻ってようやく、ふだんの生活のリズムに戻りつつあります。
2009年はブログでもなにかあたらしい試みをしたいと思っています。

テリアのトリミングやコンディショニングについても、いろいろな情報発信を
していきたいと思っています。
今日は、ジャックラッセルテリアのストリッピングの実演です。


ストリッピング実演:露木浩。
モデル犬:マヤ。

ラフコートのジャックラッセルテリアです。
ジャックラッセルテリアには3毛種あり、スムース・ラフ・ブロークンですが
ラフ・ブロークンに関しては、ワイアーフォックステリアやノーフォークテリアなど
多くのテリア犬種のストリッピングと同じで、コートを抜くトリミングが必要です。
また、ストリッピングを繰り返しているコートの質は厚く、みっしりとフレッシュコートが
生え揃ったハリのある状態です。
ミニチュアシュナウザーやウェスティの飾り毛のような、ふわふわ柔らかい毛質ではなく
ハリがある、剛毛な毛を育てるという点では、ほかのテリアのストリッピングと同じです。

写真のコマ撮りをしたものを動画にしているので、じっくり見られると思います。
一時停止したり、再生したりしながら、トリミングの参考にしてみてください。
ナイフの持ち方、ナイフの使い方、左手の位置と右手の位置、角度、保定の仕方
顔周り、とくに耳などのトリミングの方法や、飾り毛の残し方など
どのテリアをトリミングされる方にとっても参考になると思いますので、
ぜひご覧ください!


クランバーアップでは、ワイアーフォックス、ジャックラッセル、ケアンテリアなど
テリア犬種のシャンプーは、プロフェム・ブリスルシャンプーを愛用しています。
ウェルシュ・コーギーペンブロークも、このブリスルシャンプーです。
犬種の毛質に合ったシャンプーが開発されているので、使い分けができて便利です。


プロフェム・ブリスルシャンプーは、テリアのハリとコシのある硬い毛質を
引き出して美しくキープしてくれるので、プロ仕様の一品です。
WANKSさんで取り扱いされています。(↓バナーからリンクしています。)



ちなみにナイフはいろいろですが、ピアソンも愛用しているもののひとつです。


トリミングする人の手の大きさ、手の癖、手の感覚によっても
ベストのナイフは違うと思いますが、いろいろ使いながら自分にベストの1本を
探していくのも楽しみのひとつですね。
テリアのコートを育てることも、テリアと暮らす楽しみのひとつととらえると、
また違った楽しみが見つかるかもしれません。
トリミング実演on MOVIE、ケアンテリア、ウェストハイランドホワイトテリア、
ワイアーフォックステリアなど、今後、アップしたいと思います。
どうぞお楽しみに・・・。
ドッグショーの模様も、追ってアップしていきますのでお楽しみに。


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美しいコートのつくりかた。コーギー篇。 11:04
クランバーアップの犬たちのコートはすごくきれい。
なにか特別なことをしているのでしょうか?
そんな質問をたくさんいただきます。

たとえばテリア、たとえばレトリバーやコッカー、たとえばコーギー。
自宅でシャンプー・ブロウするのとは、やはり仕上がりは少し違うと
思いますが、なにか特別なことをしている、ということでもありません。
たぶん、今までしている方法をちょっとだけ、コツをつかんでみたら
ずいぶん見違えるようになるとおもいます。

今日は、コーギーのシャンプーについて書いてみます。
基本的には、以前に書いた手順でシャンプーをしてみてください。

まず、シャンプーですが、いまクランバーアップのテリアとコーギーなど
コートにハリを持たせたい犬たちのシャンプーはすべてプロフェムを
愛用しています。

コートにハリやコシが出て、みっしりとした質感に仕上がります。
換毛の時期は、とくによく洗ってください。
それから、ブローワーや風圧のつよいドライヤーで
十分に乾かしてください。
その際、すすぎ残しがないよう、半渇き状態にならないよう、
しっかりと乾かしてあげてください。
ドライヤーの風を毛の流れと逆に乾かしたほうがはやいと思って
そうされる方がいるようですが、毛の流れに沿って風を当ててください。

この、プロフェムのブリスルシャンプーは何度か使い切ると効果がわかります。
ハリも出ますし、毛質がちょっと・・・という犬でも、
頻繁なブラッシング、コームをかけ、ブリスルシャンプーで
頻繁に洗っていると、毛の状態がよくなるとおもいます。

こちらにて購入できます。
トリマーさんでも、コーギーやテリアのシャンプーの際には
ぜひ使ってみてください。
テリア全般、ケアーン、ワイアー、ジャックラッセルなどの毛にも
とても良いようです。

