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クランバーアップケネルからドッグショーリポートをはじめさまざまな情報をお届けします。
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ざっとかいつまんでこの数日および雑記。 04:20
さて、さてさてさてさて。
大忙ししてます、ドッグショーはオフシーズンですが、ケネルは365日です。

世間は夏休みに入り、クランバーアップは、トリミングのお客さまや
ペットホテル利用のお客さま、パピー見学やケネル見学のお客さまで
今週は予定表がぎっしりと埋まっているような毎日です。
なかなか、ふだんはトリミングの予約の日程が埋まっていてお受けできないので
夏休みの機会を利用して、浜松まで足を運んでくださる方もとても多く
みなさん、ご愛犬のbefore→afterの姿に、驚いたり喜んだりして帰っていかれます。

ペットグルーミングも、人間の美容となんら変わりはなく、仕上がったその姿が
かわいかったり、素敵だったりすれば、飼い主さんはそれだけでとても幸せになれるし
犬だって、トリミングによって愛され度が増せば、犬のシアワセにもなるのかなと思います。
7月はもう、めいっぱい予約が埋まってしまっていますが、8月であれば
まだ予約を入れられる日もありますので、ご愛犬のトリミングをご希望の方
ケネルまでお問い合わせください。

少し前から、炭酸泉を導入していますが、犬たちの毛の状態と皮膚の状態
すこぶる良好です。
導入には、けっこうコストがかかるので、浜松市内でも炭酸泉のベイジングを
行っているサロンはとても少ないと思います。
長毛犬種のシャンプー、皮膚トラブルでお困りの方のシャンプーなども
ぜひ、通ってみてください。

パリから戻ってからは、ケネルにしっかり腰を据えて毎日犬たちのこと
だけ、みっちりと取り組んでいます。
昨日は獣医さんの往診で、全犬一斉フィラリアのお薬の日でした。
パピーたちも、みんなワクチンの注射を打ってもらいました。
アシスタントのカンちゃんも、夏休みに入って浜松にやって来ました。
毎日、6時から起きて犬たちのこと、みっちりの夏がはじまります。

今日は、トリマーさんたちとハンドラー氏で、10頭以上の犬たちを
トリミング、ベイジング、など、など、ピカピカに仕上げました。
うちは、ドッグショーを引退した犬でも、ワイアーフォックステリアも
ケアーンテリアも、ジャックラッセルテリアも、10歳を越えても
よほど足腰が衰えない限りはみんな、ハンドストリッピングの管理です。
それなりの頭数がいるので、ちょっとサボればすぐにボウボウになってしまいますから
みんな、毎日手を抜かず、せっせ、せっせと、毛を抜くトリミングを重ねてくれて
いま、もし、ケネル見学の方がそのままうちの犬たち全犬を見たいとおっしゃっても
「はい、どうぞ」と、そのまま見ていただけるくらい、ボウボウなアントリミングな犬がいないです。
これはほんとに、自分たちが世界に胸を張れることだと思っていて
ショーに出ている犬だけをストリッピングして、それ以外の犬をクリッパーダウンするのは
簡単ですが、いったんクリッパーダウンした犬の毛質はもう戻らないし
毛穴も変質してしまいます。

犬種ブリーダーである限りは、その犬種の正しい飼育法、正しい管理法を
徹底して遂行して、それをオーナーさんにも伝えることが、犬種の番人としての
役目だと思っているので、たしかにスタッフのみんなは大変なことですが
極力、クリッパーダウンをせずに、テリアたちを本来の美しい姿のまま
維持、管理していきたいとおもっています。
というわけで、12歳を過ぎたワイアーのリオも、まだショーに出られる
コンディションでキープしています。
10歳のボーダーテリアも、9歳のケアーンも、みんなハンドストリッピングで
ちゃんと、硬いハーシュコートを維持しています。
10年近く抜き続けたコートは、毛穴も、毛質も、そういう毛質になっているので
抜きやすく、定期的に手入れをしているほうが、毛も変質しません。

いろんなブリーダーさんが世の中にはいるとおもいますが、それぞれに
ブリーダーの信念というか、ブリーダーズ・フィロソフィーみたいなものが
あるとおもいますが、うちのハンドラー氏のテリアへのフィロソフィーは
美しいコンディション、美しい毛質で、犬らしく、犬種らしく育てること。
手間がかかっても、その手間を惜しまないこと。
ですので、なかなか、ついていくスタッフたちにとっては大変なことですが
これをやれるグルーマーさんたちなら、世界中どこに行っても通用するだけの
スキルが身につくとおもいます。
ブリーダーさんのケネルを見学したときに、成犬のコンディションを見れば
日頃の、そのブリーダーさんの、ブリーダーズ・フィロソフィーがかならず
見られるとおもいます。
うちはほんとに、どの犬もみんな、ストリッピングしてきれいな状態なので
これはほんとに、手前味噌になってしまいますが、ほんとにすごいとおもいます。
ストリッピング・マシーンみたいなものがあるわけではなくて
すべて、人の手で作業していますから、全頭をきれいに維持管理するのは
ほんとに大変なことですが、みんな手を止めず、きれいにしてくれて
スタッフとハンドラー氏の努力には頭が下がる思いです。
もしも来月、ワイアーフォックステリアの単独展があったとしても
うちの犬、全員エントリーできるかもしれないくらいちゃんとしてます。
20頭の犬がいたとして、20人のグルーマーがいるわけではないのです。
たった3人のグルーマーで、ケネルの犬、ショーの犬、ハウスドッグ
そしてペットグルーミングの犬たち、すべての犬のシャンプー・グルーミングを
まわしているんですよ。(しかもショーの犬以外全部テリア!)
ショーの犬のベイジングは基本、週2回は洗っています。
けっこうみんな、ハードワーカーです。

はい!
それではみなさん、1頭の愛犬をピカピカに磨くことから、
まずは、がんばってはじめてみてください!
というのが難しい方は、1ヵ月1回、トリミングをご予約ください(笑)

8月7日はエアデールテリアの講習会@ロックリッジさん(和歌山)
8月23日はスコティッシュテリアの講習会@JOKERさん(東京)
8月24日はワイアーフォックステリアの義務研修会@中部トリマー委員会(名古屋)

ですが、
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6/7月のトリミング&夏休みのペットホテル。 02:39
お知らせです。
6、7月のトリミングの予約ですが、かなりめいっぱいになってきています。
6月はほぼ、厳しいかなという感じで、7月は21日以降までは予約が厳しい状況です。
ただ、コートワークでしたら、プロのグルーマーさんたちがトリミングできますので
毎月のコートワークを欠かしたくない場合は、ご連絡ください。日程を調整します。

8月は、ドッグショーが夏休みの間は、すこし、予約を受けられそうなので
8月のトリミングは、新規ご希望も受け付けますので、ご連絡ください。
今年も、テリアフォーラムやりたいとおもっています。

会場や、日程などを調整中ですが、おそらく8月になるとおもいます。
今年は、やや小規模でも良いかなとおもっています。
ただ、テリアフォーラムでしか買えないテリアグッズやトリミングナイフなど
参加する方には充実した会にしたいと、おもっています。
どれくらい参加希望があるかわからないので、諸所調整していきたいと思います。

もうあっという間に、夏がやってきますね。
暑くてかく汗ではなく、焦りの汗が出てしまいそうです。


先日のBobieのお写真です。

ひきつづき、今日という1日by トイカメラ、アップします。
たたみますので、興味のある方だけ、どうぞ。
真夜中ですが、辛ラーメン食べて寝ます、明日はドッグショーに出発です。




来週から、ケネルのトリミングルームのシャワーが、炭酸泉になります。
炭酸浴をすると、毛穴の奥から汚れがすっきりと落ち、シャンプーリンスなしでも
ワイアーフォックステリアの皮脂がすっきりと落ちたくらい、汚れが落ちて
毛本来の持つ質感が戻るみたいです。
こないだも、ワイアーを炭酸浴させたら、汚れが驚くほど浮いてきて
しっかりと皮脂がサラサラになってびっくりしました。
これは効果がありそうだと思い、導入することにしました。
皮膚の弱い子、状態の良くない子も、定期的に炭酸浴することで
皮膚の状態を戻して、良い状態にしていくことができるそうです。
ゴールデンやコーギーなどの犬種も、シャンプー、ドライの方法で
仕上がりの状態や、毛の抜ける量や頻度がおおきく変わってきます。
シャンプー・グルーミングあるいは、トリミングなど、全犬種対応可能です。
6月はほとんど満員ですが、7月後半あるいは8月はまだ大丈夫です。

夏休みのペットホテルのご予約、長めの滞在、処方食や投薬などの
特別な預かりなど、ご希望がありましたらお問い合わせください。
ショードッグをケアするように丁寧に、ご愛犬をお預かりいたします。
飼い主さんが、夏休みで羽を伸ばすように、愛犬ものんびりと
過ごすことができるとおもいます。

053-545-0537
clumberup@yahoo.co.jp
ご不明な点などありましたら、お問い合わせください。

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トイトイカメラで今日の1日。 22:51
なんだか、いろーんなことが次々に起こって、目の前のことを次また次と
目まぐるしく対応をしてこの5月から6月が過ぎているような気がします。

今週は土曜日のドッグショーがないので、ようやくじっくりと腰を据えて
朝から、玄関の草むしり、夏の花への植え替え、などなど家のことや
身の回りのことを、気持ちを落ち着けてできたような気がします。
気持ちにちょっとゆとりができたので、小さなトイカメラで今日の1日を
ちょいちょいと撮ってみました。
使っているのは、PENTAXのOPTIO H90というトイカメラです。
小さいですが、いちおう、ムービーも撮れるんですよ。
カメラ上で、写真を白黒にしたり、不思議な色合いにしたり、LOMO風にしたり
ちょっと面白いです、そして小さいのが使いやすい。
めったに使わないのですが、今日、片付けものをしていたらこのカメラがでてきました。

でも、やっぱりi-photoに頼らずにはいられない、、、。
photoshopもメンドウだし、illustraterも最近はめったに使わないし
File Makerというソフトでサイズ小さくして、i-photoで色を調整して
ブログ用はそれで、まいっか〜という感じになっていて、D300さんごめんなさい
というかんじです。

それでは、草むしり(with じゃまし隊)にはじまって
ハンドラー氏の、大忙しのトリミングディ、などなど今日の1日をどうぞ。

そろそろ蛍の季節です、浜松のケネル。
今日は雨もあがって、わりと過ごしやすい1日でした。
今日みたいに、湿度があってちょっと蒸した日には蛍がたくさん出そうです。

トリミングが終わって絶好調のリキちゃん。

ショードッグたちは、木曜日や金曜日にハンドラー氏にトリミングされると
突然に、テンションがあがって、ドッグショーに行くぞー!というモードに
スイッチが切り替わります。
ウィークエンドに、こうやって気持ちが切り替わるようになったら
立派なショードッグです。
アジアインターでかつてB.I.Sを獲ったコーギーのジー君は、10歳を過ぎても
週末になるとドッグショーに行きたがって、置いていかれるのがイヤで
いつも、遠吠えしてドッグショーに行きたがったものでした。

ショードッグのメンタルトレーニングは、ショーに行く前のトリミングの
このときから、切り替えていきます。
ドッグショーに行くんだよ、君が世界で1番なんだよと語りかけながら
トリミングをするのです。




うちにいる、かつて超一流のショードッグと呼ばれた犬たちの多くは
みんな、木曜日とか金曜日にトリミングルームでトリミングをされると
テンションが↑↑↑上がります。
年寄りでも、いきなり元気になったり、動きにハリがでたりします。
三つ子の魂100まで、というか、ショードッグスピリットは年老いてもなお
変わることがありません。



アメリカでも、どこでも、なぜ、トップと呼ばれるプロフェッショナルハンドラーが
「当日引き」いわゆる「当日ハンドリング」を好まないのか?