犬の状態を良くする、マジックはありません。
日々、手をかけ、コームをかけ、ブラシをかけ、洗い、運動をし
日光浴をし、満ち足りた栄養があってはじめて、いい状態になる。
そう思っています。
シャンプーに迷っている方はぜひお試しください!
ハンドラーもいろいろ使ったなかで、これはイイ!と愛用です。


大阪インターのレポート、つづけます。
ダンディの子たちが、だんだんと成長しつつあります。
先日はサンちゃんが姫路のクラブ展でクィーンを受賞。
サンちゃんの弟ジャッキーと妹シーバが大阪インターにエントリー。

まずは、ジュニアクラス牡のジャッキー。
立っている姿、骨格構成はダンディにそっくりです。










この子も、類稀なショーマンシップを持った子です。
わずか9ヶ月で、その集中力ときたら、やっぱりお父さんからの
GIFTだと思います。







ジャッキー、クラスファーストの後、ジュニアクラスからWINNERS DOGへ。
B.O.B戦はもちろん残念賞でしたが、相手は、偉大な父ダンディでした。
父と息子が並ぶ姿に、感慨を覚えました。
同じ後姿、同じ首の上げ方、同じ集中力。
ダンディの遺伝子はすごいなあと思いました。
ジャッキー君、のびのびと、ショードッグとして成長してほしいと
思っています。


そして、妹のシーちゃん。


シーちゃんは、胴の伸びがよく、サンちゃんととてもよく似た
凛々しいお顔をしています。










シーバちゃん、クラスファーストでした。
クラスにもたくさんの犬が出ていたので、頑張りました。
シーちゃんもチャンピオンフィニッシュに向けて頑張ります!


シーちゃんの姉妹も並んでいました。

こうして、ダンディの子たちがドッグショーにデビューして
ウェルシュコーギーペンブロークのブリード審査を盛り上げ、
犬種の未来に向けてアクションしていることが、とても素晴らしいことだと
思っています。
彼が日本に来て、頑張ってきたその花がようやく実を結びつつあります。
みんなを、応援しています。
今週末も、ダンディファミリー、頑張ります!

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ケアーンテリアのトリミング完全ガイドVol.2. 19:26
ケアーンテリアのトリミング。
さて、JUDYやGraceのこのファニーで愛らしい頭部はどのようにトリミングして
つくっているのでしょう。



段階を追ってLessonしていきますので、ぜひご家庭でもトライしてみてください。
ボサボサもかわいいですが、お手入れしてケアーンらしい顔を楽しんでみてください。

まず耳の形をつくります。

耳の先端(上3分の1)のところのフチの輪郭がきれいに出るように
丁寧に抜いていきます。
体を抜くナイフより目の細かいナイフのほうが抜きやすいかもしれません。

耳の内側、外側と注意深く抜いていくこと。

見た目の印象として、耳回りの輪郭がきれいだとすっきり見えます。
逆に、耳の毛がぼうぼうに生えたままだとだらしのない印象に見えます。

次に顔。

目頭にかかる毛を指で細やかに抜いていきます。

目尻とアイブロウもきれいに指で抜き、自然な形に揃えます。


コームで眉の部分の毛を前にとかし、眉毛を目尻側に馴染ませていきます。


指で長さを整えていきます。



顎の下の毛をナイフで揃えていきます。
ウェスティやワイアーと違う点は、胸の毛までは抜きません。



顎から前胸にかけて指で自然な形に調整します。
抜きすぎてツルツルにしないように。



鏡を見て全体を見ながら調整をし、完成。



その後は、獣毛ブラシやコームなどで1日1回もしくは2日に1回は
ブラッシングをしてあげると、家庭犬であれば2〜3ヶ月は状態を保てます。

フルストリッピングが終わったら、シャンプーをしてあげてもかまいません。
テリアの硬い毛に適したシャンプーなどを使うとよいでしょう。

顔を作ると全然印象が変わります。
たとえば、これはまったくトリミングをしていない状態のJUDY。


こちらはトリミングをした状態のJUDY。

なかなか上達するまでには時間もかかりますが、自分の完成イメージを
トリミングする部屋に貼って、完成イメージに向かって仕上げていくよう
なんども繰り返していくうちに、だんだん上達してくると思います。
まず最初のトリミングだけ、ケアーンテリアのトリミングができる
グルーマーさんにお願いして、それを維持するところから始めるのも
ナイフを覚えるにはいいかもしれません。


Let's Try Trimming!
愛犬とのコミュニケーションだと思って、まずはトライしてみてください。



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ケアーンテリアのトリミング完全ガイドvol.1. 16:36
お待たせしました!
お知らせしましたように、今日はケアーンテリアのトリミングレッスンです。
ケアーンテリアは比較的、自分でもトリミングしやすいテリアだと思います。
少しずつ道具をそろえて、愛犬のケアーンテリアをきれいに、かわいく、
お手入れしてみてください。