それは、預かり代がほしいからとか、たくさん預かって儲けたいから
ということではなくて、自分の手によって心も、コンディションもすべて
磨いて、磨いて、ショードッグとしてつくりあげてショーイングするのが
プロフェッショナルハンドラーの仕事の本質であって、オーナーさんに
コートや体重の管理をしてもらって、ドッグショーの現場で引くだけでは
本来、その犬に対してすべき仕事の7割以上をできないまま、その犬と
リングに入り勝負の土壌に乗らなければならない、ということを
是とできないのが、ハンドラーの本質だからだと、おもいます。

ハンドラーとショードッグの信頼関係は、ドッグショー会場で築くのではなく
日常の暮らしのなかで、あるいはトリミングをしながら、あるいは会場で
小さな積み重ねのなかで、築くものなのだろうとおもいます。

とはいえ、いまの日本の犬文化およびドッグショーカルチャーという背景では
ある程度の許容をし、受け入れなければならない現状も理解しています。

ですので、家庭犬ときどきショードッグ、にしたいオーナーさん、
ひとつだけ良い方法があります。

ベビーパピーのときに、プロハンドラーに預けてショーマナーをしっかりと
入れてください。
ベビーパピーのときに、ショーマナー、ハンドラーとの信頼関係を
しっかりと築くことができれば、その後、2歳になって、あるいは3歳になって
家に戻ってまた、ドッグショーにしばらく後に復帰したいとおもっても
それは充分に可能です。

いつもハンドラー氏と話すのですが、ショードッグへの道は近道はなく
ひとつひとつ、心を育てたり、コートを育てたり、ボディを育てたり
信頼関係を育てたり、手をかけて、時間をかけて、ようやっと
ショードッグになっていくものなのだとおもいます。

というわけで、ハンドラー氏は昨日と今日で、ショードッグたち全員のトリミングを
終わらせました、おつかれさまです。
クランバーアップのショードッグたちは全員、ハンドラー氏がトリミングして、
ハンドラー氏の手によって、ショードッグに育てられていきます。

オーナーさんに、「うちの子じゃないみたい!」「信じられない!」って
喜んでもらうことが、この仕事を通して最高の、しあわせです。

オールブリードプロフェッショナルハンドラーですので、テリアだけでなく
コーギー、ゴールデンレトリバー、パピヨン、イングリッシュコッカーなどなど
(プードル、シーズー、ヨーキーなどの、ノットをつくる犬種以外)
すべての犬種を、オーナーさんのかわいいパートナードッグから
リングのなかで、圧倒的にうつくしい存在感のあるショードッグに
生まれ変わらせるのが、ハンドラー氏の、仕事です。










トイカメラで今日の1日、つづく。


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トリミングで絶対に忘れてはならないこと。 19:27
今週は、FCIショーだけなので今日はまだ出発せずに
ハンドラー氏とアシスタントさんたちは、みんなトリミングルームで
次々、犬を仕上げていました。



今日は、とてもちいさなトイカメラで撮ってみました。
結局、なにで撮ってもi-photoで調整するとそれなりになるので
i-photo最高!i-photoがある限り、写真の上達がなさそうなかんじです。


さて、タイトルにある、「トリミングで絶対に忘れてはならないこと」。
これってなんだかわかりますか?

こたえは

「犬は動いている生き物である」ということです。

多くのトリマーさんは、テーブルの上で犬をトリミングし、あるときは鏡に写し
スタックさせた状態で、その仕上がりの良し悪しを判断します。

うちのハンドラー氏は、トリミングした犬はすべていったんテーブルから下ろし
リードをつけた状態で、アップダウンを見て、フロント、リアがどのように見えるのかをチェック
そして、トップラインをやや犬と距離を置いた位置からチェックをして
(審査員が審査をするときの犬との距離程度)



犬が、動いた状態でどのように見えるのか。

これをチェックします。

犬は生きていて、動くものですし、犬が動けば筋肉も動くし
風に毛がなびくし、動きによって見えかたが変わってくるものです。
ですから、トリミングでとても大事なことは

かならず、テーブルの上からいったん下ろして、誰かに動かしてもらって
動いた状態の、前貌、後貌、側貌、トップラインをチェックして
修正が必要なときには、かならず修正をするようにしてください。

また、テーブルの上でスタックした状態と、グラウンドでスタックした状態では
犬の見え方、体重のかけかたなども変わってきますので
トリミングをしたらかならず、「動いた状態」でどう見えるかをチェックしてください。

犬は生きている生きもので、テーブルの上の作品ではなく
だからこそ難しいし、だからこそ面白いのだと、おもいます。
彫刻だったら、風が吹いても揺れないし、形も崩れないけれど
犬は、風が吹いても、動いても、見えかたが変わってしまうし
でも逆に、躍動感とか、犬種らしさは、動いたときにこそ
あらわれるものだと、おもいます。





トリミングは奥が深く、面白いものだとおもいます。
今週のFCIでも、たくさんの犬たちをエントリーします。
あたたかく応援していただけたら、、、とおもいます!



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ネームタグ 00:07
怒涛のゴールデンウィークのドッグショー、そして近畿インターから戻りました。

近畿インターは、コーギーのジャッキーが、B.O.Bからグループ2席
ワイアーフォックステリアのボビーがグループ3席、ケアーンテリアのリキがB.O.Bグループ4席
ジャックラッセルテリアのエナジーがグループ1席、スコティッシュテリアのドルチェがグループ4席
大変でしたが、どうにかゴールデンウィークのドッグショーを終えることができました。

7月にはJKCのドッグショールールが改正され、国内産犬であるならば
インターチャンピオン、シュープリームドッグであっても
クラブ展にエントリーできるようになるとのことで、待ち遠しい日々ですが
7月1日までは、じりじりとした思いで、ただただ、待ち遠しいです。

たとえば、この近畿インターでも、近畿インターの前の大阪の展覧会から
同じジャッジパネルの外国人の審査員の方々が5日、6日、7日のクラブ展で
審査を行い、クラブ展に出られる犬たちはそこでグループ戦なりベストインショー戦で
審査を仰いでのこの4日目の近畿インターとなるわけなのですが

わたしたちがFCIショーにスペシャルでエントリーしている犬たちの
ほとんどが、インターチャンピオンか、外国チャンピオンか、シュープリームドッグのため
クラブ展にエントリーすることができませんでした。

つまり、外国チャンピオン、FCIチャンピオン、シュープリームドッグは
FCI一発勝負なわけです。
犬も何日か続けてドッグショーに出してウォーミングアップしてFCIショーに向かえるのと
FCIショーにしか出せないで一発勝負とでは、ショーのリズムを戻すのも大変で
この数年間とても苦労をしてきました。
それでも、ジャッキー、リキマル、エナジー、アメリカチャンピオンのドルチェも
この一発勝負に良い成績を残せて少し安堵していますが、7月になれば
日本産のシュープリームドッグたちもクラブ展にエントリーできるようになります。

ちなみに、うちのチームのシュープリームドッグ、外国チャンピオンたちは
前回の四国のショーから約20日間ドッグショーに出られませんでした。
チームのスペシャルのショードッグが20日間もショーに出せないとは、、、
調整にも苦労するし、磨きに磨いたスペシャルを披露できないということは
ハンドラーにとっては、ものすごくやきもきする思いでした。
アメリカでは、チームのスペシャルを背負うショードッグは毎週毎週
3日も4日もドッグショーにエントリーし、勝負をかけてポイントスコアを
伸ばしていくし、その連戦の切磋琢磨こそ、ハンドラーとショードッグの
歩みですから、20日もエントリーできないというのは大変に、、、辛かったです。