〔ストリッピングをする前に〕

1:皮膚の弱い子やアレルギーのある子について。
皮膚の弱い子、アレルギーのある子、老犬、問題を抱えている子は
いきなり無理にストリッピングをせず、トリマーさんや獣医さんに相談
してみてください。

2:シャンプーのタイミングについて。
ストリッピングをする最低1週間〜2週間以上はシャンプーをしない
「汚れた」状態にすることがおすすめです。
シャンプーで毛がつるつるすべると、抜きにくく、毛が切れやすくなります。
ナイフにまだ慣れていない方の場合はとくに、適度に汚れて皮脂や汚れや埃が
毛に付着している状態のほうがナイフがしっかり毛をつかみ、根元から抜きやすく
なります。

3:必ず、乾いた状態で!
コートが濡れた状態や、半乾きの状態ではトリミングはしないようにしてください。
とても抜きにくく犬に痛みがともないます。
犬の皮膚に負担をかをかけ、トリミングを嫌がる原因にもなります。
雨などで濡れた場合でも、しっかりとドライイングしてから抜きはじめること。

4:クリッパー、バリカンを入れたことのあるケアーンテリアについて。
一度でも、クリッパーやバリカンで刈ってしまった場合には、
毛穴が小さくなってしまい、毛も細くなってしまうことが多いので
その後、ストリッピングに耐えうる皮膚になることが難しいことがあります。
クリッパーやバリカンを入れてしまった子は、突然、毛を抜かないでください。
経験の多いトリマーやグルーマーに相談することをおすすめします。

それでは、ケアーンテリアのトリミングの実技Lesson Start!

生後5ヶ月のパピーコートのまんまのケアーンテリア。
だいたい目安としては生後5ヶ月前後からコートを抜いて硬いコートを
つくっていくのが理想的です。


トリミングテーブルに乗せ、犬の頭部をしっかりとアームで固定した状態で
必ず「犬を立たせた状態」で、トリミングします。
犬が座ったり、暴れた状態では、毛流に沿ったトリミングができず
面を揃えたり、美しい形に揃えることができません。
最初のうち、たとえ犬が嫌がって暴れても、犬の要求を受け入れることなく
黙々とストリッピングの作業をつづけてください。
最初の数回で、犬が抵抗するからとストリッピングをやめてしまうと、
犬は抵抗することを覚え、ストリッピングをすることが非常に大変になります。
爪切り、耳掃除、歯磨き、テリアパッドでのブラッシングで刺激を与えること。
これらのケアはパピーで子犬を迎えたときから、日々おこなうことでテーブル上で
じっと落ち着いていられることも、犬はだんだんと学んでいきます。
テーブルトレーニングも、じょじょに慣らしていくことが大切です。


後頭部からボディ、腰のところまでナイフをつかってコートを抜いていきます。
ナイフは、いろいろ使ってみて、自分の手に馴染むもの、毛が切れにくいものを
選んでみてください。
ストリッピングで大切なことは毛流に沿ってナイフを動かすということ。
犬をテーブルに乗せたら、ブラッシングをして毛の流れを把握して抜きます。
1回にたくさんの毛をつかみすぎず、少しずつ、毛の流れに沿って抜けば
痛みや抵抗も少なく、犬もあまり嫌がりません。
毛の流れに沿っていなければ、毛が切れたり、面が不揃いになる原因になるので
毛の流れに沿って、面を揃えるように、少しずつ抜いていきます。


ボディがすべて抜き終わった状態。
アンダーコートは残していきます。
いったん、死毛をすべて抜いてアンダーコートだけの状態になって
この状態から硬い毛が生えてきますので、大丈夫。



肛門周囲もナイフですべて抜いていきます。
犬は、肛門やお尻まわりの毛を抜くときにとくに嫌がりますが
誰かに保定してもらうなどして、きちんと抜くように心がけてください。


尾もナイフで抜き揃えます。
ケアーンテリアの尾は、短く、バランスがとれており、被毛が豊富だが
フェザー(鳥の羽)のようではない。
と表記してあるので、片手で尾をしっかりと固定しながら、
もう片方の手で、尾の先の毛をナイフで抜いて、美しい尻尾を形作ります。

尾の付け根も、ボサボサしているようならきれいに整えます。

ナイフで抜いて、あとは指で調整するという順序です。


後ろ肢も少し持ち上げながら、パッド(肉球)の間の毛も抜いていきます。



後肢のアンギュレーション(ひ節/踵)のところの毛は指で調節していく。



前肢のパッドの間の毛、指の間の毛も、力を加減しながら抜きます。



前肢のトリミングのビフォア・アフター↓

左肢がトリミングする前の状態。
右肢がトリミングした後の状態。
つんつるてんに抜き過ぎるのではなく、整える感じで飾り毛を残します。

前肢の前側の飾り毛をナイフで抜いて

さらに指で調節していきます。



最後に、理想的な尾の形に仕上げるために、スキバサミをつかって調整します。
この際、切れ過ぎるスキバサミを使うと不自然に切れてしまいますので
できれば、さびかかった、切れにくいスキバサミで自然に仕上げるほうが
ケアーンテリアらしいナチュラルな風合いを残すことができるでしょう。