ドッグショーが大好きですし、より良い犬を、良いコンディションで
(メンタルも、ウェイトも、コートも、すべて)
ドッグショーに来ている審査員だけでなく、ギャラリーにも、みなさんに
披露したいという気持ちでショーに向かっていますし
毎週、定期的にエントリーできることによって、ショードッグたちの
メンタルのリズムをつくることも、これまで以上につくりやすくなると思います。
毎週、毎月、毎年、いかにショードッグのハートをつぶすことなく
リングの中が世界一たのしい場所だと思わせてあげられるか、
毎回、輝いている瞬間をつくってあげられるのか、そのことをたえず考え
日々の犬たちのケア、声かけに努めています。

ようやく、ようやく、7月1日からルールが戻ります。
光が見えた、という感じです。
毎週、チームのスペシャルのショードッグたちを存分にショーに出し、
状態を上げショーに向かうことができます。
悶々としてきた、この数年間。
7月よりルール改正となるので、また更なる努力を重ね
犬を磨いてドッグショーに向かいたいと思っております。

オーストラリアで怒涛のごとく写真を撮りまくってきた反動か
ゴールデンウィークは全然写真が撮れませんでした、FCIショーは
写真を撮る間もなく、パドックを稼動させることに精一杯だったのですが
いまはいろいろ、しなければならないことが多すぎて手が回ってません。
が!
そのうち、アシスタントのEduradoとカンちゃんで全部まわしてくれるでしょう!
アメリカのプロフェッショナルアシスタントの仕事を熟知したEduradoは
カンちゃんにも、良い刺激になってくれるとおもいます。

このゴールデンウィークのショーで、ジャックラッセルテリアのコタちゃんが
チャンピオン完成しました、5回のエントリーでのフィニッシュ。
コタちゃんの弟のスカイがジャック展オーバースペシャルでA.O.Mで
ベストドッグは、2010年ぺディグリーアワード#1のサブちゃんでした。
リザーブウィナースビッチに、まだ若いBayrock Ruby Roseでした。
Ruby Roseは、初めてのドッグショーでした。
オーストラリアでお勉強中のマーヤも、またポイントを伸ばしたようです。
ただ、1ヶ月間はお休みで状態を上げてからショーに出そうとおもうので
もうしばらく待機です。

いろいろ長かったゴールデンウィークですが、文章にしてしまうと
あっという間のような、、、たまっているデスクワークの量だけは
さすがに長かった遠征を感じさせます。

たまったデスクワークと、洗濯物と、ドッグショーの荷物の片づけを
がんばって終わらせて、今週はまた佐賀までの長い長い遠征です。
ブログも少しづつ更新していこうと思いますので、どうぞ、お付き合いください。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

Team Clumberup × DiA オリジナルドッグネームタグ

3月11日の大震災を経て、愛犬を守るために必要なものとして
●マイクロチップ
●クレートトレーニング
●ネームタグ

この3つの大切さを再認識しました。
愛犬と離れ離れになったり、迷子になったときに、すぐに自分の愛犬を
見つけることのできる手段として大切なのが、マイクロチップとネームタグの
ダブルでの認識だとおもいます。

とはいえ、テリアやドーベルなどの犬らしい犬につけるような
ファンシーでない感じのネームタグを探すのがなかなか困難で、、、。

知り合いのアクセサリーデザイナーさんに頼んで、オリジナルで作ってもらいました。

このネームタグのポイントは

●軽いので犬の負担が少ない。(6グラム)
●好みの文字を刻印できる。(名前、電話番号、マイクロチップなど)
●オールハンドメイドでつくっている。
●人間がつかっても遜色のないくらい素敵なデザイン。
●どの犬にも似合うようなシンプルな形状。
●刻印の文字がはっきりしていて見やすい。


想像以上の仕上がりで、とても気に入っています。
すでに15件くらいお問い合わせをいただいて、第一段、第二段の制作を
急ピッチで進めております。
いちばん最初にオーダーされた方のぶんは、まもなく手元に届きますので
ご連絡させていただきます。
うちのワイアー、ボーダー、ジャックたちに使っていますが使うほどに
シルバーの素材、真鍮の素材の味わいがでていい感じです。

ブログに載せたらたくさんのお問い合わせがあったので、ベースとなる
タグを多めに頼みましたので、みなさんのオーダーが可能になりました。

オーダーされる方は、Microtip in meとか
携帯電話の番号と自宅の番号とか、飼い主さんの名字とか
それぞれお好みの文字をオーダーされています。

タグの代金は、6000円で、2行までの刻印代が含まれます。
もし3行目をご希望でしたら(Microtiped など)3行目からは
オプションで1行1,000円で刻印することができます。
ただ、文字の分量は3行までがマックスだとおもいます。
シルバーと真鍮とありますので、希望の材質と

1行目:
2行目:
3行目:

(例 1行目:PEKOE 2行目:053-545-0537 3行目:Tsuyuki Hiroshi)

ご希望の文字要素をお知らせください。
2週間程度で仕上がるとおもいます。

タグはこのような感じでとても良い雰囲気です。






こちらは非売品ですがハンドメイドのお気に入り。


ドッグショー会場でひなたぼっこ。
タグが見えない!



オーストラリアで・・・あいかわらずソファでテレビを見るのが習慣の我が愛犬。
なにしに行ったんだか、、、。



タグは、ハンドラー氏も絶賛の力作です。
この軽さと薄さがすごくいい感じです、シルバーを打ってつくっているので
質感がとても良いのです。
ぜひお問い合わせください。

シャンプー、トリミング、ペットホテル、テリアのストリッピングなど
ご希望の方、おはやめにご連絡をお願いします。


【お問い合わせ先】
053-545-0537
clumberup@yahoo.co.jp


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いましかできない経験。 03:51
ここ数日、お天気もよく、だいぶ春らしく暖かくなってきました。
広いランは、チビ犬たちの保育園。

いっぱい遊んで


プロレスして

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リンゴは、青森から来たのだろうか? 21:07
今日も、朝から、犬たちにごはんをあげて
(わたしは犬たちのフィーディングの時間が好きです。)

犬たちの体調や、毎日の様子を見て、太ったり痩せたりをチェックしながら
ごはんをあげていくのが好きで、もちろん、ぺろっと食べてくれると嬉しいですが
食べない子にも、「ごはんを残さない」トレーニングをしていくのですが

どんなに小さな犬でも、いちばん大きな食器に、パラパラとしか
入っていないように盛って、鼻でつぶさないような、ふんわりしたやわらかさと
ふんわりといい匂いがするごはんをつくって、いつも食べるのが遅い子が
慌てて食べるときは、やったぜ、という感じになります。

だいたい、食べの悪い子も2ヶ月くらい「ごはんを残さない」練習をすると
きっちりと、ごはんの時間にごはんをしっかり食べるようになります。
ワイアーやドーベルマンの子たちは、ケアーンやジャックたちに比べると
繊細なぶん、フィーディングはすこし難しいですが、うちはもりもり食べます。
ドーベルマンのタイガーは、ごはんのときは、頭をなでてもらって
粉ミルクをふりかけみたいにかけてもらわないと手をつけないぞと決めていて
毎日、儀式のように、目の前で粉ミルクをふりかけ、頭をなでなでして
ごはんをあげるようにしています。
この時間は、1頭1頭とのコミュニケーションだし、犬の調子や雰囲気をみる
大事な時間だと、おもっています。
食べるのがはやい子、遅い子、好き嫌いのある子、ない子、1頭1頭違いますから
1頭1頭の顔色をみながら、毎日ごはんをあげています。

ごはんをあげて、ランにいる犬たちとボール投げしに行って
犬たちみんなヘトへとになるまで走ったら、こんどは、玄関の草むしりのつづき。
先日、草むしりしていたら携帯を壊してしまって最後までできなかったので・・・

シニアチームと、ちびっこ1匹と、軍手に長靴でノラ仕事です。
スコップをもって、雑草を根から抜くようにしているのですが
どうしても、元気いっぱいに咲いているタンポポを抜いてしまう気になれません。
なぜだか、タンポポだけは残しながらの草むしりでした。


草むしりをして、土を足しました。

ひなたぼっこする犬。

猫の手にもならないけど。

土の犬(テリア)とともに、土いじりする時間は、リラックスの時間。

シンボル・ツリーの桜の蕾は、いまにもぱちんとはじけそうなほど。

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携帯に連絡ください。 00:52
今日、玄関の草むしりをしているときに、

携帯を落として、壊してしまいました。
すぐにドコモショップに行って機種変更をしましたが...
落としたときに、基盤まで壊れてしまっていて、

あたらしい携帯へのデータの移行ができません...とのこと。

アドレス帳も!?
これまで撮ってきた携帯のカメラのデータも!?
メールも!?

なにもかも、あたらしい電話にデータ移行できず、だそうです。

困りました(汗)

これを機に、i phoneに!とも思わなくもなかったのですが
Mac book airをいつも持ち歩いているので、日頃スマートフォンの必要性は
さほど感じないので、携帯電話は、国内外で変わらず電話ができて
メールができればいいのでこれまで通りドコモで、これまでと同じ番号
おなじ携帯メールアドレスです。

ブログ担当者の携帯のメールをご存知の方、お電話番号とメールアドレス
携帯まで送っていただけると、とっても、たすかります!


もしくは、clumberup@yahoo.co.jpまで連絡先を送っていただきましたら
あたらしい携帯に登録しますので、よろしくおねがいします。



ルームドネーション、まもなく福島のほうから、我が家にいらっしゃる予定です。
2階のお部屋を、ご家族とわんちゃんで使っていただきます。
ここは山の中で、コンビニやお買い物にはちょっと不便ですが
窓から見える桜の花や、下を流れる川、夜は星がきれいです。
きっと、地震のあった3月11日以降ずっと、心身ともに大変な日々であったと思います。
この浜松の、お山の中で、ゆっくりのんびり暮らしてもらえたらなと、おもっています。



オーストラリアから来たRuby roseトリミングしました。
コートをつくっている段階です。


オーストラリア No,1ボーダーテリアの息子、Angusが来日します。

ワールドドッグショーでBest Of Breedを獲得したブリーダーさんから来ます。
なんと、この子にはアメリカから50件近いのオファーがあったそうですが
なぜだか、我が家にくることに。
アメリカの有名なブリーダーがオファーを出したので、うちに来るのはまず
ムリかもと半ば諦めていたのですが・・・あなたたちに送るわと連絡が。

日本でボーダーテリアの健全なブリーディングをするのは、
牡がいないのでこれ以上はムリ!という切実な悩みを抱えていましたが
すばらしい男の子が来日します。
最高の頭部、うつくしいボディ、健全なキャラクター。
すでにメルボルンで行われたオールブリードショーで
ベスト・パピー・イン・ショーを獲得しています。
以前にも書きましたが、ボーダーテリアはハンドラー氏ともどもほんとうに大好きで
ドッグショーで勝ちたいとか、ナンバーワンになりたいという気持ち以上に
一生涯のライフパートナーとして最高に素晴らしい犬種だという思いがつよく
この素晴らしい犬種を、細く長く、続けていきたいという思いです。
Angusのブリーディングも、まだまだ先のことになると思いますが
ほそぼそと、残していかれたらと思っています。
昨日、今日、ボーダーテリアのパピーたちが巣立っていきました。
心豊かな犬生を、あたらしいご家族とともに過ごしてほしいと願っております。

このお方は、間もなくオーストラリアでのショーがスタートします。

検疫期間も、あとわずかとなります。
オーストラリアはすべての書類、健康チェックが済んでいても30日間検疫です。
送る前はすごく心配したのですが、実際に行ってみると、現地のハンドラーは
週2回、面会に行ってくれるし、検疫所から20分のところに住んでいる友人も
毎日のように面会に行き、お散歩して、トリミングしてくれているので
日々、送られてくるメールの写真では、とても元気そうにしています。
検疫所のお世話担当の女の子に溺愛され、要ダイエット!とお願いしたにもかかわらず
またまた、検疫所でも甘やかされ、スポイルされて、コロッコロしてます。

オーストラリアでマーヤをショーイングするのは、Team Claycoですが
Simon Millsの親友で、昨年までNo,2ジャックラッセルテリア、Gr.Ch.Lemosa I am the Man
をショーイングしていた、Mrs.Ann Nightがマーヤのお世話に通ってくれています。

I had her on the lead and “show walked” her,
a real dream,
loose lead gaiting nicely and walks into a show stance .....looking for bait !!!!

I think she has lost a little weight,
you can see a bit of a waist line,
she will be weighed again on Thursday,
so they are monitoring her quite well.