このような順序でボディのトリミングをしていきます。
この際に大切なのは、トリミングテーブルの前に必ず鏡を置くこと。
抜く作業に徹するのではなく、自分の目指す形を作っているかどうか
面は揃っているかどうか、アンバランスになっていないか。
鏡を見て確認しながら、バランスを見ながら、作業を行ってください。
顔まわりの作業はvol.2でご説明します。
楽しみながら、愛犬のトリミング。ぜひトライしてみてください!




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ケリーブルーテリアのトリミング完成図! 14:12
トリミングのときに、とても大切で、これは腕の良し悪しに関わらず
誰にでもできるポイント、それは。
トリミングをしたら、実際に歩かせてみて、動いている状態をチェックすること。

こうして歩いたときにトップラインはきれいにそろっているか、フロントはきれいか、
引いた状態でチェックして、またテーブルに載せて微調整をしていきます。



というわけで、トリミングが完成しました!
トリミングの参考にしていただければ嬉しいです。



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職人の手元カメラ_ケリーブルーテリアのシザーによるトリミング_ 14:06
猛暑もとい酷暑のドッグショーから戻りましたが、暑さ負けでへばっています。
はやく秋が来てくれることを願うばかりです。

昨夜はケネルに戻って犬たちをランに出し、ご飯をあげてから
24時くらいまでスタッフミーティングをしました。
ショーに連れて行っている犬たちの状態、体重の管理、日頃の扱い方の注意、
1頭1頭の問題や課題をみんなで出し合って、それを共有しながら
ショードッグたちを管理するためのミーティングです。

といっても、お菓子食べながら、チーフの浩二君とケネルマネージャー平君を
中心にわいわいと、今週のショーのことなどを話しているのですが、
犬という人間と同じ言語を話せないものを相手に仕事をしているからこそ、
スタッフ同士の、どんなに小さなことでも伝え合うコミュニケーションが
すごく大切になってくると思っています。

そして、忘れてはいけないポイントは、ダイニングとトリミングルームの
ホワイトボードに箇条書き!
ウェイト管理をする子、サプリメントを飲ませる子、トリミングをする子、
ホワイトボードには、それぞれの情報がたくさん書かれています。
風通しの良いケネルになるよう、みんなが声だしていかないといけませんね。

ということで、ショー疲れと寝不足のまま1週間がはじまりましたが
今週末の土日月御前崎2DAYSショーの前に、ドッグショーの写真やいろいろ
アップしないといけません。
写真を整理しますので、しばしお待ちください。

まずは、先週アップしようと思ったケリーブルーテリアのトリミング風景を。
テリアは基本的に、ワイアーコートで、ナイフによるトリミングをする犬種が
その多くを占めていると思います。
ワイアーフォックステリア、ノーフォークテリア、ケアーン、ジャックそれぞれ
みんなナイフによるストリッピング犬種です。
ナイフを使わないテリアには、まずヨークシャーテリアがいます。

そして、シザー(ハサミ)をつかってトリミングをするテリアの代表格は
ケリーブルーテリア、ベドリントンテリア、ソフトコーテッドウィートンテリア、
などがあるでしょう。
ケリーブルーテリアの毛質は、プードルに似ています。
シザーを使ったケリーブルーテリアのトリミングの手元の写真を撮りましたので
シザーのあて方、角度、面の揃え方、全体のシルエットなど参考にしてみてください。

とにかく面を美しく揃えることを注力してみてください。





足回りをきれいにつくると、犬の印象がよくなるというのはすべての犬種に
共通して言えることだと、先日のウェスティのトリミングのときに書きました。
足回りはとくにきれいにつくるよう、トライしてみてください。

ストリッピング犬種のトリミングは、毛を引き抜く作業です。
それに比べれば犬への負担は少ないとは思いますが、長時間トリミング台で
じっと人間に触られることをストレスに感じさせないトレーニングも
こういった大型のテリアであれば、犬のために大切だと思います。
犬が動けば、あらぬ方向にシザーが当たってしまい、面に穴が開きます。
そのため、犬が動かないようにしっかりと保定してトリミングをすることも大切。
ビロードの面のように均一に揃っているケリーブルーテリアのコートは
とても美しく感じるでしょうし、逆に面が揃っていないとデコボコの印象になります。



顔も、どうしたらケリーブルーテリアらしい顔になるのか写真などを参考に
つくっていくと、だんだんと自分のスタイルができると思います。
また、ご家庭での愛犬トリミングの場合には、顔は好きな形につくるのも
楽しいかもしれません。







まずは、どんどん自分で手をかけてやってみるのがいちばんだと思います。
それでも分からないところがあれば、ショー会場などで聞いてください!

クランバーアップケネルでは、シザーやクリッパーをつかう犬種も
テリアのストリッピングも、全犬種のトリミングを承っております。
サロンに出してもなかなか思う通りのトリミングにならないとか、
ピッタリのトリミングに仕上がらないという方、ぜひ一度ご予約ください。
愛犬の毛質や形にちょうどよいトリミングスタイルをカウンセリングしてから
トリミングいたします。
まずはお問い合わせください。
053-545-0537
clumberup@yahoo.co.jp


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コンディションを磨き上げる。 20:26
うかうかしていたら、もう水曜日!
慌てて、写真を整理してアップしなければもう次のドッグショーはすぐそこです。
それでは朝霧高原2日目の静岡東クラブ連合会展の模様をご覧ください。

まず、ワイアーフォックステリアのSOUTHERNから。
Southernについて特筆すべきことは、まずこのコートの状態の良さでしょう。
夏を過ぎてもなおベストの状態をKEEPできていると思います。

テリアのコートは、手入れを怠ればすぐにダメになってしまいます。
いつもつやつやのフレッシュコートがみっしりと生え揃っている状態かつ
風が吹いても、動いても、なお彫刻のような美しさに仕上げるのは大変です。
それでもテリアをやりますか?というコラムを以前書きました。
テリアマンに必要なことは、1にも2にも、忍耐強さ、根気づよさ勤勉さ。
これは、イギリス流とかアメリカ流とかそういう流儀の問題ではないと思います。
いかに美しく自然美を表現できるか。
作り込まれた自然美を追求すること、これだけだと思います。

Southernはほんとうに美しい状態です。
みなさんにこの状態を見ていただきたいほど。

ひさしぶりのドッグショーで大はりきり、朝から嬉しそうなSouthernでした。
ベストコンディションでショーに臨み、英国人審査員からR.KINGを頂きました。
Southernの父犬は、Cluftsの3年連続覇者で、2002年のGroup1stを獲得した
ENG.CH. Fairwire Commander at Grambreで、
Southernは、100%イギリスのラインでつくられたワイアーです。
B.I.Sジャッジは、イギリスから来たMrs.ブレンダ・バンバリーでした。
故郷の国の審査員に評価をいただけて、とても嬉しく思います。



いつもベストのコンディションをつくって、ドッグショーにエントリーし、
審査員やギャラリーの評価を仰ぎたいと思っています。

審査員は、ドッグショーにおいて次の6つのポイントから審査しています。

タイプ
ある犬種の特色を示す特有の質のことで、スタンダードの本質の具体化を
タイプといいます。よりその犬種らしさを表現しているかどうか。

クオリティー
タイプで表現された特色(犬質)の充実度や洗練度を審査します。
たとえ、タイプがよくても犬質が劣っていれば評価は下がります。

コンディション
スポーツ選手がコンディションに気を配るのと同じで、
犬も当日の健康状態や精神状態の調整や管理が必要です。
たとえどれほどの名犬でも、コンディションが悪ければ評価は当然に下がります。

サウンドネス
精神的にも肉体的にも健全か。健康な状態であるかをチェックします。
おびえたり、過度に攻撃的だったり、骨格や筋肉の状態や歯の噛み合わせが
悪くては評価が下がります。

バランス
いくら一部が秀でていても、全体の調和がとれていなければいけません。
魅力的な各部のポイントが全体の感じを損なわず、かえってその犬全体を
魅力的に見せていることが大切です。

キャラクター
ドッグショーのリングを他の犬と歩く時、何か光り輝くものがある。
審査員やギャラリーの目を釘付けにするような、フラッシーなものがあるか。
際立ってマナーがよく、見せるショーをするというような魅力もドッグショーでは
大切な評価のポイントです。

上記6つの審査のポイントで、ハンドラーが最大限の力を発揮できるのは
コンディションと、キャラクターの部分です。
たとえ、可能性や資質に富んだ犬であっても、その可能性を引き出せなければ
相応の結果を求めることは難しいでしょう。
逆に、なにかしら足りない部分があったとしてもなお、コンディションと
キャラクターを磨くことによって、ショードッグとしての魅力を引き出すことも
ハンドラーにできることではないでしょうか。
これは、プロフェッショナルハンドラーもオーナーハンドラーも同じことが言えます。
コンディションとキャラクターを最大限に引き上げた状態でリングに出せば
きっと、それまでとは違う結果が得られると思います。

Southern、オーストラリアの審査員からGroup1stをいただきました。
もちろん、タイプというのは大前提として大切な部分です。
けれど、どこの国の、どんな審査員が見ても、文句無く美しいコンディションで
ドッグショーにのぞむこともまた、大切なことだと思います。






テリアはとくに、磨けば磨くほど美しいコートを維持できます。
それは、盆栽のようなものです。
1頭のテリアを完璧に仕上げてドッグショーに1年間、行くことができれば
とても多くの経験や学習になると思います。

SouthernのKING決定戦の様子は、また後日アップします!
お楽しみに!