Will give her another run on Wednesday,
she seemed to enjoy it so all is well.

ということで、Annがマーヤにリードをつけてショーウォークしたところ
"a real dream"だったようです。(まじめに歩いてくれてよかった。)

そして、みなさん一丸となって、ダイエット大作戦してくれているようです。
ウェストのラインが少し見えてきたと書いてあります。
誰もが日本を心配するさ中に、日本からやってきた小さな女の子を
みんなが大事にお世話をし、夢をかなえようと頑張ってくれています。
帰ってきたら思う存分、山犬生活させてあげるから、すこしだけ、がんばってねと
飼い主、さみしさと日々戦っています。

このほかにも、海外に行く犬のこと、来る犬のこと、準備に追われています。
本部展で帰る予定だった子も、帰国が延期になったりして
書類もつくり直しがあったりして、7月くらいに延期になりそうです。

海外でも、日本への不安は増すばかりで・・・
大丈夫な人たちが、大丈夫な活動を、まじめに、淡々と行うことは
海外から日本を見守ってくれている人たちを安心させるためにも
大切なことだなと、おもっています。


* * * * * 持続可能な現地サポートを * * * * *


仙台のドッグウッドさん、JOKERさんともに、支援物資の受付を
いったん、ストップされるとのことです。
みなさんからの物資がたくさん届いたため、その置き場所や仕分けなど
きっと、とても大変なことと思います。
必要なのは「今」だけではなく、1週間後、1月後、半年後…
レスキューされた犬たちの命がある限り、ずっと必要になるとおもいます。

できるだけ、冷静に、ふつうの暮らしを継続しながらも、頭の片隅に
被災地にいる犬たちと飼い主さんのことを思い、季節がかわるごとに
必要なものはないだろうかと考え、いまは被災直後の物資がたくさん
届いているようですので、少し時間を置いてから届くようにして差し上げると
きっと助かると思います。

なお、3月31日更新のJOKERのHPでは、店舗での支援物資の受付は
継続中とのことです。
ひきつづき、ご自宅にあるもので、現地で使ってもらえそうな犬猫グッズがありましたら
JOKER店舗までご持参ください。


* * * *毎日たくさんのクリック!ありがとうございました。感謝!* * * *


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ブリーダーとして、いま考えること。 05:33
ここ数日、いろいろなことを考えつづけています。

今日発表されたニュースによると、一般社団法人ペットフード協会(東京都千代田区 会長 越村義雄氏)は、
3月25日午後4時現在会員社37社より約293トンのペットフードの支援が出来ることになったそうです。
犬用170トン、猫用121トン、うさぎ用2トン。
この支援総量は、約13,000頭のペットの1年間分の給与量にあたるそうです。

先日より、「長期的かつ持続可能であるために」ということを
考えつづけてきましたが、ペットフードメーカー37社が手を取り
このような活動で、長いスパンで被災動物たちの支援を手助けしてくれる
ということは、すごいことだと感じました。

「緊急災害時動物救援本部」から要請のあった
指定の物資使用各自治体の引受・保管先及び社団法人日本獣医師会などに
すでに約80トンのペットフードの出荷をしたとのこと。

なお、まだ出荷していないペットフード支援物資は受け入れ先のスペース確保や
住所、連絡先等の情報を入手次第、順次出荷していくそうです。

3月25日現在の新たな支援先:
1.山形県動物指導センター
2.宮城県仙台市動物管理センター
3.福島県県中保険福祉事務所
4.福島県いわき市保健所
5.社団法人日本獣医師会 新潟地域への避難動物 犬500頭、猫200頭


いま、各地のボランティア団体さんのもとには、多くの物資が届きはじめ
仕分けの作業や、それらを、必要としている人たちのもとに届ける「運搬」の
作業が必要となってきているようですが、それについても、アニコム社が
ボランティアを請け負い、運搬のお手伝いもしはじめたそうです。

仙台のドッグウッドさんのブログでも、宮城県沿岸地域の現状や
避難所の屋外で生活している犬たちの様子などがアップされています。

ここ数日、自分たちが話し合っていること、思っていることについて。
それは、犬を育て、あるいは子犬をブリーディングしてお譲りする立場として
するべきことについて。

「社会と心地よく共生できる犬を、育てるということ。」

これが、とても大事だと痛感しています。


避難所生活が長くなれば長くなるほど、愛する人や家や思い出や
多くのものを失い、心も体も疲労し、PTSDなどに悩まされる多くの被災者にとって
避難所の生活それ自体も、疲労が疲労を呼んでしまうのかもしれません。
もちろん、愛犬家は、間違いなく避難所に愛犬も一緒に身を寄せたいですし
犬と一緒に居ることがしあわせ、犬も家族の一員、
離れて暮らすことなんてできない、そうおもうことでしょう。

しかしながら、避難所に暮らす人のなかには、犬が苦手な人もいる。
もしかしたら、犬は好きだったかもしれないけれど、いまは犬をかわいいと
思える心のゆとりが持てない人もいるかもしれない。
犬と長く暮らしている人には気にならない犬の毛や、臭いや、声が
気になる人もいるかもしれない。

自分たちが、あらたにパピーを迎えるオーナーさんに伝えるべきことは

●犬を迎えたら必ず、クレートトレーニングをしてください、ということ。


クレートトレーニングは、犬と暮らすうえでの基本中の基本です。
ショーでお預かりする犬たちのなかにも、最初はクレートに入れないわんちゃん、、
意外と多いです。
うちの子、問題を起こす子じゃないから・・・イタズラしないから・・・
狭いところに入れるのはかわいそうだから・・・さまざまな理由で
クレートを使わない飼い主さんもいますが、クランバーアップでは
クレートトレーニングは絶対必要だといつもオーナーさんにお伝えします。

犬の安全を守るということ、あるいは、クレートの中にいれば安心だと
犬が理解することで、災害時に犬をストレスや不安から守ってあげることも
できると思います。

実際に、東松島市で被災したジャックラッセルテリアのウーちゃんも
大地震の中、クレートでお留守番していたために、パニック等も起こさず
飼い主さんが迎えに来てくれるまで迷子になることもなく待っていられました。
この地震で、地震その後にパニックを起こし迷子になってしまった犬も
東京都内でもかなりたくさんいると聞きました。

また、避難所やその他、犬が苦手な人たちとの共存を目指す場合に
クレートトレーニングは、ぜったいに不可欠だとおもいます。
クレートに無理やり入れるのではなく、犬自身が自らクレートに入り
クレートに入ると吠えることなく、騒ぐことなく、リラックスして眠ってしまう。
これが理想だとおもいます。