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職人の手元カメラ_ウェスティのトリミングvol.2_ 16:16
さて、トリミングの手元カメラのつづきです。

お尻まわりもしっかりとトリミングします。
ここをボサボサさせていると、ボディが長く見えてしまいます。




トリミングのポイント!
トリミングをするときには、必ず、鏡を前にして行うとよいでしょう。

いつも、全体を見ながら、自分の手元を見ながら、その繰り返しで作業します。
ただ、「抜く」のではなく、仕上がりのイメージを頭に持って、
鏡を見ながらバランスを見て作業をしていくとよいと思います。
アメリカで修行したケネルでも、トリミングルームには大きな鏡が
必ずありましたし、鏡はぜったいに必要なものだと思います。
自宅でトリミングする際も、全身鏡などを台の前において作業するとよいでしょう。
それから、仕上がりのイメージ写真などを貼って、それを見ながら作業するのも
トリミングが上達するヒントになるかもしれません。

ナイフで毛を抜く際には、必ず、もう一方の手で犬の皮膚を軽く引っ張りながら
抜くようにすると、とても抜きやすいし犬への負担も減ります。





まだ慣れていない犬にとっては、とてもしんどい時間だと思うので
声をかけながら、けれど決して甘やかしたりせずに行います。
犬が嫌がるからといって、犬の要求にあわせて作業をやめてしまうと
トリミングをさせてくれない犬になってしまうこともあります。




トリミングの楽しい所は、失敗してもまた時間が経てばなんどでもできること。
最初からパーフェクトは難しいですが、工夫を重ね、練習を重ねることで、
自分らしいトリミングになると思います。
言葉の説明だけでは難しいですが、作業している手元の写真を
いろんな角度からアップしましたのでナイフの角度、当て方、
目線の位置、毛の状態などなど、いろいろ見て研究してみてください!
トリミングシリーズは、ケアーンテリア、ワイアーフォックステリア、
ノーフォークテリアなどなど、今後もアップしていきたいと思います。
リクエストの犬種がありましたら、ぜひコメントかメールください!


なお、クランバーアップケネルでは、ショードッグ、パートナードッグ問わず
すべてのテリア犬種、テリア以外のトリミング犬種のシャンプー、トリミング、
グルーミングを承っております。
お問い合わせはお気軽にケネルまでご連絡ください。
[お問い合わせ・ご予約]
Clumberup Kennel (glooming salon.)
053-545-0537
clumberup@yahoo.co.jp



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職人の手元カメラ_ウェスティのトリミングvol1._ 15:52
トリミングやお手入れの記事へのリクエストを多数いただきありがとうございます。
前回はコーギーのシャンプー、その前はワイアーのトリミング風景を載せました。
今日は、ウェスティのトリミング風景をアップします。

目下、ショーを控えていないウェスティたちも、毎月、定期的にケネルに通って
ストリッピングを重ねてくれていますので、コートがとてもいい状態です。
なかなか、パートナードッグでここまでつくるのは難しいかもしれませんが、
飼い主さんがご自宅でトリミングを覚えてコートをいい状態に保つことも
テリアを飼う楽しみのひとつかもしれません。
ドッグショーに出すから、付け焼き刃で慌ててトリミングをするのではなく
日常から頻繁にストリッピングを重ね、ベストなコートの状態を維持できるのが
テリアのコート管理では、理想的だと思います。

いちど、モサモサに伸びきってしまうと、そこからまた硬く密集した毛に戻すには
長い時間と手間と根気が必要になってきます。
なるべくなら、もさもさになってしまう前に、定期的なお手入れが理想です。
ショップでフルストリッピングして、日頃のローリングのみご家庭でするのも、
コートを良い状態に保てる方法かも知れません。
テリアのコートは、盆栽を育てるように、ちまちまといじることが楽しみです。
トリミングをワンランクアップさせて、テリアライフを満喫してください!

-職人の手元カメラ_ウェストハイランドホワイトテリア-

ウェスティのように全身白いコートは、維持するのが大変です。
定期的なストリッピングで、いつもフレッシュコートの状態にすると
白さも違いますし、テリアらしい硬くて丈夫な被毛が育ちます。
ウェステイのトリミングは、ワイアーやケアンなどのテリアと同様に、
ストリッピング(ナイフで毛を抜くトリミング)です。
ミニチュアシュナウザーや他の多くのテリアもそうですが、
一般的な街のサロンに行くと、ナイフを使わずに、クリッパー(バリカン)によって
毛を刈るトリミングが多いようですが、ウェスティも当然ながらテリアなので
やはりコートをいい状態に保つには、ストリッピングが適している犬種です。


〔ストリッピングをする前に〕

1:ウェスティには、皮膚が弱い子が多く見られるようです。
皮膚の弱い子、アレルギーのある子、老犬、問題を抱えている子は
無理にストリッピングをせず、トリマーさんや獣医さんに相談してみてください。

2:ストリッピングをする最低1週間、ほんとは2週間以上はシャンプーをしない
「汚れた」状態にすることがおすすめです。
シャンプーで毛がつるつるすべると、抜きにくく、毛が切れやすくなります。
ナイフにまだ慣れていない方の場合はとくに、適度に汚れて、皮脂や汚れや埃が
毛に付着している状態のほうがナイフがしっかり毛をつかみ、
根元から抜きやすくなります。

3:必ず、乾いた状態で!
コートが濡れた状態や、半乾きの状態ではトリミングはしないようにしてください。
とても抜きにくく犬に痛みがともないます。
犬の皮膚に負担をかをかけ、トリミングを嫌がる原因にもなります。

4:クリッパー、バリカンを入れたことのあるウェスティについて。
一度でも、クリッパーやバリカンで刈ってしまった場合には、
毛穴が小さくなってしまい、毛も細くなってしまうことが多いので
その後、ストリッピングに耐えうる皮膚になることが難しいことがあります。
クリッパーやバリカンを入れてしまった子は、突然、毛を抜かないでください。
経験の多いトリマーやグルーマーに相談することをおすすめします。


〔ウェスティのトリミングポイント〕


ウェステイは、短脚テリアに属していますが、LOW&LONG(短脚長胴)の
テリアではありません。
真横から見たときスクエア(正方形)であることが望ましいとされます。

全体をストリッピングナイフでトリミングします。
伸びたコートを1枚はがすように、面が均一になるように丁寧に抜きます。
ネックラインも丁寧にナイフで抜いて、面が均一に揃うように。




それから、これはすべての犬種のトリミングに共通して言えることですが、
足回りへの配慮を、丁寧にすること。
足回りが汚いと、だらしない印象を与えます。
逆に、足回りをすっきりときれいにつくると、それだけでも
見た目によい印象を与える大切な点なので、足回りはきれいにつくってください。




ワンポイント!
トリミングをするときは、必ず、トリミングしている部分に視線を
合わせるようにします。上から見下ろしては正確なトリミングができません。


頭部は、どこから見ても丸く見えるようにトリミングします。
前から見て、マズルを中心に、菊の花が咲いている姿をイメージします。
まるい顔の、ちょうどまん中にマズルがある、という印象。


ナイフと指でプラッキングしたら、形をつくるのに、古くあまりよく切れない
セニングを使うのも、よいでしょう。
あまりよく切れない方がいい理由は、切れすぎると「パツンパツン」になってしまい、
テリアにとても大事なエッセンスである、「ナチュラルさ」が損なわれるためです。
いかにもトリミングしました!
という風ではなく、あくまでもナチュラルに美しい仕上げを目指します。
自然界には、直線でできたものはありません。
同じに、犬も、いかにも人間が手を加えましたという印象を与えるほどに
パツパツ・ジャキジャキにトリミングをするのではなく、
ナチュラルさをいかしたり、残したりすることで、自然美を際立たせる、
ということがあるとおもいます。





耳は、丸の中か耳先が見えるように作ること。
耳はしっかりと輪郭がみえるようにエッジをきれいにトリミングします。
頭部を丁寧にかわいくつくると、印象がとてもよくなるのでいろいろ
自分の子の長所、欠点を見極めたうえで工夫してみてください。
Part2に、つづきます。

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美しいコートを保つヒント _ウェルシュコーギーペンブローク_ 19:42
今朝のMr.DANDY。
ダンディは、とても賢くていろいろなことを察し、覚えることが得意な子です。
最近、カメラ=ビスケット=いいお顔、という図式をしっかり理解しているようで、
クレートを開けてダンディを呼ぶと、慌てて写真を撮るソファのところに行って
ポーズを決めてにっこり笑顔を見せてくれる、とてもかわいいダンディです。

毎日、顔を見ていても飽きることのないハンサムなDANDY。

いろいろな表情を見せてくれる、表現力の豊かな子です。
美人は3日で飽きるけれど、○○は3日で慣れる、という言葉がありますが
ハンサムなDANDYは、いつまで見ても、見飽きることがありません。