震災直後は、環境がいくつも変わることがあるかもしれません。
でも、犬にとってはクレートさえ変わらなければいつもハウスはおなじです。

クレートに入った犬が吠えず、静かにしていれば、クレートにタオルなどをかぶせて
毛などが飛ぶことを防ぐ工夫をすれば、犬が苦手な人にとっても
だいぶ、ストレスがかからないのではないでしょうか。

クランバーアップでは、生後3ヵ月までパピーをお渡しすることはありませんが
生後60日を過ぎた頃から、クレートトレーニングをはじめます。
1頭1頭、クレートでお昼寝、お留守番がしっかりできる状態にしてから
お渡しするように、心がけています。

また、もしも飼い主さんになにかが起きたときには、ドッグウッドさんのような
ボランティアさんに我が子を委ねなくてはならない時が来るかもしれません。

ですから、
●誰にでも爪を切らせる。
●誰にでも触らせる。
●人や犬を噛まない
●吠えない。 
●誰にでも体の隅々まで触らせる。

これらの、社会的な協調性を身につけさせることも大事なことで
「うちの子、知らないトリマーさんだと噛みます」ということでは
いざというときに、困ってしまいます。
また、多頭飼育管理の場合には、リードをつけてお散歩でなければウンチをしない
という子は世話をする人にとってとても大変になりますので

●サークルやエクササイズペンに出したら排泄をする。
●夜眠るときはクレートで眠る。

これも、パピーたちに教えていることのひとつです。

社会とより心地よく共存できるよう、社会性を身につけたパピーを
育て、オーナーさんにお渡しし、またオーナーさんにも
社会性のトレーニングが、犬にとって必要なことなのだと
きちんと説明し、理解をいただくということも、わたしたちブリーダーにとって
必要なことなのだと強く感じています。

世の中、犬好きの人ばかりではありません。
犬好きの人間ばかりが集まると、その点を忘れてしまいがちですが...
犬が苦手な人にも受け入れられる犬に育てるという意識を持つこと。
これは、飼い主さんとしての責任ですし、飼い主さんに啓蒙するのは
ブリーダーの責任だと自覚しています。
知らない犬に吠えられた、犬が吠えてうるさい、飛びつく、排泄物の臭い
など、犬嫌いな人が犬を嫌いになった理由をつくったのもまた
他ならぬマナーの良くない犬の飼い主さんだったりするのかも、しれません。
だから、社会と心地よく共存できる犬を育てるという意識を
まだパピーの頃から、もってもらえるように、わたしたちブリーダーは
オーナーさんに、説明責任があるとおもいます。


こちらは、アメリカの有名な訓練士テリー・ライアン先生と優良家庭犬普及協会で
デモンストレーションした、「グッドシチズンテスト15項目」のチェック項目です。

ここまでできれば、完璧!だと思いますがまずは、基本中の基本、
クレートトレーニングを、はじめてみてください。

サークルを使用している方、避難所での生活や車での移動は
サークルでは、できませんので、ぜひクレートトレーニングを
見直してみてください。

また、このような震災に際し、あらためて実感するマイクロチップの大切さ。
たとえば、黒いラブラドールの男の子が10頭保護されているとします。
飼い主には、顔、大きさ、態度、あきらかに、この1頭が自分の子だとわかっても
第三者に、客観的にそれを証明する方法は、ありますか?

自分の子が、自分の子なのだと証明する世界でたった一つの方法が
マイクロチップです。
マイクロチップの装着は、今後必須だと思います。

また、マイクロチップだけでなく、犬のネームタグをつけておくことで
犬の名前、飼い主の電話番号など、保護した人が迅速に飼い主に連絡できる
重要な目印になりますので、ネームタグはかならず必要だとおもいます。


また、狂犬病予防接種の鑑札なども、かならずすぐに分かるところに。

クレートトレーニングは必須です。
また、クレートには給水器を付けるようにすると
もしも帰宅難民などになって長い時間、家に帰れなくても
犬のお水の心配をせずにすみます。


クレートには、犬の名前、生年月日などを書いておきます。
これは、ナスカンで名札をつけています。

いま、そしてこれから、自分たちにできることはなにがあるでしょうか。
あるボランティアのベテランさんに今日、お聞きしました。

「まずは、自分の愛犬をしっかり飼うということを皆さんに伝えてください。」
と言われました。

ブリーダーは、犬を売ったらおしまいの仕事ではありません。
末永く愛してもらうため、また、いつ、どんなときにでも、誰にでも愛される
グッド・シチズンドッグになれるよう、パピートレーニングの重要性を再認識し、
飼い主さんに対しても、地域社会と心地よく共存し、愛されるような犬育てを
お願いしつづける必要があると、このような災害に際しあらためて強く感じています。

ミャーミャーと産まれたその日から、人の手をかけて育て、人の愛情をかけて育て
人に慣れ、人の暮らしに合わせ、寄り添い、従うパピーたちを育て
オーナーさんにお渡しするのが、自分たちの責任なのだと感じました。


また、災害時にも犬をあたたかく地域避難所に受け入れてもらうためにも
日頃から、犬の吠える声、排泄物、お散歩時のトラブル回避等、、、
地域コミュニティに愛される犬育てを、心がけなくてはならず
いまの自分の愛犬との暮らしは周囲コミュニティにどう思われているのだろうか?
ちょっと頭の片隅に意識してみてください。

支援、レスキュー、サポート。
いま、目の前にするべきことは当然にたくさんありますが
犬をブリーディングし世に送る側の立場として、
犬を迎えたご家族とその愛犬が、地域社会と持続可能な心地よい関係を築くために
しなくてはならないことについて、オーナーさんとともに考えることは
とても大切なことなのだと...そんなことを考えている次第です。


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通常業務やおしらせなど。 04:36
またこんな時間まで、猛烈な勢いでデスクワーク終わらせました。
ふう、とため息。

イギリスから帰国して以降、地震のことや胃潰瘍などで通常業務が
できずにいまして、ブログも被災地のボランティアに関わるインフォメーションを
主とした内容を多く掲出してきました、インフォメーションボードとして
情報掲出していく趣旨は今後も、おなじです。

今日は、メールやコメントなどでケネルのほうのお問い合わせ事項や
パピーのことなどの問い合わせが、昨日今日くらいから頂きましたので
今日は、本日の業務報告など、など、です。