さて、多くの方がDANDYや、他のコーギーたちのことを見てまず驚くのが
彼らのコートの美しさです。
どうやってKEEPするんですか?どんな特別なお手入れをするのですか?
というご質問もしばしば受けますが、特別なことではないのだと思います。
これは、以前に書いたテリアのトリミングにも相通ずるものだと思いますが
なによりもまず大切なことは、まめに手入れをするということ。
今日は、コーギーのお手入れの基本を書いてみたいと思います。

1:ブラッシング

コーギーは下毛が豊富で毛が抜けやすい犬種です。
日々の、ブラッシングやコーミングが欠かせません。
特に春から初夏にかけて、秋から冬にかけて、コーギーには換毛期があります。
換毛になると、大量に毛が抜け落ちるので、とくに念入りにコームでとかし
デッドコート(死毛)を取り除き、皮膚を刺激してあげます。
このとき、全体をスリッカーブラシでブラッシングして余分な毛を取り除きます。
スリッカーブラシを使う際は、力を入れすぎて皮膚を傷めないように注意します。
とにかくまめに、コームをつかって丹念にとかす作業を行います。
アンダーコートをすいて抜け毛を取り除いたり、絡まった毛をほぐしてください。
コームは毛の向きによって持ち方を変えながら、皮膚と平行に滑らせて、
犬にやさしく行ってください。

2:シャンプー
換毛がひどい時期はとくに、こまめにシャンプーをしてください。
シャンプーの前によくブラッシングをします。
汚れは、しっかりと落とすように丁寧にシャンプーをします。

[ここからは、SHOWDOGのシャンプーのヒント]
ちなみに、CLUMBERUP KENNELでは、コーギーのシャンプーは
#1 ALL SYSTEMSの、全犬種用というタイプを使っています。
汚れがとてもよく落ちて、まっ白いコートをつくることができます。
もちろん、よくシャンプーをしてすすいだあとには、
#1ALL SYSTEMSのコンディショナーも使います。


シャワーは水またはぬるま湯で温度設定をします。
首の後ろからかけ始めて身体全体を濡らし、最後に頭を濡らします。
シャンプーは、やさしく丁寧に、毛流に沿って汚れを落とすように洗います。
*人間のシャンプーでも、毛と逆の流れで洗う人がいますが、
犬のシャンプーの場合、基本的には毛の流れに沿って行います。
毛の流れと逆に洗ってしまうと、乾かしてからも毛が浮いてしまったり
ハネたり、モサモサになってしまう原因となるからです。


シャンプーを流すときも、毛の流れに沿ってシャワーをかけてよく洗い流します。
シャンプー液が残っているとかゆみの原因になることがあります。
パッドの間、脇の下、腹など、細かい部分まで丁寧にすすいでください。

3:ドライイング
しっかりと洗い流したらタオルで包み、水分を拭き取ります。
タオルドライの際も、毛流と逆に「ゴシゴシ」と拭くのではなく、
毛の流れに沿って、丁寧に水分を拭き取るようにしてください。
コーギーはアンダーコートの量も多いので、風圧の強いドライヤーを
利用したほうがよいでしょう。
少し値が張りますがPECCARYの吹き飛ばしなどがあると、
アンダーコートの根元から水分を吹き飛ばして乾かすことができるので、便利!

ドライヤーも、毛の流れと逆に地肌に風を当てる方がいるようですが、
面倒でも毛の流れに沿って、まっすぐにとかしながら風を当てて、
毛をまっすぐに乾かすようにドライイングしてください。
この作業を怠ると、モサモサと浮いた感じでコートが落ち着かない状態に
見えてしまいますので、ドライイングはとても大切です。
夏の季節は、ある程度まで吹き飛ばしや強風で乾かしたらそのあとは
あたたかい部屋で遊ばせて乾かす、エアドライでもよいですが、
「しっかり乾かす」ということは、とても大切なことです。
なお、よく乾かさなかったり、濡れたまま長時間放置しておくと、
白い毛が赤く焼けたような状態になってしまうこともありますので、
しっかりとタオルドライ→ドライイングしてください。

おおまかなお手入れの方法を書いてみました。
とても特別な道具を用いたり、特別なシャンプーを使っているのではなく
特別なことがあるとしたら、人間の手をまめにかけ、時間をかけていることです。
なにかトクベツなマル秘のプロの技で、誰かに教えることができません、
ということではなく、誰にでも聞かれればお伝えすることができるのです。
あとは、それを聞いた方がどれほど丹念に、プロと同じだけの手入れを
コンスタントに続けることができるか、だけの違いだと思います。
愛犬をきれいな状態に仕上げ、ドッグショーに連れて行くのは愛犬家の楽しみです。
休日、じっくりと愛犬のコンディショニングと向き合うのも、
犬とのコミュニケーションにもなり、よい時間かもしれません。

ぜひ、楽しみながらじっくりとやってみてください!


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