JKCのチャンピオン登録の書類、名義変更の書類、会員継続の書類
クラブ員の皆さまから届いた書類はできるだけスムーズにJKCに
書類手続きなどをするようにと、心がけております。

今晩の大きな仕事は、ワクチン証明書の整理!
3月11日に獣医師の往診により、当ケネル全犬のワクチン接種を完了しました。
当ケネルでは、すべての犬に1年1度、9種混合ワクチン接種を行っています。
狂犬病ワクチンも、1年1回、全犬接種を行っています。
そのため、それぞれの犬のワクチン証明書を仕分けして、
封筒につめてオーナーさんに送る分を宛名書きして明日送る準備。
毎年この時期は、全犬ワクチンで、獣医さんの請求書が来るのが恐怖〜
というくらい獣医さん代もかさみますが、犬たちを育てケアするケネルとして
最低限の責任のひとつが、1年1度のワクチネーションだと思っています。
ちなみに、うちで残すパピーは、生後60日、90日、180日と3回のワクチン接種で
ワクチネーション完了、その後は1年1度のワクチン接種を行っています。

今日は、それらの獣医さんのワクチン証明書の整理。
うちの犬たちの分は整理してわかりやすいようにファイリングして、保管。
ドッグショーのお写真、その他、オーナーさんに送る書類などの
デスクワークや、管理ソフトへの入力など、など、今日は集中できました。

また、間もなく行う今年の狂犬病予防接種を受ける犬たちのリストづくり。
里親さんで巣立った子、パピーで巣立っていった子、新しく受ける子、
全犬のリストを作成して、もれなく、ワクチンを受けられるようにと
1件1件、チェックしました。

それから、これから海外に渡航する犬たちの書類づくり。
ジャパンインターの中止により、お迎えに来る予定だった
外国の犬たちも、しばし出国時期を待っている状態・・・なのですが
書類だけは、正確に、つくっていないといけないのでこちらもチェック。

これらの、めんどくさーい小さなデスクワークも、山と積もると
ほんとに大変になるのですが、ケネルマネジメントには、欠かせません。
玄関には、明日、ヤマトの集荷でピックアップに来てもらうメール便が
山のようです。

それから、今日はイギリスからの荷物が届いたので、ご希望いただいた
ハンティングコート、リード、などをそれぞれのサイズごとに仕分けし、
うちの小さいジャック、大き目のジャック、ボーダー、ワイアー、ケアンたちに
協力してもらって、ご希望いただいた方のもとに、ぴったりのサイズの
コートが届くようにと試着会をしてから、荷物の仕分け、梱包そして
ヤマトで送る準備をしました。
ハンティングコートがびっくりするほど大人気で、現地では買えるだけ
買ってきたのですが、ぜんぜん足りていませんでした(汗)

あまりに人気で、今回頼まれた分で買ってこられなかった方が多くいたので
(すみません)
また近々、発注する予定でいますので、ご希望の方は連絡ください。
1ヵ月以内くらいには、お届けできるとおもいます。




今日、みんなで試着大会しましたが、やっぱりとても素敵。
ワイアーも、コーギーも、ジャックたちも、ボーダーテリアも、ケアーンも
「いざ、狩りに行こう!」というスタイルになってよく似合っていました。

カーキ色のコートの素材には、
「このコートは過酷な環境下での着用が可能です。洗濯機で洗えば洗うほど風合いが増します」
というような文章が書かれていて、いかにも実用重視のハンティングコート
という感じがします。洗濯機で洗えるというのがgoodだとおもいました。
先に頼まれた方、明日発送しますのでしばしお待ちくださいね!

それから、ハンティング・リードもご注文の方には明日発送します。

めちゃくちゃ使い易いです。
パピーのリードブロークン(はじめてのリードトレーニング)にも最適ですし
とにかく使いやすくて、毎日のお散歩や車に1本常備するにもすごく良いです。
色は、モスグリーンのみになります。
サイズは、アジャスターがついているので全犬種対応可能です。
(超大型の、超引っ張る犬だとキビシイかも)
このリードは、超使いやすいので、自分たち用にたくさん買ってきました!
まだ在庫がありますのでご希望の方はメールください!

それから、お問い合わせをいただきました、トリミングナイフは
在庫数が、【荒目:2本】【細かい目:2本】合計4本になりました。
ナイフ初心者の、とくにジャックやノーフォークテリアなどの毛には
使いやすいナイフです、ご希望の方はあと少しのみなのでご連絡ください。

それから、パピーの情報を教えてほしいという連絡が4件ほどありまして
何件か、メールを返信したのですが届いているか???なのでお知らせします。

ボーダーテリアのパピーは、女の子はすべてオーナーさん決まってしまいました。
男の子のみ、オーナーさん募集中の子がいます。
いちばん最初にご予約があったのですが、急な海外転勤となってしまい
オーナーさん募集中です。

ワイアーフォックステリアも、パピーは残す子以外は家庭犬として
迎えてくださるオーナーさんが決まりました。
いまは、ショークオリティのワイアーの子2頭のみとなりますが
パピーをご希望の方、4月に出産予定があります。

●2010年5月5日生まれ牡 英国系の大変に良い血液のショークオリティの男の子
(容易にチャンピオンフィニッシュできると思います。)
父犬:イギリスチャンピオン、母犬:JKCチャンピオン

●2010年8月生まれの女の子
(こちらもショークオリティです。)

この2頭のみ、オーナーさん募集しております。
見学をご希望の方はお問い合わせください。053-545-0537


【トリミングのご予約につきまして】

トリミングのご予約、新規でも良いですかとたまに聞かれますが
平日のご対応でも大丈夫であれば新規トリミング受け付けます。
3/20〜4/6まででしたら、ジャパンインターの予定でしたので
トリミングを受け付けることができます。
ケネルまでお問い合わせください。  053-545-0537





テレビのニュースでは、東京都のお水の問題がたくさん流れていました。
ケネルの下の、お水が涌いている沢には、お水をくみに来ている方が
たくさんいました。

ちょうどあと1週間で、4月がはじまります。
いつもなら、桜を心待ちにする季節ですが
今年はいつもの年とは違います。
少しでも、少しでも、寒さが遠のきますようにと、願っています。

誰もが安心して暮らせる、誰もが桜を心待ちにする
やさしくて美しい国に、日本が戻りますようにと祈るばかりです。

今日はちょっと疲れてしまったので、クラフツのお写真および
被災地の犬たちに関するインフォメーションは、明日また更新します。
今日もありがとうございました。



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